スマホ老眼に要注意!
姿勢は正しい?
パソコンワークの際、背筋が曲がっていませんか?
ディスプレイは目の位置よりやや下、距離は40㎝ほどあけるのが良いといわれています。普段から姿勢にも気を配っていたいですね。
今日から始めたい【疲れ目対策】
さて、これから今すぐにでも実践できる疲れ目対策をご紹介します。目の健康維持のために、まずはこの記事を読んで、その後にほんの少し目の休憩を取り入れてくださいね。
①1時間に1度は休憩
車の運転では「2時間に1度休憩」といわれています。それを実践している人は多いはず。では、目はどうでしょうか?定期的に休めていますか?
パソコンやタブレットの使用時は、1時間に1度を目安に画面から目を離して他の作業をしたりコーヒーを飲んでくつろいだりする時間を作るのが理想的です。
②明るさを調整
ディスプレイはフルに明るくせずにトーンを少し落とすくらいの設定で。暗い部屋でのデスクワークは避けて、部屋と画面の明るさに極端な差がないように調整しましょう。
③ブルーライトをカット
睡眠障害を起こすといわれているパソコンやスマホのブルーライト。画面に保護フィルムを画面に貼る、専用メガネをかける、といった対策をとっておきたいですね。
④視力を確認
もしかすると目の使いすぎで視力が落ちてきているかも。メガネやコンタクトの人は、度数が合っているのか定期的に確認することをおすすめします。
⑤目のストレッチ
①目を固くギュッと閉じる→大きくパッと開ける
②顔を動かさずに目だけを上下左右へ順番に動かす
③近くにあるものを見て30秒→遠くにあるものを見て3分
これは、毎日簡単にできる目のストレッチ。体と同様、筋肉をほぐすと疲労回復にも有効です。休憩時間に数回繰り返してみてください。
⑥目のパック
目を温めて血行を良くすると、疲れが取れてドライアイにも◎。休憩時間や就寝前に蒸しタオルで目を温めると、リラックスできますよ。
[蒸しタオルのリラックス法]
①タオルを濡らして軽く絞る
②電子レンジに入れて1分加熱
③瞼の上にタオルを乗せて5分程度リラックス
⑦目に栄養補給
「目が乾いてかゆくなる」「すぐ目がショボショボする」というのは、ドライアイの症状です。塩化カリウムや塩化ナトリウムといったミネラル成分を含んだ目薬で潤い補給を。
目に違和感があるという人は、早めに眼科を受診してください!
⑧夜は電源オフ
しっかり体を休めるためにも、就寝前はブルーライトによる影響を受けないように心がけを。できれば寝る3時間前、遅くとも1時間前には、スマホ類の使用をできるだけ控えるようにしたいですね。寝ている間は電源オフに。
⑨湿度や換気も大切
夏も冬も、1日中窓を締め切ってエアコン・暖房を付けっ放しにしていると室内が乾燥して目にも影響が。空気の入れ替えや加湿も忘れないで!
⑩体の中からもケア
栄養不足も疲れ目の大きな原因になります。バランスの良い食生活を意識していきましょう。
【目の働きを助ける栄養】
ビタミンA:網膜の栄養維持(レバー、うなぎ、人参、小松菜、モロヘイヤなど)
ビタミンB:目の神経の働きをサポート(サーモン、海苔、アーモンド、あさり、たらこなど)
ビタミンC:目の老化を防ぐ(柿、赤ピーマン、ブロッコリー、いちご、パセリなど)
ビタミンE:目の血流を促進(あん肝、いくら、いわし、かぼちゃ、しそなど)
目に嬉しい食品&レシピ
ブルーベリー
うなぎ
ナッツ類
青魚
リラックスできる環境作りを!
いかがでしたか?
意識しないとスマホやゲームについ夢中になって、その「つい」が日常化すると目を酷使する結果に。目の疲れは、集中力の低下や全身の疲労にもつながります。生活習慣や環境を今日からもう一度見直してみてください。仕事でパソコンを長時間使わなければならない人も、根を詰めすぎずにリラックスタイムを挟むのが大事ですよ。
目は「体の窓」といわれています。普段から疲れ目予防に心がけて、いつまでも健康を維持していきたいですね。
最近では20〜30代の若い世代にも老眼症状が見られることがあるそうです。あなたは、「手元の小さな字が見えにく」「ピントがボヤける」ということがありませんか?スマホを見続けていると目が筋肉疲労を引き起こしてピント調整がうまくできなくなります。自覚はなくても気づかぬうちに目の老化が進んでいるかも!?