実はよく知らない「ボディブラシ」。あらゆる前知識と、おすすめ商品を知ろう
そこで今回はボディブラシのメリット&デメリット、効果的な使い方等、とっておきの「ボディブラシ」を選ぶために必要な情報をお届け。そしておすすめ商品を、高評価に絞ってセレクトしました。
ボディブラシについて基礎からしっかり理解しながら、あなたにピッタリの1本を見つけてみませんか?
前知識①:ボディブラシはなぜ人気?美肌効果&デメリット
ボディブラシの「メリット」TOP3
ナイロンタオルよりも、肌を傷めづらい
一方、ボディブラシは洗浄力に優れているので、たとえ優しいタッチでも肌を程よく、でもしっかりと洗い上げてくれます。
体を洗うだけじゃない、血行がよくなるマッサージ効果
また、血行が良くなるとリラックス効果もアップするので、心地よい眠りを求めるなら就寝前にブラシでマッサージするのも効果的です◎
背中に届く柄があることで、背中の毛穴汚れ・ニキビが解消されたという声が多い
特に、なかなかケアしにくくニキビもできやすい背中は、柄の長いブラシを使えば他の方法よりもしっかり丁寧に洗いやすくなるので、ブラシでのケアがより効果的な場所とも言えます。
✔【メリット】のまとめ
☑ 美肌を目指す人
☑ 乾燥肌など、肌が弱い人
☑ 冷え性の人
☑ 背中など、手の届きづらいところにある毛穴汚れ・ぶつぶつ(ニキビ)が気になる方
ボディブラシの「デメリット」TOP2
水をしっかり切らないと、カビが生えやすい
使用後にしっかり水を切ること、また保管は吊るして、通気性の良い場所を選ぶなどが必要です。
慎重に選ばないで買うと…失敗しがち。動物臭さが気になって使わなくなる場合も。
また、肌が強い人(刺激を求める方)、肌が弱い人(刺激を求める方)によっても、適したボディブラシが変わってきます。
思い描いた洗浄効果が得られるようにオススメ商品だけを参考にせず、下でご紹介している「素材の選び方」も参考にして、あなたに合ったものを見つけましょう。
前知識②:「ボディブラシの使い方」をおさらい
※いずれの場合も、日焼けや傷、炎症など、ダメージを受けている箇所はボディブラシの使用を避けるようにしましょう。
「お風呂場で体を洗う」ときの、使い方
ボディブラシは往復させるより、小さな円を描くようにしながら移動させると汚れもより落ちやすくなります。
ボディブラシ自体の洗浄力が十分ありますので、力は入れずとにかく優しく…、そして時間をかけすぎないように注意しましょう。
「ドライマッサージ」を行いたいときの、使い方
先述のとおり、お風呂場で体の洗浄に使うだけでも血行がよくなるマッサージ効果が得られますが、このように、お風呂の中ではなく、乾いた状態でのドライマッサージが効果的なんです。
とくに「体の血流やリンパの流れを改善したい」、「セルライトにアプローチしたい」など、マッサージ効果を得たい場合は、ドライのままのブラシでブラッシングします。シャワーや入浴前のタイミングがオススメです。
全身をブラッシングするときの順番(①~④)
②ヒップ
③おなか(正面は時計回り、側面は下から上)
④手指の先→脇
また、顔周りをスッキリさせたいときには、「耳の後ろ→デコルテ→肩」という順でなぞるようにブラシを動かし、リンパを流してもいいでしょう。
~【本題】ボディブラシの「選び方」+「おすすめ商品」をご紹介~
「ボディブラシの素材」「ボディブラシの形状」のポイントをご紹介しますので、おすすめ商品を知る前に、好きな素材・形状をチェックしてくださいね。
✔ ボディブラシの選び方1:素材(❶~❼)から選ぼう
❶ 馬毛|敏感肌、ドライブラッシング初心者にオススメ
撥水性があり、ブラシ自体の日頃のお手入れはしやすいでしょう。
❷ 豚毛|価格も良心的。角質洗浄&ドライもokな、万能ブラシ
ブランドにもよるので一概に言えませんが、比較的、馬毛とよりも「豚毛」のほうがリーズナブルな商品が多いです。
