マカロンって難しそう、と思っている方にもおすすめ。見た目は繊細で複雑そうですが、基本の材料は意外とシンプルです。コツさえおさえれば自宅でもおいしいマカロンが作れますよ。プレゼントに贈っても喜ばれるでしょう。アレンジもいろいろ楽しめるのがマカロンの魅力。ぜひオリジナルのお好みマカロンを作ってみてください!
マカロンといえば、フランスのお菓子というイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。実は、マカロンの発祥の地はイタリアなんです。アーモンドを使って作る「アマレッティ」というイタリアの伝統菓子が、マカロンの原型といわれています。
マカロンの間にガナッシュを挟む方法は、1862年にフランスのパリで創業した「ラデュレ(Ladurée)」というお店が考案したのだそう。今でも伝統の味わいが受け継がれていて、色とりどりのうっとりするほどお洒落なマカロンを提供しています。
小麦粉なしでOK⁉ マカロンのベースは卵白・砂糖・アーモンド
洋菓子ではよく使われる小麦粉ですが、マカロンの基本レシピでは小麦粉を使わないものが多いです。基本材料は、卵白と砂糖、アーモンドパウダー。メレンゲに砂糖とアーモンドパウダーを混ぜて焼いたものが、マカロンの上下になります。ガナッシュクリームを挟めばかわいらしいマカロンの出来上がり♪
(※お店の商品やレシピには小麦粉を使っているマカロンもありますのでアレルギーのある方はよくご確認ください。)
「マカロナージュ」とは、「メレンゲに砂糖とアーモンドパウダーを混ぜる工程」をさします。ただ混ぜるのではなく、空気を抜くように混ぜるのがポイント。ただし、せっかく泡立てたメレンゲの泡を全て潰してしまっては意味がありません。細かい気泡はちゃんと残して、やり過ぎないように注意しましょう。ゴムベラで生地をすくって垂らしたときにゆっくりと広がっていく程度、垂らしたときの波模様が20秒くらい残っていることが目安といわれています♪
マカロンの生地ができたら、オーブンシートの上に絞り出しますが、この後すぐに焼いてしまうのはNG。生地の表面を触っても指につかない程度になるまで、乾燥させましょう。室温で乾燥させるほか、低い温度で余熱したオーブンに数分入れる方法もあります。
出典: こちらのレシピでは、マカロンをおいしく作るコツが丁寧に解説されているので、ぜひ参考にしてみてください。マカロンは色とりどりのカラーも魅力なので、生地に色を付ける方法もしっかりマスターしましょう。中に挟むものは、ガナッシュクリームのほかに、マシュマロを使う方法も。お好みのアレンジがいろいろ楽しめそうですね♪
出典: なじみやすいフレーバー、チョコレート味のマカロンです。材料はシンプルなので、挑戦しやすいレシピ。チョコレートではなくココアを使うので扱いやすいでしょう。生地に入れるココアは粉糖と一緒にふるっておきます。中に挟むクリームは、ココアと粉糖、バターの3つを混ぜればOK♪
出典: マカロンといえばピンク!を思い浮かべることもあるでしょう。こちらは色だけじゃなく、ラズベリーの味わいも堪能できます。生地は色素で色付け。中には市販のラズベリージャムを挟んでいます。コクが欲しいときはバタークリームをプラスしても◎ このレシピは、水とグラニュー糖をお鍋で火にかけてからメレンゲに加えて泡立てるイタリアンメレンゲで作っているのが特徴です。
出典: こちらは日本茶にも合う抹茶のマカロンです。生地にもクリームにも抹茶を入れた、キレイな緑色が映える一品。卵一個分の分量でわかりやすいレシピになっています。フレッシュな卵白だけでなく、乾燥卵白を取り入れているのも特徴。バタークリームに卵黄を使うので無駄がありません。実は、あんこもクリームと一緒に挟んであるんですよ♪
出典: こちらも和風のマカロンです。クリームは電子レンジでできるのでとっても簡単。作ったら冷蔵庫で冷やしておきましょう。すり黒ごまを混ぜたマカロンと、紫芋パウダーを混ぜたマカロンの変わり種2種。メレンゲを作ってから2つに分けてフレーバーを付けるので、手順はそれほど難しくありません。お砂糖にはグラニュー糖のほかに、和三盆も使用していますよ。
