床に物を置かない = 片づけのしやすさがカギ!
どうすれば床に物を置かずにいられるのでしょうか? それは、片づけのしやすさがカギとなります。
部屋が散らかるのは、物の定位置が決まっていなかったり、仮置きのつもりが半永久的に置きっぱなしになったりするためです。
頑張らないと片づかないのは、もう終わりにしましょう。片づけやすい収納で、「床に物を置かない」を実現するのです。
部屋が散らかるのは、物の定位置が決まっていなかったり、仮置きのつもりが半永久的に置きっぱなしになったりするためです。
頑張らないと片づかないのは、もう終わりにしましょう。片づけやすい収納で、「床に物を置かない」を実現するのです。
掃除をしやすくする
床に物を置いていなければ、掃除はうんとラクになります。掃除のじゃまになる物をどける手間が省けるからです。
物の置き場所をあらかじめ決めておいたり、汚れがたまらないようにしたりする。掃除をしやすくする工夫は、結局のところ「床に物を置かない」への近道なのです。
物の置き場所をあらかじめ決めておいたり、汚れがたまらないようにしたりする。掃除をしやすくする工夫は、結局のところ「床に物を置かない」への近道なのです。
移動をラクにする
床に物を全く置かないのは、非現実的でしょう。家具をはじめ、収納ケースやゴミ箱など、置かざるを得ないものもあります。
それらのものは、移動がラクにできるようにするのです。椅子の脚にすべりのよいフエルトを貼ったり、観葉植物など動かしにくいものはキャスター付きの台に載せたりします。
それらのものは、移動がラクにできるようにするのです。椅子の脚にすべりのよいフエルトを貼ったり、観葉植物など動かしにくいものはキャスター付きの台に載せたりします。
汚れがたまらないようにする
そもそも汚れがたまらないようにしておけば、あとは掃除がラクになります。初期投資として、最初に少しの手間とお金をかけるだけです。
ホコリがたまりやすいコード類はボックスにまとめる。ぬめりやすい水回りのものは、壁掛けにして浮かせる、というように。
ホコリがたまりやすいコード類はボックスにまとめる。ぬめりやすい水回りのものは、壁掛けにして浮かせる、というように。
置きっぱなしをなくす
出典:unsplash.com
置き場所が決まっていないものは、置きっぱなしになりがちです。いただきものや宅配便の荷物など、新たに家の中に入ってきたものの一時置き場をつくります。
玄関、パントリー、納戸、クローゼット、それぞれに仮置きスペースをあらかじめ空けておくのです。とりあえずそこに置いておけば、床に物を置く必要もなくなります。
玄関、パントリー、納戸、クローゼット、それぞれに仮置きスペースをあらかじめ空けておくのです。とりあえずそこに置いておけば、床に物を置く必要もなくなります。
家族も協力できるように
自分ひとりが頑張って片づけないと、きれいな状態をキープできないのは困りもの。家族も無理なく協力できる仕組みが必要です。
入れる場所が決まっていて、届きやすい場所にある。ワンアクションで片づけられる。そういった片づけやすさが、重要なカギとなります。
入れる場所が決まっていて、届きやすい場所にある。ワンアクションで片づけられる。そういった片づけやすさが、重要なカギとなります。
手の届く高さにする
しゃがんだり背伸びしたりせず、立ったままの姿勢で手の届く高さ。これが、ラクな収納の高さです。
つまり、家族それぞれに使いやすい高さは異なるということ。子どもに片づけてほしいのなら、子どもの手の届く高さに収納を設置するのです。
つまり、家族それぞれに使いやすい高さは異なるということ。子どもに片づけてほしいのなら、子どもの手の届く高さに収納を設置するのです。
個人の専用スペースを設ける
家族一人ひとりに片づけを任せたいときは、個人の専用スペースを設けることです。その場所は、お互い干渉しません。
