寒い季節に食べたくなる、スープや汁もの。具材には、お肉やお魚、そしてたっぷりの野菜に乳製品まで。一皿でバランスよく栄養がとれて、体も温まるのがうれしいですね。ごはんやパンといった主食と組み合わせれば「一汁一菜」のお食事メニューにもなります。今回は、一皿で満足度の高い「食べるスープ」を、「和の汁もの」「サラッとスープ」「ごちそうスープ」「シチューやポタージュ」と、4つのカテゴリーでご紹介します。2019年02月04日作成
冬を元気に乗り切るために大切なのは、何よりも食事。長時間キッチンにこもらずに、栄養のある温かい食事をつくりたいですよね。そんな時の強い味方がスープや汁もの。具材や仕立て方次第で、主菜としてのボリューム感や華やかさもお手のもの。この機会に、メニューのレパートリーを増やしませんか?
5種類ほどのきのこをたっぷり使って、豚肉・玉ねぎで仕立てる豚汁。きのこと豚肉のうまみが溶け込んでいます。きのこの種類はお好みでOKですが、なめこを入れるととろみがついて冷めにくく、より温かくいただけます。
北海道の郷土料理、三平汁。塩鮭や塩鱈の切身を野菜と一緒に煮込みます。味付けの基本は鮭から出る塩ですが、醤油で風味づけをしたり、味噌や粕汁仕立てにするレシピもあります。お弁当用の切身が半端にあまったときにいかがですか?
すりつぶした大豆を入れた濃厚な味噌汁が「呉汁」。根菜や鶏肉などを入れて「食べる呉汁」にすれば、野菜と大豆の栄養をたっぷり摂ることができます。こちらは炒り大豆と豆乳をあわせることで、よりこっくりと香ばしく。
あっさりしていながらも栄養たっぷりの「とろろ」をたっぷり入れた温かい汁。舞茸、豚肉、豆腐を具材にして、優しい味わいながら食べごたえにも気配りした一品です。
野菜はレンジで火を通し、サバ缶を使うことで、時短ながらもうま味たっぷりのポトフに。煮込み時間が短くて済むので、帰宅後すぐに食べたい!なんて日の夕飯にもいいですね。
スライスした玉ねぎを冷凍しておくことで、手間のかかる「あめ色玉ねぎ」を短時間で作れる時短レシピ。炒める時に塩コショウを振れば、塩の効果で水分が抜けやすくなり、さらにスピードアップ。
厚揚げにカニかま、白菜キムチに鶏がらスープ。ありあわせの材料でしっかり食べられる、ピリッと辛くて体がぽかぽかになるスープです。
れんこん、ポークをメインに、だし汁で和風に仕上げたスープカレー。カレー粉の他に足す調味料は、おろしにんにくやしょうが、ケチャップや醤油など。家にあるものを上手に組み合わせて、コクのあるスープを作れます。
たっぷりの魚介を煮込んだブイヤベースは、見た目も華やかでおもてなし料理にぴったり。サフランやローリエなども使って、本格的に仕上げたいですね。
「ごちそうスープ」と言われて真っ先に思いつくのがビーフシチュー。牛肉を前もって赤ワインに漬ける、マリネの工程を行うことで肉がやわらかくなります。肉のエキスが溶け込んだ漬け汁は煮込みに使います。セロリ、パセリ、ローリエを合わせた「ブーケガルニ」を使って本格的な味わいに。
ビーツの鮮やかな赤色でテーブルが華やぐ、ロシアの郷土料理「ボルシチ」。ビーツは真空パックか缶詰のものなら手に入りやすいそうです。
サクサク香ばしいパイ皮、割った瞬間にふわっと立ち上る湯気。ポットパイにすれば、どんなスープも「ごちそう」に格上げできちゃいます。冷凍パイシートを使えば簡単に作れるので、パーティやお客様へのおもてなしにおすすめ。こちらは糀甘酒でほんのり甘く仕上げた鮭のシチューを中に。
豆乳や味噌で和風に仕立てたシチューは、まろやかなコクがあり、ごはんにもよく合うおいしさ。小松菜やブロッコリーなど緑の彩りを加えるときは、最後の仕上げの段階で入れます。
新じゃがさえあれば、ツナ缶・コーンクリームといったストック食材で作れるこちらのスープ。とろみのあるシチュー系のスープは冷めにくく、スープジャーでランチに持っていくのにもおすすめです。
スープのとろみを出しているのは、すりおろした「お餅」。食べごたえがあり腹持ちがいいスープなので、アウトドアごはんにもおすすめ。
ほっくり優しい味わいの冬野菜、カブをポタージュに。こちらは白ねぎと玉ねぎを同量使うレシピ。白ネギの自然な甘味と玉ねぎのうま味を両方引き出しています。
あっさり系でも栄養満点、とろ〜り系はお腹に満足。1品で主役級になれるスープレシピをご紹介しました。基本の作り方さえ合っていれば、冷蔵庫にある野菜を足したり、お肉の種類を変えたりと自由度が高いのもスープのうれしいところ。お好みの食材をたっぷり使ったスープで、寒い季節もほっこり乗り切りましょう♪
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冬を元気に乗り切るために大切なのは、何よりも食事。長時間キッチンにこもらずに、栄養のある温かい食事をつくりたいですよね。そんな時の強い味方がスープや汁もの。具材や仕立て方次第で、主菜としてのボリューム感や華やかさもお手のもの。この機会に、メニューのレパートリーを増やしませんか?