「豚毛」は、少し毛が硬めで、程よいコシがあります。ドライマッサージはもちろん、バスルームでの角質洗浄にも向いています。
❸ 猪毛|ベテラン向け。セルライト・角質対策に。
強いコシと硬さで、ドライブラッシングでは肌にしっかりとアプローチできる猪毛。
馬毛や豚毛の優しい肌触りでは物足りなくなった方の、次の一本におすすめです。
❹ 山羊毛|リッチな肌触りで赤ちゃんにおすすめ。体の毛穴汚れにも◎
化粧ブラシにも使われるほどの細さとしなやかさが特徴。お値段は少しお高めです。
赤ちゃんの体洗い用や、頭皮に使ってもいいですね。肌への刺激が少ない分、血行促進などの効果は期待しにくいと言えるでしょう。
❺ 植物繊維|血行促進・角質除去に。
❻ ナイロン|お手入れ簡単、用途に合わせて選べる。
水きれ、乾燥面が優れており、衛生的に使用しやすいのが大きな魅力。
一口に「ナイロン」といっても、商品によって細さ(=硬さ)が異なるので、好みの硬さや洗い上がりに合わせて選ぶ必要があります。
❼ シリコン|柔らかく丈夫、家族で使える
柔らかい肌触りは動物毛にも勝るほどなので、子供~大人まで安心して使用できます。ブラシ部分が細く、本数が多いほど泡立ちはよくなりますよ。
薄型のハンディタイプなどは形状も変えられるので、腕、足裏など、体の部位に合わせて包み込むようにも洗えます。
☑上手な素材の選び方の「まとめ」
☑ ほどよい刺激でマッサージ効果も得たい方➔ しっかり血行促進できる毛の硬さの、「豚毛」がおすすめ。
☑ ちょっとの“チクチク”でも痒くなる方・アレルギー体質の方➔ 獣毛ほど細かくないですが、「シリコン」がおすすめ。子供にもおすすめ。
☑ 毎日忙しくて、ボディブラシを丁寧にケアできない方➔ 水切れがよく、カビができにくい「シリコン」「ナイロン」がおすすめ。
✔ ボディブラシの選び方2:形(①~②)から選ぼう
① 「柄の長さ」があるか、ないか。
体のどこをどんな風にケアしたいかによっては柄の有無や長さも重要。
背中のケアには、背中全体に届く長さの柄があるものを。
角質除去など、ある程度圧をかけてブラッシングするのが主目的なら、掌でブラシを包み込める柄のないタイプがいいでしょう。
② 「紐・吊り下げ用の穴」があるか、ないか。
ブラシの素材や機能にばかり目が行きがちですが、ストレスなく収納が可能かどうかも重要なポイント。
特に入浴中に濡らして使う場合には、乾燥のために吊り下げが可能なものを選ぶのがオススメです。
✔ ボディブラシのおすすめ8選:Amazonの人気商品を厳選
4選 ‐「背中までしっかり洗える柄付きタイプ」のおすすめ
オーエ| ボディブラシ(馬毛)
背中も届き、収納にも邪魔になりにくい絶妙な柄の長さと確かな品質。Amazonランキングでも上位の常連となる人気のオーエ(Ohe)のボディブラシです。使用後の肌の違いに驚くほどの洗い上がりですよ。
柄は水に強いひのき。上手に扱えば、数年単位で使用することも可能です。
FRD|ボディブラシ2点セット(豚毛)
豚毛で硬さがあるので、「しっかり洗えている感が気持ちいい!」という、評判が高いブラシです。
シャワーもドライも両方OK、さらに長い柄のついたタイプとハンディタイプが2点セットになっているので、用途や部位によってそれぞれを使い分けられるのも嬉しいですね!
IRETION|ボディブラシ(ナイロン)
少しカーブした柄が、体にフィットしやすく洗いやすさもグッド。ブラシ全体がホワイトなので、浴室にぶら下げておいても視覚的に邪魔にならないのも選ばれる理由の一つ。
ブラシも柄の部分も人工素材なので、毛の硬さや持ち手の滑りやすさを感じるケースもあるようですが、何よりお手入れが簡単なのは魅力的ですね!
NKTM|ボディブラシ シリコン製
泡立ちよく優しくディープクレンジング可能なシリコンブラシ。
そして、その裏側には、マッサージに最適な凸凹が…。ボディはもちろん、なんと頭皮マッサージまで可能なんです!
