徐々に難しいものにステップアップしていける楽しみがあるのも、アイシングクッキーの面白いところ。気が付けば「こんなのを私が作ったなんて！」と驚くような力作が作れる日がくるかもしれません。

アイシングカラーはこんな感じで小瓶に入っており、いろいろな色があります。絵の具と同様に、作りたいデザインに合わせて、カラーをミックスしてみましょう。

アイシングを分けて色付けするときには、小さなボウルなどの器があると便利です。同じサイズなら分量もわかりやすいでしょう。器は、アイシングの色がよく見えるカラーのものを選ぶのもおすすめ。

アイシングクッキー用の生地の作り方が紹介されています。型抜きしやすく、アイシングしても美味しく食べられる生地です。覚えておくと役立ちますね。

型をいろいろ用意しておくとデコレーションのイメージがわきやすいですね。丸型・星型・ハートなどのオーソドックスなものをはじめ、数字の型があればお誕生日にも使えますし、子供が喜ぶ動物や車の型もいいですね。

手作りのクッキー生地だけでなく、忙しいときには市販のビスケットやクッキーを使うのも便利ですね。写真は、マリービスケットをアイシングした作例です。とっても可愛らしいですね♪

まずは材料をミキサーで混ぜます。角が立つくらい、きちんと泡立てるのがポイント。そして、粉糖を少しずつ混ぜ合わせます。

次は、アイシングに色付けを。爪楊枝の先にアイシングカラーをつけて少しずつアイシングクリームに混ぜると色が濃くなりすぎないのでおすすめです。

先程作ったアイシングに水をほんの少しずつ加えて、絞り出しやすいけれども崩れない程度のかたさに調節します。歯磨き粉より少し柔らかいくらいが目安。水分が少ないとブツブツと線が切れ、水が多すぎるとラインが一定しませんのでご注意を。

ちょうどいいかたさになったアイシングクリームをスプーンでコルネに入れていきます。半分くらいまで入れたら、上の入り口を折り曲げて封をします。

アイシングのかたさ（かたい・中間・柔らかい）を使い分けることできれいに仕上げることができます。縁取りは、持ち上げると角が立ち、ゆっくりお辞儀するくらいの中間のかたさがいいようです。

ベタ塗り用のアイシングは、広い面積を綺麗に塗るために持ち上げるとすぐ角が消えるくらいの柔らかさにします。縁取ったラインの内側に柔らかいアイシングを流し込み、乾燥しないうちに竹串などを使って細部までしっかり塗るのがコツです。

コルネを使って、表面に思い思いの模様を描きます。完全に乾いてから中間のかたさのアイシングで描くか、あるいは乾かないうちに柔らかめのアイシングで描くかによって雰囲気が変わるようです。

アイシングが中まできちんと乾くよう、しっかり乾かしましょう。埃がついたり、動かしたり触ったりして、せっかくのアイシングが崩れないよう、オーブンの中に入れておくといいですよ。

丸いプレーンなクッキーをベースにすれば、アイシングカラーが少なめでもこんなきれいなクッキーができあがります。市販のクッキーでもいいですね。初心者の方におすすめ。

丸型のアイシングクッキーには、丸い形を生かしたデコレーションを施すのが素敵に仕上げるコツ♪こちらは時計のデザイン。2色のアイシングなのに可愛らしいインパクトがありますね。

こちらは、夏の天の川をイメージした作品。満天の空を丸型で表現する素敵なアイデアです。つまようじでくるくるして2色をなじませています。

ベタ塗りの後にラインやドットで絵を描いて。アラザンでおめかしすればプレゼントにもぴったり。さまざまな色やサイズで作ると、華やかですね。

季節の花をデザインするのも素敵。こちらの作品は、アイシングが桜や梅の花を表現。乾燥したあと、ラインで模様を付ければ、春満開です♪

ベースにピンク色のアイシングをべた塗し、白のアイシングクリームでエレガントな薔薇のデザインを描いています。花びらの重なるように描くのがポイントです。

星型で生地をくり抜いてアイシングしたロマティックなクッキー。こちらはクリスマス用だそうですが、どの季節にも合いそうですね。ベースのクッキー生地をいかしているので、初心者でもトライしやすそう。

