そもそも八ッ橋って
三角形のふにふにした、柔らかいもっちり生地に餡子が包まれているアレのことだと思っている人も案外多くいます。あれは「生八ッ橋」といい、本来「八ッ橋」といえば噛むとふわっとニッキの香りが鼻を抜けていく、お筝の形をした固焼きのお菓子です。
これが本来の「聖護院八ッ橋」。お土産に配りやすい小袋の詰め合わせや、お茶請けにちょうどいい半分サイズなどでも展開しています。
「nikiniki」はどちらかといえば「生八ッ橋」の方をベースにしていろいろな形を模索しているようです。
京都の定番人気お土産「聖護院八ッ橋」
京都のお土産といえばお茶と八ッ橋。最近はいろいろな名物が増えていますが、いまだに根強い人気を誇る伝統の甘味です。八ッ橋には複数の老舗ブランドがありますが、聖護院は1689年から続く最古参でありながら、NHKのテレビ小説「あすか」や大河ドラマ「新撰組!」とのコラボにも積極的に乗り出し、伝統と流行を巧みに融合させています。
「nikiniki」が提案する新しい八ッ橋の楽しみ方
一人旅のおともに簡易包装の小さなサイズを買ったり、餡子が入っていない皮だけを黒蜜やフルーツでアレンジしたり…そういった方法で味わうこともできますが、やはり「八ッ橋」と言って一般的なのはお土産でよくいただく箱入りのものです。
看板商品のひとつ「carre de cannelle(カレ・ド・カネール)」
5種のフレーバーの生八ッ橋とさまざまな種類の餡・コンフィを好きに組み合わせ、バルスタイルで楽しめます。従来の生八ッ橋に「アズール(ラムネ)」、「セサミ」、「ロゼ」を加え、具材の中にはなんと「きんぴらごぼう」や「トマトのジュレ」。中身は8種類で展開し、季節限定の味も登場します。
老舗八ッ橋屋のおまんじゅう「balle(バル)」
八ッ橋ではないですが、和菓子としては鉄板の上用饅頭も「聖護院八ッ橋」としては珍しく、さらに洋風の餡子というのは「nikiniki」でしかできない冒険なのかもしれません。
乙女心をくすぐるのは「スイーツ×和の造形美」
「カレ・ド・カネール」と並び、生八ッ橋本来の風味と食感を最大限生かしつつ、あの伝統の形から抜け出したのが「le gateau de la saison(レ・ガトー・デ・ラ・セゾン)」=「季節の生菓子」です。
ピンク色が可愛らしい「春」
桜の前には「梅」モチーフの生菓子も。うぐすいや細かい梅など、ひとつひとつ、どこを見ても溜息が出るほど繊細です。
涼しさを感じさせる「夏」
イベントが楽しい「秋」
他の季節モチーフより少しだけカラフルなのが楽しいハロウィンバージョン。
雪だるまや干支が可愛い「冬」
クリスマスにはサンタさんと雪だるま♪可愛すぎて食べずに飾りたくなりますね。
お正月にはこんなおめでたいセットが!日本的な控えめの色味がきれいな紅白です。干支モチーフも可愛い!
華やかながら自然な色合いに取りそろえた生八ッ橋で、季節のモチーフを和・洋さまざまに彩る、食べてしまうのがもったいないようなかわいらしい甘味。和菓子が得意とする繊細な細工を惜しみなく施した、とても日本らしい甘味なのに、ハートやハロウィンのモチーフも取り入れていてモダンです。
特別な生菓子を楽しんで
季節ごとに種類が変わるので、いつ行っても変化が楽しめます。日持ちのしない生菓子なのでお土産には難しいですが、だからこそその場で一番美味しいうちにいただける特別感は格別!
京都に訪れたなら、ぜひ足を運んでみてくださいね。
京都に訪れたなら、ぜひ足を運んでみてくださいね。
河原町 / 和菓子
- 住所
- 京都市下京区四条通西木屋町角
- 営業時間
- [月]
11:00 - 19:00
[火]
11:00 - 19:00
[水]
11:00 - 19:00
[木]
11:00 - 19:00
[金]
11:00 - 19:00
[土]
11:00 - 19:00
[日]
11:00 - 19:00
■ 定休日
不定休
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
お持ち帰りはもちろん、その場で楽しむメニューも豊富。従来の箱入りの八ッ橋は置いていない代わりに、おしゃれでかわいらしく、より手軽に楽しめる形の生八ッ橋を提供します。