イタリアのおいしいもののひとつ、ジェラート。

クリーミーで、軟らかく、口当たりがなめらか。そんなジェラートをおうちでも作ってみよう！

「アイスクリーム」をイタリア語で言うと「ジェラート」。

広い意味ではそうなりますが、大きな違いは、そのなめらかさと風味。驚くほど違います。

定義としては、ジェラートとアイスクリームの間には、こんな違いがあります。

スーパーなどの店舗で販売されているアイスの空気の含有量は60－100％。

一方のジェラートは、空気の含有量が20～40％。

空気の含有量が低いと濃厚な味になります。
含有量が20－30％がもっとも滑らかな口溶けで、原材料そのものの風味もしっかりと感じられて美味しいとされています。

ジェラート職人がいるくらい専門性のある食べ物ですが、おいしいジェラートはおうちでも作れるんですよ。
まずは基本の作り方から見てみましょう。

まずは、ミルクの甘さを楽しむ基本のバニラジェラートごご紹介したいと思います。こちらのレシピはストウブのお鍋を使ったレシピですが、普通のお鍋でも大丈夫！冷凍庫に入れて、ある程度固まったら取り出して混ぜるという作業を4～5回繰り返せば、なめらかなジェラートの完成です。

他にもジェラートにはいろんな作り方が！凍らせたフルーツと材料をフードプロセッサなどに入れて滑らかにする方法などもあります。
どちらにしても、意外と簡単に出来るジェラート。ジェラートメーカーなどをお持ちの方は、全ての材料を入れてスイッチオンするだけ！イタリアンジェラートが手軽におうちで楽しめちゃいます♪

みんな大好きキャラメル味！カラメルの香りが鍋から漂って、作っている間もうっとりしちゃいます。
コーヒーが入っているので、ちょっと大人向けのジェラートです。

旬のフルーツと一緒にジェラートを飾ったら、オシャレなデザートに。

おもてなしの時にいいですね。

イチゴの風味いっぱいのジェラートはお子様も大好き！イチゴをブレンダーなどで砕き、シロップと混ぜ合わせ、ホイップ袋に入れて冷凍庫で程よい固さになるまで固めます。あとは可愛らしく器に盛り付ければ完成！イチゴが旬の季節に是非、作ってみたいですね。

桃はダイス上にカットして冷凍庫で凍らせ、他の材料と一緒にミキサーやフードプロセッサでなめらかになるまで混ぜ、器に盛り付けるだけ！桃の優しい甘さがに癒されます。

なんと！凍らせたトマトをすりおろすだけで出来ちゃう簡単ジェラート。野菜嫌いのお子様にも喜ばれそう！トマトの新たな美味しさに気づかされるスイーツに！お好みで洋酒をふりかけて混ぜ合わせれば、ちょっと大人なジェラートも楽しめます。

ちょっと変わったところで、とうもろこしのジェラートはいかが？
とうもろこしの甘みと、ツブツブの感触がジェラートに合うんです。

ココナッツミルク・生クリーム・砂糖の3つの材料でできちゃう簡単レシピ。ジェラート作りの良さは、そのシンプルな素材にありますね。
なめらかさのポイントは、生クリームを八分立てにすることです♪

ココットや小さめのストウブをお持ちの方は試してみては？熱の伝導率が良いストウブなら短時間でジェラートを作ることができます。保冷性も抜群♪

ヨーグルトの酸味とチーズの濃厚さが絶妙なジェラート。なんと！豆腐も入っているので、カロリーが気になる人にもおすすめです。チーズの豊かな風味を、是非！味わってみて下さいね。

ジェラートは基本のバニラに、季節のフルーツなどを加えるだけで、いろんな味を楽しむことが出来ます。作る工程も、意外と簡単なので、お料理初心者さんでも手軽に作る事ができますよ。なめらかな美味しいイタリアン・ジェラート。是非！おうちでも楽しんでみて下さいね♪