とても美しい星のアイシングクッキーですが、いろんな色のチョコペンでラインを描くだけで簡単にできます。グラデーションもきれいですね。

背中の部分が少しまあるいうさぎ型を使って。同じ型抜きでも、アイシングによってずいぶんと雰囲気が異なって表情豊かです。

個性豊かな猫モチーフのアイシングクッキー。猫といっても毛並みや色もさまざま。同じ型でも、色や模様が違うだけでガラッと印象が変わりますね。

個性的な愛犬をアイシングクッキーに。飼い主さんの愛情が感じられるお菓子ですね。黒い色は、ブラックココアパウダーだそうです。

夏ならば、こんな海の生き物もいいかも。ヒトデ・貝殻などを爽やかですね。

キャラクターはちょっと…という大人の女性も、ムーミンの仲間たちならお好きな方も多いのでは？リトルミイのアイシングクッキーは、大人もなんだかうれしくなりますね。

こちらは、ムーミンのアイシングクッキー。ムーミンがしている花飾りは、別に作って乾かしてから乗せています。その方が立体的に仕上がるそうです。

ミッキーとミニーも、キャラクターでははずせませんね。リボンや手袋など小物もアイシングを施して、ギフトボックスにしてみたり。楽しいクリスマスになりそうです。

こちらは、和モダンなアイシングクッキー。大人の方や海外の方へのプレゼントなどにもいいですね。渋くてとても素敵です。

お正月には、こんな富士山のアイシングクッキーはいかがでしょう。抹茶クッキーを使っています。雲の形もかわいいですね。

紅白梅、富士山、お年玉など、お正月モチーフを愛嬌たっぷりに表現したアイシングクッキー。もらったら、新年から笑顔になれそうですね。

なんとも上品で可憐なすずらんのアイシングクッキー。アンティークのブローチのような面持ちです。縁にあしらったドットや葉っぱの優しいグリーンもおしゃれです。

カラフルな透け感が素敵なステンドグラスクッキーに、アイシングでデコレーション。ステンドグラス部分は市販のキャンディーを使って、キラキラ宝石のようなかわいらしさです。

ジャックオーランタンは、必須ですね。かぼちゃの種やアラザンなどをうまく使って飾り付けます。

スパイシーなジンジャーマンクッキーに、甘酸っぱいレモンアイシングをのせています。クリスマスの飾りにもなります。シンプルなアイシングは、初めての方にもおすすめ。

モミの木やスターなど、クリスマスモチーフの型抜きクッキーに、グリーンやレッド、ホワイトなど、クリスマスカラーのアイシングクリームでデコレーション♪チョコやアラザンなどを、飾り付けるようにトッピングしましょう。

バレンタインはココアベースのアイシングクッキーはいかが？甘めのピンクのアイシングも大人な雰囲気に。

繊細さが大人っぽい、ハートのアイシングクッキー。ラインの描き方など、バレンタインの本番に向けて練習しておきたいですね。

パステルカラーのハートクッキーの縁に、レースフリルをあしらって特別感をアップ。大切な人へメッセージを書いて渡してみませんか？

ベージュ×ドットのワントーンカラーがおしゃれなアイシングクッキー。うさぎやお花もどこか大人っぽく、ナチュラル好きの方にぴったりですね。

小鳥好きさんにはこんなプレゼントもよろこばれるかも。お相手の好みに合ったデザインを工夫するのもいいですね。

アイシングクッキーを出産祝いにプレゼントするのも素敵ですね。赤ちゃんのイニシャルや名前、生まれた日にちをプラスすると喜ばれそう♪

ハート型に花嫁のドレスと花婿のたきしーおをあしらったウエディングデザイン。式に参加してくださったお客様へ感謝の気持ちを込めて贈りたいですね。

ウエディングドレスやケーキ、指輪。女性の憧れをアイシングクッキーに。ケーキのリボンは、マシュマロを使っているとか。素敵ですね。

いつもはなかなか言えないひと言を、メッセージ入りのアイシングクッキーで。お花好きなお母さんにエレガントなデザインで贈ってみませんか？

お母さんに身近なエプロンやミトン、スケールなどをアイシングクッキーに。食べられるお花、エディブルフラワーなども使っているようです。おしゃれですね。

手作りのアイシングクッキーを一枚ずつ配るなら、透明袋＋台紙＋タグを使ったラッピングがおすすめです。乾燥剤としての役割を果たす専用シートを使うと便利！しっかり密閉するためシーラーを使って、その上からタグシールを貼り合わせれば完成です。

まとめてプレゼントするなら、中が見える箱入りのラッピングがおすすめ。OPP袋にクッキーを入れて、窓付きのクラフトボックスに詰めれば、とてもおしゃれ。箱の中にはクッション材（紙）を敷き、どう見えるかバランスを確認しながらクッキーを詰めましょう。最後に麻ひものリボンをかけてシールで留めます。

蓋付きのガラス瓶や透明容器にアイシングクッキーを入れるのも素敵です。クラフトタイで結んでシールで留めるだけ。かわいいうえに、価格も手軽なラッピング。容器を食品にも使えるアルコールで消毒したり、シリカゲルを入れるのも小さな心遣いです。

穴あきマイティ缶に、ミニサイズのアイシングクッキーを詰め合わせるのもおすすめ。食べた後も小物入れなどに再利用できるのも◎底に乾燥剤を入れ、蓋をしたあとビニールテープで1周して密閉。そうすることでクッキーも固定されるうえ、湿りにくくなります。