全身をくまなくケアしたい方、ゴシゴシ感よりシリコンの優しいタッチを求める方に。
2選 ‐「毛穴の奥までクレンジングできる電動タイプ」のおすすめ
MiroPure|音波洗顔&ボディブラシ
ボタン1つでフェイス/ボディとモードを切り替えて使用できる電動ブラシ。
電動=ブラシが高速回転するイメージですが、こちらは1分間に約15,500回の「音波振動」によって汚れを取り除くため、摩擦で肌を傷める心配がありません。また、フェイスモードの場合、20秒ごとにブザーが鳴り、2分で電源オフになるなど、「洗いすぎ防止」機能もぬかりなし。
2年保証もついており、安心して使用できます。
Areti(アレティ)|電動・洗顔&ボディブラシ
全身トータルケアが1台で実現できるのが、圧倒的高評価のこの電動ブラシ。「①フェイスブラシ(直径33mm)」「②ボディブラシ(直径65mm)」「③ビューティーローラー」「④足用軽石」の、4つのアタッチメント付きなんです。
頑固な角質にアプローチできる軽石、フェイスラインのリフトアップに効果的なビューティーローラーは、何かと重宝しますよ◎ もちろん、ブラシの回転速度も調節可能です。
せっかく買うならフル活用してコスパも重視したい、という方にオススメ。
2選 ‐「こだわり屋さんにオススメの本格派タイプ」のおすすめ
NEAL'S YARD REMEDIES(ニールズヤードレメディーズ)|ボディマッサージブラシ(猪毛)
1本2役、ボディラインを整えたい方向けのマッサージブラシ。
猪毛でドライブラッシングすれば、角質をクリアしながら血行を整えてくれます。
特徴的なのは、もう片面のごつごつとした木製突起。腰回りや二の腕、ヒップなど、体のラインが気になる部分を強めに圧をかけながら引き上げるように動かすことで、マッサージ効果が得られます。マッサージオイルの使用がオススメです。
むくみに悩む方にも◎。
SHAQUDA|スーヴェ ボディブラシ ロング(山羊毛)
まるで羽毛で体をなぞるよう―そんな使い心地なのが、スーヴェのボディブラシ。やわらかな山羊毛を職人の手によってまとめ上げたブラシは、お値段はお高めですがそれも納得の品質。
週に一度のディープクレンジングとして取り入れれば、しっかりした洗浄力はもちろん、その極上の感触に自分を愛でながら磨き上げる贅沢さを実感できるはずです。
おまけ:「100円ショップで買える ボディブラシ」のおすすめ
キャンドゥ|ポリプロピレン ボディブラシ
はじめてボディブラシを使うという方は、本格的なブラシ買う前に、100円ショップの安いボディブラシをお試し用として使ってみてはいかがでしょう。
先述のとおりボディブラシは素材(毛)によって肌ざわりや効果に差が出ますが、初めてならばこだわらず、使用感を確認してみると安心です。思いのほか効果が期待外れでも、100均なら痛手が少ないですよね。
こちらは「キャンドゥ」で扱っているボディブラシ。シンプルなホワイトカラーですっきりとした印象。チープに見えませんね。
柄の部分(ハンドル)はしなやかで、くぼみ付き。持ちやすいですよ。
肝心の素材(毛)ですが、ポリプロピレンです。硬すぎず、柔らかすぎない、ほどよい弾力。ポリプロピレンの毛は、やや「ナイロン毛」と近い感覚です。無臭で扱いやすく、ビギナーさんにオススメですよ。
ちなみに筆者が実際に使ってみた感想は・・・毛を触ったときよりも、毛がやや硬い感じがするということ。買ったばかりということもあり、ポリプロピレン毛は、少し痛みを感じました。肩の後ろ~背中にかけて洗う時に活用したいと思いました。
100均アイテムですが“毛の触り心地”で使用感がつかめるようになるので、ひとつの基準となり、他のボディブラシ選びで役立ちますよ。
お気に入りのブラシをボディケアのおともに。
でも、「洗浄」のみならず、角質ケアやマッサージ、素材による特徴などを知れば知るほど、ブラシ1本が秘めた可能性に魅力を感じたのではないでしょうか?
正しい知識を得れば、口コミだけに頼ることなく、本当の意味で「あなたならでは」の1本を見つけることができるはず。
獣毛といえば、「馬毛」か「豚毛」。一番おすすめしやすい素材が「馬毛」です。なぜなら豚毛より、毛質が優しくやわらかいため。適度なコシも持ち合わせています。