そこで今回は、少しの気遣いと準備をしておくだけで、もてなすホスト側も気負いすることなくゲストと一緒に楽しむことができる、おもてなしする際の小さなポイントと、前日までに準備できるレシピや簡単オードブルなどのレシピなど「おもてなし」準備のアイデアと使えるレシピをご紹介したいと思います。

お酒の有無にかかわらずお水の準備も大切です。カラフェに入れたお水にレモンやミントなどを仕込んだフレーバーウォーターなら見栄えも良く特別感を演出できます。

おもてなしする人数やお料理によっても異なりますが、あればシックなテーブルクロスがあると便利です。少人数の場合はランチョンマットでも◎。グラスなど背の高いアイテムは最初から綺麗にセッティングしなくてもテーブルの隅にまとめて並べておくだけでも絵になるものです。おもてなしする際は気負いせず迎え入れる側もリラックスモードの方がゲストも緊張感なく楽しんでくれますよ。

ゲストの人数や好き嫌い、お子さんの有無やアレルギー等々によってもメニューが変わります。そしてお料理のテーマをざっくりと中華、イタリアン、和食など決めておくとおくと献立作りが楽に決まります。同じ材料でも中華ならごま油ベース、イタリアンならオリーブオイルと材料は同じでもオイルを変えるだけでお料理のレパートリーが広がります。

「おもてなし」イコール大人数とは限りません。遠方から来てくれた大切なお友達やご近所さん。話が尽きない女同士はお互いになかなか時間を作ることもできなかったりするものです。ホストとゲストの2人や少人数をおもてなしする際のアイデアをご紹介したいと思います。

ゲストが1人の時、せっかく遊びに来てもらってもホストがキッチンに入り浸りでは意味がありません。まず最初に、オードブルをセッテイングしておくことで、ゲストを1人にせず一緒に会話を楽しみながらお酒もお料理も味わうことができます。

一枚のプレートの中で高さを出したり、器同士を重ねたりすることで非日常感を演出できます。盛り付けるメニューも作り置きできるものやさっと和えるものなど、旬を意識して色合いを出すと絵になり喜ばれます。

大人数の場合、一斉に食べるというよりもおしゃべりも弾んでゆっくり頂くパターンが多くなります。

大人数のおもてなしの際、小皿を色々用意するのも良いですが後片付けも運ぶのも大変です。そんな時は木製ボードに色々並べたフィンガーフードがオススメです。

おもてなしの際に悩む献立。ポイントは最初からテーブルに出しておいても心配ないオードブル系。前日から準備できる作り置き系、そしてお腹が空いたとは言わせないための見栄えの良い簡単ご飯系。

そのほかに、サラダや煮込みなどももちろんOKです。
ゲストもホストも一緒に会話を楽しむためのおもてなしに使えるレシピをご紹介します！

焼きなすのフムスは栄養価も高く最初に出しておけるオードブルとしても人気が高いアイテムです。バゲット、サラダ、生ハムとフムスがあればおしゃべりもさらに花が咲くこと間違いなしです。

ゆっくりと火を入れて作るしっとり食感がたまらないサラダチキンは、あらかじめ薄くスライスしておけば当日楽チンです。そのままでも、葉物に乗せても◎

前日に仕込んで冷蔵庫に入れておけば後は盛り付けるだけのあじのマリネ。具沢山で食べ応えもあり。そしてお酒にも合うのでオススメの一品です。

チキンスティックはフィンガーでいただけるので大人も子供も大満足！蜂蜜醤油が香ばしく食欲をそそってくれますよ。こちらも冷蔵庫で保存可能。前もって準備できます。

マヨネーズがきいた大満足の鮭とポテトのグラタンも冷蔵庫で保存可能。前日であれば焼く前までスタンバイしておき当日ゲストが来てから焼き始めても良いかもしれません。大皿でドーンと出しちゃいましょう！

和食の締めにオススメしたいのがこちらの「アナゴの混ぜ寿司」です。大皿や寿司桶にドーンと出し、お好みでひつまぶしのようにお茶漬けにしたり薬味を乗せても◎。