お庭のある一軒家なら陽の光の下でティータイムも簡単にできますが、マンションなどの限られた空間ではなかなか難しいですよね。ベランダにテーブルとチェアを置くだけでも気持ちの良いブレックファストやランチが楽しめちゃうんです。でも、もうひと工夫してもっと快適でオシャレなカフェのようなインテリアにしてみませんか？

ベランダは、もはや洗濯物を干すだけのスペースではなく、家庭菜園を楽しんだり、日光を浴びながらリラックスするためのもう一つのお部屋。今の間取りにもう一部屋プラスされたと考えて殺風景のままにしておくことなく、インテリアにも力を入れてみましょう♪

元々、作りつけの物干し台はこちら。
洗濯物が外から見えにくくなっているので、プライバシー的には◎。でも、ガーデニングやベランダのインテリア的には邪魔になってしょうがないですよね。
そんなお悩みを解決するアイテムがこちら・・・！

ベランダの手すりに固定するタイプの物干し台です。
こちらが、先ほどのベランダのアフター写真。ベランダの床にはウッドパネルを敷いて、物干し台の脚の部分が見えている部分は、木製のパネルで隠しています。ビフォー・アフターでかなり雰囲気が変わって素敵な空間になりました。

家庭菜園や、観葉植物の管理にはベランダは最適♪ラックや椅子などを使って、立体的に空間をうまく利用することがポイントです。

木材とグリーンの相性が、いいのは言わずもがなですよね。古道具などの雰囲気のある小物も、好きなように散りばめればとってもおしゃれな空間になります。

でも寒い季節になると、どうしても植物は枯れやすくなるものです。そんな冬の時期には、こっそり「フェイクグリーン」を紛れ込ませておくのも◎。たとえばローズマリーや多肉植物などのフェイクを置いておくと、寒い季節でも元気なグリーンを保ってくれますよ☆

こちらの素敵なベランダのように、基本はウッディなテーブルとお花＆グリーンが主役ですね☆
ほっと心が和むような癒しの空間があると、毎日の生活がさらに楽しくなりそうです♪

椅子・テーブル・床の色を統一することで、シンプルだけどとても落ち着ける空間に♪

ベランダで使うお掃除グッズや、植物のお手入れに必要な道具類など。細々したものは収納BOXやシェルフにまとめておくと、見た目もスッキリした印象になります☆

こちらのベランダは、ナチュラルな雰囲気がとってもお洒落！お天気の良い日は、ここでブランチなんて素敵ですよね♪ベランダにいることを忘れてしまうような空間です♡

インテリアや植物もバランスよく配置されていて、それぞれの存在感を魅力的に見せていますね。グリーンのお洒落なレイアウトも、さっそく真似したくなります☆

マンションの場合には「避難経路」に配慮するのも大事なポイントです。こちらのベランダのように万が一の場合に備えて、壁の周辺は人が通りやすくしておきましょう。

簡単にオリジナルが作れる「鉢のリメイク」は、DIY初心者さんにぜひおすすめです♪例えばこちらのように、好きな色でペイントしたり。その上からアルファベットのシートをあてて、スプレーでシューっとステンシルしたり。ほんのひと手間加えるだけで、おしゃれな鉢にリメイクできちゃいます☆

ステンシルの代わりに100均の転写シールを使っても、とっても可愛くデコレーションできますよ♪

こちらも100均で手に入る「黒板シート」を使ったリメイク術です。好きな形に切って貼るだけ！たったこれだけなのに、まるで雑貨屋さんのようなオシャレな雰囲気に☆

こんなふうにステップに飾っても素敵ですよね♪ちなみに素焼きの鉢に貼る際に、黒板シートが剥がれやすい場合には両面テープを使っても◎。

ここからは少しレベルUPして、木材を使ったDIYをご紹介します。まずは組み立てるだけで簡単に作れる、お洒落なラックから見ていきましょう！
【用意するもの】
・スタンドタイプの足つき焼き網(ダイソー)2枚
・木箱(側面が2枚の板で作られていて隙間があるもの)2個
・結束バンド(黒)8本
・ラッカースプレー(黒)
・ブライワックス
・転写シール(お好みで)

はじめにラッカースプレーで焼き網を2枚とも塗装し、木箱にはブライワックスを塗っておきます。乾いたら画像のように焼き網の足の部分に、結束バンドで箱を固定します。お好みで転写シールを貼ったら完成です！簡単なのにとってもお洒落♪

【用意するもの】
・すのこ 45×20㎝(セリア)2枚
・端材 角材35×45×75㎜ 4本(脚の部分)
・端材 200×40㎜ 2本(SPF材1×4をカットしてあて木として)
・木工用ボンド
・ダイソー 水性ペイント ホワイト
・セリア 転写シール
・ターナーアンティークメディウム

はじめにセリアのすのこ2枚、水性ペイントホワイトで塗ります(端材は後でペイントします)。乾いたら画像のペンで指しているところに木工用ボンドを塗り、あて木を接着しましょう。両方ともつけたら画像の④のように、ベンチの脚部分の端材もボンドでつけます。次に反対側にひっくり返し、ベンチの背中部分をボンドで接着します。そして脚部分の端材がしっかりつくように、画像のように上から重いものを乗せて1日置きましょう。

1日置いたら背中部分の上の角をノコギリで斜めにカットし、ヤスリをかけて塗装していない端材部分も一緒に水性ペイントを塗ります(乾いたらお好みで転写シールを貼っても◎)。次にターナーアンティークメディウムで汚れ加工をします(画像のように刷毛を寝かせて、カスるような感じに塗るのがポイント)。全体に汚れ加工ができたら完成です☆ベランダはもちろん、玄関やお部屋のインテリアにも素敵ですよ♪

はじめにベニヤ板に収まるよう、端材を切ってヤスリをかけます。次にバランスを見ながら水性ステインで好きな色にペイントして、木工用ボンドでベニヤ板に貼っていきます。外側に枠を作ったら、画像のようにテーブルの裏から釘でしっかり固定しましょう。仕上げに屋外用のニスを塗ったら完成です！天板の大きさは、足のバランスを見ながら調整してくださいね☆

壁や天井に穴を空けずに棚を設置できる「ディアウォール」。最近では、ベランダのプチリフォームでも人気のアイテムです。そんなディアウォールを活用した素敵なDIYをご紹介します☆材料はそれぞれ用意してももちろんOKですが、DIYREPiのオンラインストアで購入可能なセットも便利ですよ(ディアウォール・ワックス塗装済みの木材・木製調節用板がセットになっています)♪
【用意するもの】
・(長さ2440㎜以内カット無料)BRIWAX塗装済み2×4材×ディアウォールセット
・匠の塗料 彩速シリーズ
・2×4材
・電動ドライバー

はじめに壁面に平行になるように、2本の柱をディアウォールで立てます。次に好きな高さに合わせて、L字金具で棚板を固定したら完成です♪こちらのベランダでは万が一の落下の危険防止のために、低い位置にグリーンが置けるように設置しているそうです。また、柱がグラグラしている状態も危険なので、設置の際は隙間ができないように高さをしっかり調整しましょう。

今回ご紹介した素敵なベランダの数々、いかがでしたか？
ベランダのお花やグリーンたちにスペースを分けてもらって、テーブルとチェアを置いてみるだけでも立派なくつろぎのカフェになりますよね。

そしてだんだんアイディアが湧いてきて、自分のお気に入りをテーマにした自分だけのベランダカフェが出来上がっていくんだと思います♡
植木鉢のリメイク術やDIYもヒントにしながら、素敵なベランダ作りを楽しんでくださいね♪