バゲットと言われると、大抵の人はイメージが浮かぶけれど、具体的にバゲットってどんなもの? フランスパンとはどう違うの? と聞かれると、説明が難しいですよね。
実はバゲットは、フランスパンの1種。バゲットとはフランス語で「棒」や「杖」という意味で、長さ約70~80cm、重さ300~400g前後の、ステッキ状のフランスパンのことを指します。
パン屋さんでもレストランでも大活躍のバゲット。でも、洋食の日のごはんがわりにしたり、メイン料理の横に添えられていたりと、何となく脇役なイメージになっていませんか?バゲットは、食材の組合せと調理法を変えるだけで、さまざまなお料理に変身してくれる万能パンです。今回は今すぐバゲットを買いに行きたくなる、おいしいアレンジレシピをご紹介します。
チーズのおいしさを感じて「カマンベールのバゲットサンド」
出典: まずはスタンダードなチーズサンド。半分にカットしたバゲットに横から切り込みを入れて、具材を挟みます。アルミホイルに包んで温めるのがポイント。シンプルなバゲットだからこそ、ハムとチーズのおいしさが感じられます。
出典: 手ごろなサイズにカットしてトースターでカリカリに焼いたバゲットに、サルサソースと鶏肉のソテー、それに野菜をたっぷりはさんだサンド。お肉も野菜も摂れる大満足のレシピです。
出典: 夏にさっぱり食べられる、ベトナムのバインミー。ナンプラーを使った野菜の甘酢漬けを使えば、あっという間に本場の味に。パクチーをたっぷり入れて食べると、さらに東南アジアを感じられますよ。
出典: 切り方を工夫すれば、個性的なサンドに。1cmごとに切り込みをいれ、ハムやチーズ、サラダや野菜を挟んでいきます。丸かじりもいいですが、好きなところをちぎって食べるのも美味しそうです。
食欲のない時でもあっさりと「グリルシュリンプとミントサラダのバゲットサンド」
出典: 暑い日は食欲も減退してしまいますよね。でも、あっさり食べられるエビと、お口の中をさわやかにしてくれるミントの組合せなら、夏でもさっぱりと食べられるバゲットサンドになります。
卵とトマトをたっぷり贅沢に「エッグサラダタルティーヌ」
出典: スライスしてこんがり焼いたバゲットに、フォークでつぶした卵、オリーブ、ツナ、プチトマトなどをバランスよく盛り付けます。こんもり盛られたタルティーヌは、見た目もとってもゴージャスですよ。
出典: ななめにスライスしてしっかりトーストしたバゲットに、クリームチーズと焼きプチトマトをのせただけ。シンプルなのに、まるで完成された1つの料理のようです。
まるでお花畑!味は和風のサプライズ「和風のブルスケッタ」
出典: グリーンとピンクのトッピングがかわいらしい、お花畑のようなブルケッタ。キュートな具材の正体は、何と柴漬けと大葉!洋風の見た目に反して味は和風という、サプライズ感満載のブルスケッタです。
シンプルに旬の食材をのせるだけ「新玉ネギのせバゲット」
出典: スライスしたバゲットに、旬の食材をのせるだけでも十分なお料理になるのが魅力です。ツナと新玉ねぎをマヨネーズであえて、オリーブオイルをぬったバゲットにON。ピリっと黒コショウをきかせれば、おつまみにもピッタリです。
出典: バゲットは、フレンチトーストやパンプディングにもピッタリです。卵と牛乳、砂糖を使った卵液に浸して焼けば、外はカリカリ、中はトロトロのフレンチトーストの完成!トッピングを工夫すれば、お店にも負けないフレンチトーストが出来上がりますよ。
ティーバックとカルダモンでエレガントなフレンチトーストに「チャイのフレンチトースト」
出典: シンプルなフレンチトーストも、ティーバッグの紅茶とカルダモンを入れるだけで、香り広がるエレガントなフレンチトーストに。紅茶やスパイスの種類を変えても、また違った味が楽しめます。
本格デザート「バニラたっぷり、りんごのコンフィチュール添えフレンチトースト」
出典: じっくり卵液を染み込ませたフレンチトーストに、コトコト煮込んで作ったコンフィチュールと生クリームを添えれば、本格的なデザートの出来上がり。前日に仕込んでおけば、忙しい朝でも楽しめますよ。
