毎年冬になると気になる、身体の冷え…
そこで今回は、冷えの原因を探りながら、身体の巡りを良くするために日常生活で心がけたいメソッド、身体を温める簡単レシピやスキマ時間に行いたいボディケアまでたっぷりとご紹介していきます!
なぜ身体は冷えてしまうの?
何気なくしているいつもの習慣が、もしかしたら冷えの原因に繋がっているのかもしれません。まずは、冷えの原因を探っていきましょう。
1. 姿勢が悪い
長時間、パソコンやスマホを使っている人は姿勢が悪くなりがち。肩が内側に入り背中が丸くなることで、肩や首のコリに繋がり、全身の筋肉も強張りやすい状態に…。それが血行不良の原因となり身体が冷えやすくなってしまいます。同じ姿勢が長時間続かないように、お休みを挟むようにしましょう。首や肩を回してストレッチをするだけでも違ってきますよ。
2. 筋肉量が少ない
運動不足はもちろん、急激な体重減少や食事制限をすると筋肉量が少なくなると言われています。もともと女性は男性よりも筋肉が少なく脂肪が多いので、そこからさらに減ってしまうと熱が作れなくなり、どんどん冷えやすい身体となってしまうのです。
3. 睡眠不足
質の良い睡眠が取れていないと、自律神経が乱れやすくなると言われています。自律神経が乱れると、筋肉の強張りや血行不良に繋がることも…。せっかく身体を温めたり、運動で熱を作ったりしても全身に熱が行き届かず、冷えやすい身体になってしまう可能性も。
4. ついつい食べ過ぎてしまう
食事にも冷えの原因が潜んでいます。ついつい食べ過ぎてしまった時、身体は頑張って消化しようとするので、血液が胃腸に集中してしまいます。そうすると、熱をたくさん作ってくれる他の臓器や筋肉への血液供給が減るため、冷えやすくなると言われています。
5. トイレにあまり行かない
トイレに行く回数が少ない人や普段からあまり汗をかかない人は、水分が体外へ十分に排出されていない可能性も。不要な水分が体内に溜まると冷えやすくなると言われています。
冷えない身体をつくるために心がけたいこと
1. 身体を温める時は3つの部位を意識する
身体は、一度冷えてしまうとなかなか温まらないため、冷える前にしっかり保温することが大切です。より効果的な温め方をご紹介していきます。
足元を温める
お腹を温める
首元を温める
2. 体の内側から温める食材を積極的に摂ろう
【生姜】の特徴と期待できる効果
冬になると大活躍の生姜ですが、辛み成分のジンゲロンやショウガオールには発汗作用があり、身体を温めてくれると言われています。またこの辛み成分には抗酸化作用があるとも言われているので、活性酸素を除去して美肌や老化防止などのエイジングケアも期待できるのだとか。
生姜を使った簡単レシピ
【ネギ】の特徴と期待できる効果
料理の主役にも脇役にもなれる、万能食材のネギ。アリシンという香気成分が含まれており、これが血行を促進し体を温める効果があると言われています。またビタミンCやカロチンも豊富に含まれていることから、美肌効果も期待できるおすすめ食材です。
ネギを使った簡単レシピ
【根菜類】の特徴と期待できる効果
食物繊維が豊富な根菜類ですが、ビタミンEやミネラルもまた豊富に含んでいる食材です。ビタミンEは血行促進に、ミネラルは身体がタンパク質を活用するときに使われる大切な栄養素なので、身体を温める効果があると言われています。また便秘改善などのデトックス効果も期待できます。
根菜類を使った簡単レシピ
3. 軽めの運動を習慣にして身体を温めよう!
冷えには体質改善も重要なポイントです。激しい運動をしなくても軽く汗ばむ程度でOK◎忙しくて、なかなか時間が取れない人や運動が苦手な人でも、簡単にできるエクササイズをご紹介します。
寒くなってくると気になるのが「身体の冷え」。
冷えがひどくなると、手先や足先が冷えて夜ぐっすり眠れなかったり、霜焼けができてしまったり…。それだけでなく、身体の冷えはむくみにも繋がると言われています。