出典: マカロンは丸い形だけとは限りません。例えば、かわいらしいお花の形のマカロンだってできますよ♪生地は色素で色付け、マーガリンで作るバタークリームには練乳が入っています。ミルキーな優しい甘さがお花の印象にぴったり。生地を絞り出すときに、外側から内側の中心に向かって5回、花びらのように絞るのがコツです。
出典: マカロンはデコレーションにこだわるのも楽しみのひとつ。ココアを混ぜてハート型に焼いたマカロンの生地に、ブラックチョコレートのクリームを挟んだらデコレーションの出番です。アイシングを絞り出してレースのように飾り付けしましょう。絞り出し用とスペースに塗る用で、アイシングの濃度を分けるのもポイントです。
出典: お子さんのいるご家庭や、ポップなデザインのプレゼントにしたいときは、こんなマカロンを作るのもおすすめ♪ 定番の丸いマカロンでも、デコレーション次第で随分と雰囲気が変わりますね。マカロン自体は、ココアを混ぜた生地にチョコレートのガナッシュクリームを挟んだシンプルなチョコマカロンです。アイシングで顔などを描いてから、ガナッシュを挟みましょう。
出典: まるで魔法みたい! こんなマカロンのデコレーション方法もありますよ。プレーンと色付きの2色の生地を作ったら、それぞれ口金を入れずに絞り袋に入れます。今度は口金を入れた絞り袋に、先ほどの2つの袋を両方入れましょう。すると、2色の生地が同時に出てマーブル模様のような形に! 味も、クリームチーズ入りのバタークリームとイチゴジャムを合わせた2種の組み合わせです♪
ダブルチーズクリームのフランボワーズマカロンケーキ
出典: マカロンをもっと贅沢に食べたい!ならこちらがおすすめ。マカロンをケーキのように仕上げたスイーツです。マカロンを絞り出すときに、大きめに絞るのがコツ。クリームは、クリームチーズとマスカルポーネチーズを合わせた豪華版です。苺やラズベリーなどと一緒にデコレーションしましょう。デコレーション用の小さなマカロンはあらかじめ作っておくと良いでしょう♪
出典: 韓国では「トゥンマカロン」と呼ばれる、クリームたっぷりのマカロンが人気なのだそう。普通のマカロンと比べると、びっくりするぐらい中身がたっぷり♪ こちらも贅沢に楽しみたいときにおすすめのレシピです。基本の材料はシンプルなので、作りやすいでしょう。クリームの間にフルーツを入れるとさらにボリューミーになって彩りも加わります。市販のお菓子をトッピングしても◎
出典: マカロンはマカロン自体がカラフルで素敵なので、見えるラッピングにするのもおすすめです。箱入りなら、中が見えるものだとお店のような仕上がりに。入れる箱のデザインも工夫して選んでみましょう♪
出典: たくさんあるときは、缶などに入れて贈るのも素敵ですね。フチに飾りのあるペーパーなどを敷けば、フタを開けたときに洗練された印象が高まります。かわいらしい缶があったら、マカロン用に取っておくのも♪
出典: マカロンを1個ずつ配るなら、個別のラッピング袋に入れて贈るのも良いでしょう。中が見える透明袋がおすすめ。物足りないときには、マカロンのイメージにぴったりのワックスペーパーなどを入れ、リボンやシールでラッピングするのも◎
おしゃれなマカロンでとっておきのスイーツタイムを♪
自分用にはもちろん、プレゼントに贈れば一目置かれそうなマカロン。お店のマカロンを食べ比べるのも楽しいですが、オリジナルのフレーバーを研究するのも楽しみのひとつです。お店で食べた味を再現しようと挑戦するのも良いですね。ぜひ、手作りマカロンで素敵なスイーツタイムを満喫してみてください♪
マカロンといえば、フランスのお菓子というイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。実は、マカロンの発祥の地はイタリアなんです。アーモンドを使って作る「アマレッティ」というイタリアの伝統菓子が、マカロンの原型といわれています。
マカロンの間にガナッシュを挟む方法は、1862年にフランスのパリで創業した「ラデュレ(Ladurée)」というお店が考案したのだそう。今でも伝統の味わいが受け継がれていて、色とりどりのうっとりするほどお洒落なマカロンを提供しています。