今日も、お疲れさまです
また、疲れていると家族や友人、パートナーにきつく当たってしまうこともありますよね。睡眠をとるのはもちろん大事ですが、意識的にケアしてあげることも、疲れを癒すポイント。心とカラダそれぞれにおすすめのアプローチをご紹介します。
心のセルフケア
花の良い香りに包まれると、気持ちが安らぐことがありますよね。心地良い香りを嗅いだとき、私たちはその香りが「何の香りか」という理屈は抜きにして気持ちが安らぎます。これは、嗅覚が視覚や聴覚と違って本能に直接作用するからなのだとか。
香りでリラックスできるメカニズムは?
香りを嗅ぐと香りの成分が鼻の粘膜に付着し、電気信号に置き換えられて脳に伝えられます。このとき最初に伝達される脳の部分が「大脳辺縁系」というところ。ここは、快・不快などの情動に関わる古い脳です。一方、視覚や聴覚の電気信号は、知性に関わる新しい脳「大脳新皮質」に最初に伝えられます。この違いが、嗅覚の大きな特徴です。
その作用を利用してリラックス効果を得る人気の方法といえば、アロマテラピーですよね。エッセンシャルオイルを専用のストーンに含ませたり、バスタブに垂らしたり、ディフュザーを使うなど楽しみ方もさまざま。
アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使って、心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法です。
ディフュザー
素焼きストーン(アロマストーン)
アロマポット
1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)というのを聞いたことはありますか?これは、正確には「パワーが周波数fに反するゆらぎのこと」といわれていますが、少しわかりにくいですね。
例えば、(人間の)心拍の間隔、電車の揺れ方、小川のせせらぎなどのこと。なんとなく、「心地いい」というイメージの1/fゆらぎは、ろうそくの火の揺れ方も当てはまります。
人間の生体は五感を通して外界から 1/f ゆらぎ を感知すると、生体リズムと共鳴し、自律神経が整えられ、 精神が安定し、 活力が湧くと考えられている
夜眠る前など、お気に入りの音楽を聴きながらキャンドルを灯してみてはいかがでしょうか。アロマキャンドルなら、香りと炎の揺れ、ふたつの安らぎを得られておすすめ。火の元には十分ご注意を。
カラダのセルフケア
疲れているとき、恐らくほとんどのひとが休息をとりたいと考えるのではないでしょうか。もちろん、眠って疲れがとれればいいのですが、だんだんとそうはいかなくなることも。療養にはいろいろな種類があって、逆にカラダを動かす「アクティブレスト」という考えもあります。
アクティブレストとは
「積極的休養」とも呼ばれる疲労回復法です。
安静・休養・睡眠などの静的休養法に対して、疲労時に軽く体を動かすことで血流の改善を図り、疲労物質の排出を促します。
もしくは、ヨガのポーズを数種類だけ取り入れてストレッチをするのも理想的。けれど、疲れにダイレクトに届けたい!そんなときは、ツボ押しアイテムでセルフケアにトライしてみませんか。そもそも、ツボとはどんなものでしょうか。
私たちの体に無数に存在するというツボは、東洋医学では「経穴(けいけつ)」と呼ばれ、五臓六腑の異常「気・血・津液」が滞るところとして、鍼、お灸、マッサージを行うための場所と考えられています。
誰かにツボを押してもらえたらそれは気持ち良さそうですが、最近はいろいろなツボ押しアイテムが増えていて、セルフケアなら自分の加減でツボ押しできるのも嬉しいところ。
ボディマッサージ専門家が監修したカッサ
ぬくもりある天然素材で気持ちもほっこり
まるでヘッドスパ気分
テレビやパソコンはもちろん、タブレット、スマホと、どんどん増える便利なアイテム。生活には欠かせない存在ですが、目の負担も増してしまいますね。
おうちでできる簡単セルフケアで、明日も元気に
疲れたときにおすすめのセルフケアを、心とカラダふたつのアプローチでご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。疲れたときは眠りたい、もしくはマッサージに出かけるという方も多いと思いますが、ぜひ、おうちでできるセルフケアで元気を取り戻してみてくださいね。
家事や育児、お仕事などなど…めまぐるしい毎日の中で、どうしても感じる「疲れ」。疲れていると、元気が出ないだけでなく、ちょっとしたことでイライラしてしまったり、楽しいはずのことさえ億劫になってしまったり。