グリーン初心者さんにおすすめ!コケテラリウム作り
小さくてかわいい「コケテラリウム」の世界
必要なもの
コケ
「タマゴケ」はふわふわとした葉と、冬から春にかけて付く胞子嚢が可愛いと大人気!暑さや乾燥に気を付けて育てるのがポイントです。
土
コケを育てるには、コケテラリウム専用の土を使うのがおすすめ。こちらの土は国産の黒土を殺菌処理したもので、きめ細かくて使いやすいです。
容器
容器は形やサイズの種類が豊富なので、置くスペースや好みに合わせて選ぶと良いですね。フタ付きだと乾燥を防げるので、初心者にはぴったりです。
吊るすタイプの容器は、インテリアの一部になっておしゃれ!小さい空間でも十分コケテラリウムの世界を楽しめます。
レイアウトを楽しめるもの
砂
土の上に敷く砂は、理想のレイアウト作りに役立つアイテムです。白や茶色の砂で道を作ったり、青い砂で川を作ったり、想像が広がりますね!
石
大小様々な石を入れると、立体的な印象になります。サイズや色の種類がたくさんあるので、容器のサイズや作りたい雰囲気に合わせて選びましょう。
流木
ユニークな形の流木は、コケテラリウムをより自然に見せてくれます。立てたり横向きに置いたり、自分のセンスで自由にレイアウトしてみましょう。
設置やお手入れに必要なもの
ピンセット
コケを植えるのに便利なピンセット。細くてコケがつまみやすいものを使うと良いですね。小さい容器でも狙った所にコケを植えられます。
スプーン&ヘラ
砂を入れたり土をならしたりするのに便利なアイテムです。細長いので高さのある容器でも使いやすいのがgood!細かいレイアウトの調整に重宝します。
霧吹き
コケを育てるのに欠かせないアイテム。細かいミストが出て満遍なくコケを湿らせることができます。コケにとってちょうど良い湿り具合を保つのにぴったり。
ハサミ
伸びてきたコケをカットする時に使うハサミ。細長くて先端が少し曲がっているのが特徴です。底にあるコケも綺麗にカットでき、見栄え良く仕上がりますよ。
コケテラリウムの作り方
土を入れる、石を置く
まずはコケテラリウム用の土を敷きます。均等に敷いても良いですが、傾斜をつけると立体感が出て自然な仕上がりになりますよ。
次に石を置きましょう。最初に大きめの石を置き、バランスを見ながら小さめの石を足すと良いですね。配置を決めたら、全体に水を掛けて土の表面を濡らし、石を固定しましょう。
コケを設置
いよいよ主役のコケが登場!植える前に霧吹きでコケを湿らせて、ピンセットでつまめるくらいのサイズに分けます。底に土が付いていたらハサミで切り、ピンセットで土に差し込みましょう。背の高いコケは茎を少しカットしてもOK。
砂を入れる
霧吹きをかけて仕上げる
全ての配置が決まったら、最後に霧吹きで全体を湿らせて完成!自分で一から作った達成感を味わえますよ。
コケテラリウムの育て方
水やり
日光
初心者さんにおすすめ!簡単キット
初めて作るなら、必要なものが揃ったキットがおすすめです。容器と2種類のコケ、土がセットになっています。シンプルなので、石や流木、フィギュアなどをお好みで足しても◎
アレンジして楽しもう
ガラステラリウム ハウス
絵本に出てくるような三角屋根の可愛いお家です。幅8.5cm×高さ12.5cmと、デスクや棚に置くのにちょうど良いサイズ。屋根は片方開くので、そこから水やりができます。
多面体テラリウム
サッカーボールのようなかっこいい容器です。オブジェとして飾ってもおしゃれ♪横からも上からも観察できますよ。サイズは幅29cm×高さ23cmです。
LED照明付コケテラリウム
こちらの容器はLEDライトが付いていて、コケの育成を助けてくれます。夜になるとコケが光に包まれて、昼間とは違う美しさを楽しめるのが魅力。明るさは4段階で切り替えられます
フィギュア
フィギュアを入れると、コケテラリウムに物語性が生まれます。自分の好きな動物を入れて、想像力を膨らませながら楽しみましょう♪こちらはシカさんが6体セットになっています。
こちらは存在感のあるコウテイペンギン。サイズは幅2cm×高さ5.7cmです。石の上に載せるとリアルですね!
ライト
水槽に取り付けて使えるライト。角度や位置を自由に調整できるのが便利です。日光が当たらない場所でもコケが健やかに育ちますよ。1日8時間を目安に、成長に合わせて照らしましょう。
もっと知りたい人は…
はじめての苔テラリウム
コケテラリウムの作り方やお世話の仕方が丁寧に説明されたガイドブック。コケの基本的な植え方から、少しレベルアップした応用編まで学べる頼もしい一冊です。
まずは主役のコケ選びから始めましょう。コケの種類は色々あるので、レイアウトや育てやすさを考えつつ選ぶのがおすすめです。芝生のような見た目の「ホソバオキナゴケ」は、乾燥に強く飼育しやすいのが特徴。