洗面には個人別の収納ボックスを設置する。各自の手の届きやすい高さに合わせ、収納棚を使い分ける、というように。
洗面には個人別の収納ボックスを設置する。各自の手の届きやすい高さに合わせ、収納棚を使い分ける、というように。
ゆる収納でOKとする
人それぞれ性格が異なるように、きっちり畳みたい人、ざっくり放り込みたい人、それぞれのやり方があります。家族の協力を得るには、共有部分に関してはゆるいルールの方がうまくいくでしょう。
元にあった場所におおむね収まっていればよしとする。そんなゆる収納でOKとするのです。
元にあった場所におおむね収まっていればよしとする。そんなゆる収納でOKとするのです。
一時保管場所をつくる
置きっぱなしを防ぐために、一時置き場をつくることはすでにお伝えした通りです。家族が置きっぱなしにしやすいものも、一時保管場所をつくります。
玄関や廊下にフックを取り付け、帰宅後すぐにカバンや上着を掛けられるようにする。すぐに洗濯しないような服は、専用のカゴをクローゼットに置いておく、というように。
玄関や廊下にフックを取り付け、帰宅後すぐにカバンや上着を掛けられるようにする。すぐに洗濯しないような服は、専用のカゴをクローゼットに置いておく、というように。
当たり前をなくす
これはこうあるべきもの。そんな先入観や常識に縛られて、頭が固くなっていませんか?
当たり前をなくしてしまう。固定観念をとっぱらってしまう。そうやって考え方をゆるめれば、うまくいかないことも一気に解決するかもしれません。
当たり前をなくしてしまう。固定観念をとっぱらってしまう。そうやって考え方をゆるめれば、うまくいかないことも一気に解決するかもしれません。
動線を短くする
個人の持ち物はそれぞれの自室に、というルールは、至極まっとうです。しかし、リビングに持ってきては自室に戻す、という動作が面倒になり、放置の原因になりかねません。
使う場所に収納場所をつくると、動線が短くなります。動線が短くなると、片づけも気負いなくできます。その結果、放置がなくなるのです。
使う場所に収納場所をつくると、動線が短くなります。動線が短くなると、片づけも気負いなくできます。その結果、放置がなくなるのです。
重心を上げる
動線を短くした結果、収納が足りなくなる場合が想定されます。たとえば子どもがダイニングで勉強をする場合、勉強道具の置き場所に困るかもしれません。
その際は、ダイニングの壁面に棚を設けるなど、重心を上げてみるのです。水平方向だけでなく、垂直方向にも目を向ければ、床に物を置かずとも収納量を増やせます。
その際は、ダイニングの壁面に棚を設けるなど、重心を上げてみるのです。水平方向だけでなく、垂直方向にも目を向ければ、床に物を置かずとも収納量を増やせます。
常識をくつがえす
当たり前にあるものをなくしてみると、片づけや掃除がうんとラクになることに気付けるでしょう。収納の扉を取っ払ってしまえば、片手のワンアクションで物の出し入れができます。
リビングテーブルは折りたたみ式に替えて、必要なときにそのつど出す方式にする。ゴミ箱は各部屋に置かず、メインとなるゴミ箱ひとつに集約する。
常識にとらわれなければ、床に置く物の数を、ひとつでも減らすことができるのです。
リビングテーブルは折りたたみ式に替えて、必要なときにそのつど出す方式にする。ゴミ箱は各部屋に置かず、メインとなるゴミ箱ひとつに集約する。
常識にとらわれなければ、床に置く物の数を、ひとつでも減らすことができるのです。
「床に物を置かない」リラックス空間を叶えよう
「床に物を置かない」ための収納アイディアをご紹介しました。
床に物を置かない部屋は、風が通り抜けて清々しく、ストレスフリーです。
ご紹介した収納アイディアをご参考に、すっきり心地いいリラックス空間を叶えてくださいね。
床に物を置かない部屋は、風が通り抜けて清々しく、ストレスフリーです。
ご紹介した収納アイディアをご参考に、すっきり心地いいリラックス空間を叶えてくださいね。