いつだって元気な私でいるために。
実は免疫力は20代にピークを迎え、40代になるとそれは半分にまで低下すると言われています。昔よりも風邪をひきやすくなったな…と感じる人は免疫力が低下してきているのかもしれません。
- 寝るとき何着てる?心地よい睡眠へと誘うパジャマの話キナリノ編集部
免疫力を高めるために見直したい生活習慣とは?
よく笑いよく泣こう
笑うとその刺激が脳に伝わり、免疫機能を活性化するホルモンが分泌されると言われています。辛い時こそ口角をキュッと上げてみましょう。それだけでも脳に刺激が伝わってくれますよ。
また泣くこともリラックス効果があると言われているので、泣きたい時には思いっきり泣くのがおすすめ。そうすることで心身ともにスッキリするはずです。
ストレスを発散しよう
ストレスを溜めこむというのは、やはり良いイメージはないですよね。ストレスは心の健康だけでなく、自律神経のバランスが崩れやすくなることで免疫力も弱まると言われています。そうすると体にも悪影響を及ぼしかねません。
さらに自律神経が上手く働かないと冷えの原因になるとも考えられるので、血行不良から栄養も体に行き届かない状態になる…なんてことも。
そこで大切になってくるのが「ストレスを上手に発散する」ということ。
先ほどのように笑ったり泣いたりすることで発散できる人もいれば、散歩をしたり本を読んだりと、一人時間を満喫することで発散できる人もいるでしょう。自分が一番リフレッシュできる方法でリセットし、ストレスと上手く付き合えるようにするのがポイントです。
自分を大切にしよう
自分のことを自分で認めてあげられる人、つまり自己肯定感のある人は、気持ちが安定していて心も傷つきにくい傾向にあると言われています。逆に自己肯定感が低いと、どんどん心が弱くなって不安でいっぱいになってしまうと考えられます。
その時々の精神状態が、自律神経のバランスの崩れやすさに大きく関係していると言われているため、メンタル面も免疫にとっては大切なポイントなんです。
例えば緊張する相手と食事をしても、食べ物が喉を通らないけれど、親しい友人との食事はワイワイ楽しく食べられる…というのは典型的なことで、緊張状態であるかリラックス状態であるかで、体内活動も変わってくると言われています。
自己肯定感を高め、自分を好きになり大切にすることが、心の安定の第一歩になると言えそうです。
温活をしよう
これから寒い季節に近づいていきますが、冷え性の人は血行不良が原因で様々な体内活動が円滑にいかなくなる可能も。栄養が全身に行き渡らないだけでなく、老廃物が滞留して上手くデトックスできない…なんてことになってしまわないように「温活」を意識しましょう。
お腹を温めるために腹巻をしたり、ブランケットや湯たんぽで足を温めたり。お腹や脚には大きな血管が走っているので、ここを温めておくと全身にもその温かい血液が循環し、効率よく体を温めることができると言われています。
食事などを含め生活習慣を見直して少しずつ意識することで、冷えにくい体を作っていくことができるでしょう。
バランスの取れた食事を心がけよう
免疫力アップのためには偏食せず、良質なたんぱく質や脂肪・ビタミン・ミネラルなど、さまざまな栄養をまんべんなく摂ることが大切になってきます。「お昼はサラダとおにぎりだけ」といったような偏った食事では、体を冷やす原因に繋がってしまうので注意が必要です。
食事量が少ないと熱量を作るエネルギー自体が足りていないので、代謝も下がりかねません。そうすると、免疫力もダウンしてしまう、なんてことにも…。
食べ物で体ができているということを再認識し、毎日の食事に目を向けてみてくださいね。
腸内環境を整えよう
免疫力と腸内環境は密接に関係していると言われていますが、そこで大切なのが腸内細菌のバランスなど腸の働きを整えること。だからといって、腸に良いと言われる食べ物をたくさん食べればいい…というわけではありません。
もちろん意味がないということではありませんが、腸内環境を整えるために良いと言われている発酵食品にマッチした食材を合わせることで、免疫力アップが期待できます。おすすめレシピをご紹介しましょう!
お腹に優しい「ヨーグルトのファイバーカレー」
食物繊維と発酵食品でパワーアップ「えのきのキムチ納豆」
腸が喜ぶ「ごま味噌ドレッシング」
お風呂にゆっくり入ろう
お風呂は体を効率よく温められるのはもちろん、リラックス効果や良質な睡眠も期待できます。全身の巡りを良くしながら、自律神経のバランスを整えることが期待できるので、1日の終わりはゆったりとお風呂に浸かるよう心がけましょう。
早寝早起きをしよう
夜更かしをしたり、休みの日はお昼まで寝ていたり…たまには良いですが、いつもとなると体内時計が乱れる原因に繋がることも。
疲れが蓄積しやすくなりホルモンバランスも崩れやすくなると考えられているので、基本とも言える早寝早起きを心がけることはとても大切なことです。
適度に軽い運動をしよう
やっぱり運動か…と思った人もいるかもしれませんが、ここで言う運動はストレッチやヨガなどの軽いもので大丈夫。激しい運動をする必要はありません。むしろ慣れていない人が強度を上げて運動をすると、体へのダメージも大きいので逆効果になることも考えられます。重要なのは継続していくことです。
いろいろな事を盛り込むよりは、曜日ごとにやることを変えたり、1日置きに取り組むなど三日坊主にならないような工夫をしていくと、自然と習慣化できるようになりますよ。
一説には大人が1日に笑う回数は平均15回、一方で子供は約400回笑うと言われているそう。
大人になると仕事や家のことなどに追われて、毎日があっという間に過ぎてしまいますよね。でも笑うという行為はストレス対策になるだけでなく、健康面でも良き効果が期待できると言われています。