バニラとチョコのハーモニー「バニラパンプディング~チョコ風味~」
出典: フレンチトーストと同じ卵液に浸したバゲットを、グラタン皿に入れて焼けば、パンプディングのできあがり。バニラビーンズを混ぜ、砕いた板チョコを重ねれば、チョコとバニラの香り高い絶品デザートに。
バゲットを使えばキッシュも作れる「バゲットキッシュ」
出典: バゲットは上手に使えば、メインデッシュになるお料理もカンタンに作れます。イチから作ると難しいキッシュも、バゲットを使えばカンタンにできます。くりぬいたバゲットに炒めた食材と卵液を入れて、オーブンで焼き上げるだけ。手軽にできるのに本格的なキッシュが楽しめますよ。
お手軽なのに本格ゴージャス!「さば水煮缶使用 トマトクリームパングラタン」
出典: アンチョビなどのかわりに、手軽に買えるさばの水煮缶を使うという、アイデアパングラタンです。うま味の強い缶詰を使うとことで、まるでお店の味が完成します。少し古くなったパンでも、美味しく仕上がりますよ。
出典: カットして残ってしまった部分も、薄くスライスして焼くだけでかんたんラスクに変身!醤油をぬってアレンジすれば、おせんべいのようになりますよ。
新茶の季節に食べたい、ちょっとの手間で「抹茶ラスク」
出典: 均等に切り分けたバゲットを焼いて、抹茶と和三盆を混ぜ込んだバターを塗って、もう一度焼く。ちょっと手間はかかりますが、まるでお店で買ったようなラスクが完成します。上品な抹茶と和三盆の味は、大人のおやつにぴったりです。
出典: ひと口大にカットしたバゲットにオリーブオイルを染み込ませて、カリッと焼いたクルトン。揚げるよりもヘルシーなのに、サラダに入れてもスープにのせても、そのままおつまみとして食べても美味しく頂けます。ちょっぴり余ったバゲットでも作れる、まさに万能クルトンです。
カリカリ触感がたまらない「サーモンとバゲットのサラダ」
出典: 一口サイズにカットしたバゲットを、オーブントースターでカリカリに焼けば、簡単クルトンのできあがり。ベビーリーフと海鮮を混ぜたいつものサラダも、クルトンがあるだけでグッとおいしくなりますよ
BBQでも大活躍!?うま味たっぷりの「エビトースト」
出典: えびとささ身をフードプロセッサーでペースト状にしてパクチーをまぜたものを、半分にカットしたバゲットに塗って焼き上げた、うま味たっぷりのエビトースト。ペーストさえ作っていけば、BBQでも作れます。大胆に長いバゲットで作れば、盛り上がりそうです♪
出典: にんにくと混ぜ合わせたバターを塗って、縦半分にしたバゲットにぬって焼く。シンプルなガーリックトーストですが、お店の味がおうちで気軽に再現できます。出来立てをかじれば、ジュワッと染み出るバターが絶品!あつあつのうちに、めしあがれ☆
鉄板の組み合わせがうれしい、気軽にごちそう「明太子チーズフォンデュ」
出典: カマンベールチーズと白ワインを耐熱容器で加熱し、明太子を混ぜたお手軽フォンデュ。みんな大好きなものの組み合わせは、おいしくないはずがない鉄板の組み合わせ。角切りのバゲットをつけて食べれば、カンタンなのにごちそう気分に!
出典: 2種類のチーズを混ぜ合わせたディップソース。カンタンにできるのに、リッチな風味が楽しめます。朝食にはもちろん、ホームパーティの前菜としても活躍してくれそう。チーズの種類を変えて、好みの味を探してみて。
濃厚クリーミーな幸せディップ「クリーミーポテト~海老のアンチョビトマトソース」
出典: アンチョビトマトソースと柔らかいポテトを重ねた、贅沢なディップソース。バゲットは、そのままスライスしただけの柔らかいものでも、カリカリに焼いたものでも、相性バッチリです。ソースをたっぷりすくって、食べてみてくださいね。
どんな素材と合わせても、おいしく仕上がってくれるバゲット。お気に入りの調理法を見つけて、バゲットライフを楽しんでくださいね。
まずはスタンダードなチーズサンド。半分にカットしたバゲットに横から切り込みを入れて、具材を挟みます。アルミホイルに包んで温めるのがポイント。シンプルなバゲットだからこそ、ハムとチーズのおいしさが感じられます。