出典:unsplash.com
鮮やかな夏色のゼリー。そっとスプーンをさし入れて、フルフルしたかけらを口に運ぶ。果実味が舌の上で滑って、喉を潤す瞬間の清々しさといったら、たまりません。ひんやり涼しげなゼリーをご褒美に。あなたも手作りしてみませんか?
凝固剤は種類によって、原料や固まり方、食感など特性が異なります。
今回は、凝固剤として一般的な「ゼラチン」「アガー」「寒天」の違いに注目。それぞれ美味しいレシピをご紹介します。
凝固剤は種類によって、原料や固まり方、食感など特性が異なります。
今回は、凝固剤として一般的な「ゼラチン」「アガー」「寒天」の違いに注目。それぞれ美味しいレシピをご紹介します。
ゼラチンで作るゼリー
・ゼラチンの原料・・・豚や牛などから抽出したコラーゲン
・栄養成分・・・たんぱく質
・特徴・・・熱に弱い(溶かす時は50℃〜60℃、高温注意)。室温で溶けるので冷やし固める必要がある。
・注意点・・・パイナップル、キウイ、パパイヤ、メロンなど、たんぱく質を壊す酵素があるフルーツを入れると固まらない。入れる場合は、加熱して酵素を壊してからが良い
・ゼリーの食感・・・ぷるんとしていて柔らかい、口溶け滑らか
・栄養成分・・・たんぱく質
・特徴・・・熱に弱い(溶かす時は50℃〜60℃、高温注意)。室温で溶けるので冷やし固める必要がある。
・注意点・・・パイナップル、キウイ、パパイヤ、メロンなど、たんぱく質を壊す酵素があるフルーツを入れると固まらない。入れる場合は、加熱して酵素を壊してからが良い
・ゼリーの食感・・・ぷるんとしていて柔らかい、口溶け滑らか
お茶ゼリー
グレープフルーツのヨーグルトゼリー
マンゴーゼリー
ブルーベリーとカルピスの2層ゼリー
バタフライピーとミルクのフルーツゼリー
かき氷シロップで作るアジサイゼリー
アガーで作るゼリー
・アガーの原料・・・海藻や豆由来の抽出物
・栄養成分・・・食物繊維
・特徴・・・常温でも固まる。透明度が高い。作ったゼリーを冷凍保存できる
・注意点・・・ダマになりやすいので、砂糖とよく混ぜて使う必要がある
・ゼリーの食感・・・ふるふる。適度な弾力がある
・栄養成分・・・食物繊維
・特徴・・・常温でも固まる。透明度が高い。作ったゼリーを冷凍保存できる
・注意点・・・ダマになりやすいので、砂糖とよく混ぜて使う必要がある
・ゼリーの食感・・・ふるふる。適度な弾力がある
桃ゼリー
さくらんぼゼリー
梅ゼリー
コーヒーゼリー
サングリア風ゼリー
レモンジンジャーブランデーのゼリー
寒天で作るゼリー
・寒天の原料・・・オゴノリ、テングサなどの海藻
・栄養成分・・・食物繊維
・特徴・・・凝固力がゼラチンやアガーよりも高い。食物繊維が豊富。
・注意点・・・強い酸に弱い。水に溶かした寒天液を作ってから混ぜること
・ゼリーの食感・・・弾力はほとんどなく、歯切れがよい。
・栄養成分・・・食物繊維
・特徴・・・凝固力がゼラチンやアガーよりも高い。食物繊維が豊富。
・注意点・・・強い酸に弱い。水に溶かした寒天液を作ってから混ぜること
・ゼリーの食感・・・弾力はほとんどなく、歯切れがよい。
オレンジカップの寒天ゼリー
キウイの寒天ゼリー
キウイとリンゴの寒天ゼリー
メロンの寒天ゼリー
パイナップル寒天
簡単&ヘルシーなゼリーをご褒美デザートに
疲れた時に甘いもの。体が欲しているとはいえ、欲に任せて、考えずに食べてしまうと後悔がつきものです。手作りスイーツなら、甘さやカロリーも調整しやすく安心。簡単&ヘルシーなゼリーをご褒美デザートに!気負わず作れる簡単レシピから、チャレンジしてみませんか?
紅茶やジャスミンティー、またはウーロン茶...家にある適当なお茶で作るお茶ゼリー。食後のお口直しにもおすすめ。思い立った時に気軽に作れる手軽さも嬉しいですね。