ゼリー寄せとは
ゼリー寄せは、もともとフランス料理の一種として提供されていて、お肉や野菜、魚介類から出たブイヨンと具をゼリー状にして固めたものです。日本料理の中では、「煮こごり」という料理と似ています。
ゼラチンと寒天の違い
ゼラチンも寒天も、液状の物を固める作用がありますが、違いを知っておくことで、どちらを使った方が良いか決めることができますよ。
ゼラチンのメリットとデメリット
寒天のメリットとデメリット
寒天は、「粉末」「角」「糸」と、三つの形状で売られています。一番使いやすい形状は粉末です。初めて寒天を使う場合は、まずは粉末から挑戦してみてくださいね。
粉末寒天:裏ごしの手間いらずでお手軽、初心者の方でも扱いやすい
角寒天:伝統的な製法で作られ、風味豊か。粉末寒天、糸寒天に比べると柔らかめの仕上がり
糸寒天:粉末寒天、角寒天に比べてより透明感があり繊細な口あたり。サラダやスープにも
見た目がさわやかな前菜として
食欲をそそるさわやかな見た目のゼリー寄せは、前菜に持ってこいです。小さなカップで作ったり、スプーンに乗るサイズで用意すれば、一気におしゃれな一品になりますよ!
薬味たっぷり煮こごり風ゼリー
エビのゼリー寄せ
豆乳とオクラのゼリー寄せ
お花のゼリー寄せとハムのムース
数の子レモンミントオイル漬けのゼリー寄せ
夏野菜と魚介のゼリー寄せ
白ワインに♪ 茄子のムース&ゼリー寄せ☆
いつもとはひと味違ったサラダとして
毎日サラダは食卓に並べたいですが、どういう調理法が喜ばれるかや、食材のバリエーションを増やす方法については悩むところです。そんな時には、ゼリー寄せがおすすめですよ!
菜の花畑のゼリー寄せ
ゼリー寄せサラダ
スモークサーモンとグリーンアスパラのゼリー寄せ
簡単!!シーフードMIXと トマト/ゴーヤの冷製ゼリー寄せ
ドーンと大皿で出してシェアしましょう!
ゼリー寄せは、大皿で出して切り分けたり、取り分けても良いですね。切った断面が綺麗なので、是非大皿料理としても作ってみてくださいね。多少崩れても、ゼリーの美しさでカバーできますよ。
ゼラチンで作ったゼリーは、常温で溶けてしまうので、冷たいうちに食べることをおすすめします。
生のパイナップルやキウイ、いちじくなどをゼリーに入れるときは、タンパク質を分解する酵素が含まれるので、ゼラチンが固まりにくくなってしまいます。一緒に使う際は、フルーツをあらかじめ缶詰などを使用するか、加熱しておくと良いでしょう。