エイジングケアとは?
エイジングケアの意味
アンチエイジングとの違い
老化に対して医学的なアプローチを含む予防策をとっていくのが、アンチエイジング。一方、エイジングケアは、日々のお手入れで本来持っている肌の力を引き出していくもの。つまり、基本的なスキンケアを大切にするということです。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
なぜエイジングケアが必要?肌の変化と老化のサインについて
加齢によって肌の状態は刻々と変化していきます。まだ大丈夫と思える若さでも、実は肌細胞が外的・内的ダメージを受けているかも。ここで、肌が老化していく原因となる3つのポイントを確認しておきましょう。
①ターンオーバーの遅れ
表皮が生まれ変わるサイクル=ターンオーバーが乱れると肌トラブルが起きやすくなります。その原因の1つが、新陳代謝の低下。30代くらいから代謝が下がっていくことでターンオーバーが遅くなり、乾燥や毛穴の黒ずみが気になりだします。
②バリア機能の低下
40代になると肌の角質層に含まれるセラミドが20代の約半分にまで減少してしまうそう。肌表面の保湿成分が失われると、ダメージを受けやすくなり肌がカサつきだします。
③ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れ(エストロゲンの減少)も肌ツヤと大きく関係しています。ホルモンバランスを整えるためには、適度な運動や生活リズムの改善が有効ですよ。
では、エイジングケアはいつからはじめればいい?
ではいったいいつからエイジングケアをはじめるのが理想的なのでしょうか。その答えは「できるだけ早く」。
エイジングケアの基本は、正しいスキンケアと日常生活の見直しです。それは、20代からでもはじめられること。
20代からの自覚 ― 丁寧な洗顔を
いわゆる「お肌の曲がり角」を迎えるのは20代後半。30代以降も肌をベストな状態で保っていくために、20代からやっておくべきことは丁寧なクレンジングと洗顔です。
30代からの心がけ ― 保湿が肝心
40代〜50代の習慣 ― 油分を補給
皮脂分泌が減少してくる40代以降は、角質層の水分を保つために油分の補給が必要になってきます。特に乾燥しやすい目元や口元には保湿クリームや美容オイルを活用しましょう。保湿成分としては、コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドに注目。
肌の敵に対するエイジングケアの方法は?
紫外線 ← 日焼け対策
紫外線を浴びると肌細胞が破壊され、シミやたるみの原因に。肌にハリツヤと透明感をもたせるには、日焼け対策は必須です!曇りの日、雨の日、冬の日も、肌に負担をかけすぎない優しい日焼け止めを塗りましょう。
乾燥 ← 水分補給
角質層の水分が不足してくると肌はカサカサに。刺激に敏感になって吹き出ものやシミ、シワが増えだします。潤いを失ってたるみが進むと、老け顔にもなります。
水分補給は内側からもしっかりと。毎日一定の水分をとるように意識して。
ストレス ← 十分な睡眠&リラックスタイム
ストレスや寝不足は肌の老化を加速させてしまいます。心を落ち着かせて、ぐっすり良い睡眠をとることが大事。夜更かしグセのある人は、早寝早起きできるように生活リズムを整えていきたいですね。
栄養不足 ← バランスのとれた食事
血液の循環を良くして内側から輝いていけるように、栄養バランスにも配慮しましょう。抗酸化作用があるといわれるビタミンAやβカロチン、疲労回復に役立つビタミンB・Cや葉酸などが肌の健康を助ける栄養素です。
体の冷え ← 温活
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エイジングケアは、女性にとって永遠の課題
美しい肌は、この先もずっとあなたの自信につながっていくはず。何歳になっても年相応の美しい肌でいられるように、さっそくエイジングケアをはじめてみませんか?
エイジングケアという言葉には「年齢に応じた肌のお手入れ」という意味があります。「アンチエイジング」と響きは似ていますが、「老化に逆らう方法」というわけではありません。