※本コンテンツはキナリノが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
パン好きさんを虜にする、フランスパン
素朴で味わい深いフランスパンといえば、多くのパン好きさんを虜にする種類のひとつ。しかしお店にズラッと並んだフランスパンをみると、大きさや長さがバラバラ....どれを購入しようか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか?
基本の種類や簡単な歴史を知っておけば、もうパン屋さんで悩む必要もありません。さらに自宅で作れるお手軽レシピを覚えることで、好みの柔らかさや焼き加減の調整も自由自在。よりフランスパンの魅力を深掘りできますよ。
基本の種類や簡単な歴史を知っておけば、もうパン屋さんで悩む必要もありません。さらに自宅で作れるお手軽レシピを覚えることで、好みの柔らかさや焼き加減の調整も自由自在。よりフランスパンの魅力を深掘りできますよ。
そもそも「フランスパン」ってどんなパンのこと?
出典:unsplash.com
フランスパンとは、小麦粉・塩・水・イーストのみで作られるシンプルなパンのこと。外側の香り高い風味とバリッとした硬さに対し、内側はもちっとした柔らかい食感を楽しめるのが最大の特徴です。その名の通り、もちろん発祥はフランス。現在はヨーロッパを中心に、さまざまな地域で広く親しまれています。
出典:unsplash.com
そんなフランスパンは、卵、油脂、乳製品を一切使わないレシピが基本。シンプルだからこそ、職人の技術によって仕上がりが大きく左右すると言われています。
それぞれのお店によってこだわりがギュッと詰まったフランパン。いくつかのお店を食べ比べ、お気に入りの1本を見つけてみたいですね。
それぞれのお店によってこだわりがギュッと詰まったフランパン。いくつかのお店を食べ比べ、お気に入りの1本を見つけてみたいですね。
代表的な種類をおさらい
フランスパンは基本的に、焼き上がりの形によって呼び方が変わります。こちらでは、日本でも馴染みのある代表的な種類とそれぞれの特徴をおさらいしていきましょう。
バゲット:どんな料理にも最適な王道フランスパン
最もポピュラーに普及しているのがバゲットです。フランス語で「杖」という意味があるように、その見た目は細長くまっすぐな形。一般的には、長さが70〜80cm、重さが300〜400gに該当するものがバゲットに分けられます。
出典:unsplash.com
数あるフランスパンの中でも、最もバリッとした食感を楽しめます。オリーブオイルやバター、チーズでシンプルに食べるのはもちろん、輪切りにしてオードブルにするのも定番。基本的にはどんな食べ方でも◎
バタール:サンドイッチや本格スイーツにぴったり
出典:unsplash.com
フランス語で「中間」という意味を持つバタール。見た目は、バゲットよりも短く太く成形されているのが特徴です。名前を聞くと「バターが使われているのかな?」と思いがちですが、基本的にバターは使われていません。
出典:unsplash.com
バタールの形状はカットすると広い断面になるため、たくさん具材を挟んだサンドイッチに最適です。また、たっぷりの卵液に浸してフレンチトーストにすれば、カフェのような本格スイーツとしても!
カンパーニュ:スープやシチューと相性抜群
出典:unsplash.com
どっしりと大きなドーム型をしたカンパーニュは、フランス語で「田舎風パン」という意味を持っています。焼きたてよりも冷めてからのほうが食感や風味が生きるので、数日置いてから食べるのがおすすめ。日持ちも長く、暖かい気候の国でも重宝する種類のひとつです。
出典:unsplash.com
大きく食べ応えのあるカンパーニュは、トマトソースやチーズをのせてピザのように焼けば、お手軽ランチに早変わり。そのままのものは、スープやシチューとも相性抜群です。
ここ最近では、中をくり抜いてミートソースやチーズを詰めたりなど、幅広いアレンジも話題になっています。
ここ最近では、中をくり抜いてミートソースやチーズを詰めたりなど、幅広いアレンジも話題になっています。
クッペ:スライス&トーストして朝食に
太く短い形状にの中心に、クープ(大きな切れ目)が1本だけ入ったフランスパンのことをクッペと言います。程よい硬さの外側とフワッとした内側の生地のバランスがよく、食べやすさは抜群。
ちなみに日本発祥のコッペパンは、このクッペが元になったといわれているんですよ。
ちなみに日本発祥のコッペパンは、このクッペが元になったといわれているんですよ。
出典:unsplash.com
クッペは、スライスしてトーストした後、お好みのジャムやバターをつけて食べるのが定番。食べきりサイズなので、ささっと済ませたい朝食にぴったりです。
自宅で簡単!バゲットの作り方
フランスパンの定番であるバゲットを自宅で手作りしてみましょう。基本を覚えてしまえば、あとは好みの焼き加減や形にアレンジすることができます。
基本材料と準備
出典:unsplash.com
リスドォル|日清製粉
フランスパンを作る際は、基本的に準強力粉を使います。中でも人気なのが、国内でも多くのパン屋さんが使用しているリスドォルというもの。個人でも購入できるサイズがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
リスドォル(日清製粉) / 2.5kg TOMIZ(富澤商店) フランス/ハードパン用粉(準強力粉) 準強力小麦粉
1,771円(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
生地作りの手順
生地を混ぜ合わせる
生地を成形する
二次発酵と焼成
シンプルな美味しさを噛みしめよう
出典:unsplash.com
最低限の材料だけでシンプルに作られるフランスパンは、毎日でも食べられる素朴な美味しさ。このおうち時間を利用して、じっくりパンの美味しさを深掘りしてみることで、新たな美味しさや食べ方に気付けるかもしれません。ぜひ手作りにも挑戦してみてくださいね。
まずは以下の材料を用意し、正しく軽量しましょう。
・準強力粉 … 400g
・水 … 280g
・ドライイースト … 小さじ1/8
・塩 … 8g
準強力粉はあとでゴムベラで混ぜられる程度の大きめのボウルに入れ、軽くかき混ぜておきます。膨らみや食感を左右するドライイーストの軽量は特に慎重に。