「フードペアリング」でコーヒーがもっと美味しくなる
お気に入りのソファでゆったりとリラックスしたいときやちょっと一息つきたいとき、コーヒーと一緒に食べたくなるのが小腹を満たせるスイーツやフード。コーヒーのお供を選ぶときに役立つ「フードペアリング」を知っておくと、いつものコーヒーがさらに美味しく感じられますよ♪
フードペアリングとは?
出典:stocksnap.io
「フードペアリング」とは、味わいや香りが相性のよい食材同士の組み合わせを考えること。ワインを飲むときにチーズや肉料理を一緒に食べるのも、代表的なフードペアリングのひとつ。風味が似ている食材を合わせて特徴を引き立てたり、あえて異なる風味の食材を合わせてその個性を楽しみます。
食事やカフェタイムがもっと充実し、新たな発見も!
フードペアリングを意識して食材を組み合わせると、普段何気なく口にしていたドリンクやスイーツの風味もきちんと感じられるように。お気に入りのドリンクに合うスイーツやフードを探したり、シーンや気分にぴったりな食材の組み合わせを試してみたりとさまざまな楽しみ方ができます。素材ごとの特徴も一緒に確認しながら選ぶことで、自分の好みにぴったりな風味の組み合わせを新しく発見できるのも魅力です。
コーヒーのフードペアリングについて
コーヒーのフードペアリングをするときは、豆の産地や焙煎度、風味といったさまざまな要素を踏まえてどんな食材が合うのか考えていくのがポイント。朝起きたときや一息つきたいコーヒーブレイク、食後のデザートタイムなど、どんなときにコーヒーを楽しみたいかもイメージしながら、お気に入りのペアリングを探していきましょう。
迷ったらシーンで選んでみよう
どんな組み合わせを試してみればよいのか迷ってしまう…というときは、コーヒーを飲みたいシーンから探していくのがおすすめです。コーヒーを片手に贅沢な気分に浸りたいときは甘いクッキーやケーキ、さっぱりとリフレッシュしたいときはみずみずしいフルーツが食べたくなるもの。コーヒーが持つ風味との相性も考えながら選ぶと、そのときの気分に合った組み合わせを楽しめます。
好みのコーヒーの特徴を把握
コーヒーの風味は豆の産地ごとに異なるため、お気に入りのコーヒーがある場合はきちんと個性を把握しておくことで、味わいの幅をぐんと広げられます。コーヒーを飲むときに酸味や苦みのほか、口に含んだときの舌触りやコク、後味などもきちんとチェックしておくと、ぴったり合うフードを見つけやすくなりますよ。
フードペアリングのやり方(手順)
フードペアリングをするときは、あらかじめ手順を決めておくとスムーズです。まずはコーヒーとフードを用意し、それぞれの香りを楽しみます。次にコーヒーを飲み、酸味や苦み、まろやかさなど風味の特徴を見つけます。コーヒーの風味が感じられたらフードを口に含み、ゆっくりと味わって。そして、フードが口にあるうちにもう一度コーヒーを口にし、フードとコーヒーが合わさった風味を楽しみましょう。
コーヒーと食材の組み合わせのポイント
美味しい組み合わせを見つけるためには、コーヒーとフードそれぞれの風味のバランスを考えて選ぶのがポイント。たとえば、すっきりとした浅煎りのコーヒーにはプレーンな味のフード、飲みごたえのある深煎りのコーヒーにはそれに負けない甘みの強いスイーツや濃厚な味のフードがよく合います。コーヒーに似た風味のフードを合わせるだけでなく、コーヒーとは逆の風味を持つ食材を合わせると個性的な風味を楽しめますよ。
コーヒーにおすすめのペアリング実例
中南米産コーヒー×焼き菓子
中南米産コーヒー×ナッツ
中南米産コーヒー×パン
インドネシア産コーヒー×ケーキ
インドネシア産コーヒー×チョコレート
インドネシア産コーヒー×和菓子
アフリカ産コーヒー×ドライフルーツ
アフリカ産コーヒー×フレッシュなフルーツ
アフリカ産コーヒー×タルトやパイ
フードペアリングを意識して充実のカフェタイムを♪
朝食には焼きたてのパンとすっきりした味わいのコーヒー、3時のおやつには甘いスイーツとコクのあるコーヒーなど、好みにぴったりの美味しい組み合わせを見つけられるのがフードペアリングの大きな魅力。コーヒーの個性や食材の風味を意識しながら、さまざまな組み合わせを楽しみましょう!
【素敵な画像のご協力ありがとうございました】
コロンビアやグアテマラ、ブラジルなどの中南米産のコーヒーは酸味が強く、はっきりとした風味が特徴。そのため、ほどよい甘さとまろやかさのあるプレーンなクッキーやビスケット、パウンドケーキといった焼き菓子とよく合います。家事や仕事の合間に、ちょっと一息つきたいシーンにもおすすめです。