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家にある材料で簡単に作れるプラントハンガー
プラントハンガーは、鉢を置く場所がない狭い部屋でもインテリアグリーンが楽しめるので人気のアイテムです。最近インテリア雑誌などでも紹介されていて、いろいろなデザインのものがお花屋さんやインテリアショップで売られています。でも実は、ご自宅で簡単に手作りできます!今回は、身近な材料で作るプラントハンガーを紹介します。基本のものは10分もあれば作れてしまいますので、ハンドメイド初心者の方でも無理なくチャレンジできます。ぜひ挑戦してみてください。
材料と必要な道具
(筆者撮影)
今回紹介するプラントハンガーに必要な材料・道具はたった3つだけです!
・綿紐(麻紐や色付きの紐でもOK)
・長さを測れるもの
・ハサミ
綿紐の太さはなんでもいいですが、太い糸ほど丈夫に仕上がります。100均や手芸用品店で簡単に購入できますので、いろいろな紐で試してみるのもいいですね♪
・綿紐(麻紐や色付きの紐でもOK)
・長さを測れるもの
・ハサミ
綿紐の太さはなんでもいいですが、太い糸ほど丈夫に仕上がります。100均や手芸用品店で簡単に購入できますので、いろいろな紐で試してみるのもいいですね♪
「たこ糸」とかかれた紐で十分です!安価なものやいろいろなカラーのものがあります。
Tenn Well 綿紐, 200M 3本撚り
998円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
今流行りのマクラメ編み用糸は、手触りが柔らかく丈夫なのでプラントハンガーを作るのにぴったりです。マクラメ編みのタペストリーなどおしゃれなインテリアアイテムを作れますので、ハンドメイド好きの方は買ってみてもいいですね。
AINetJP マクラメロープ 2個セット (1mm×100m)
999円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
①紐を切って束ねる
(筆者撮影)
まず、紐を「160cm×4本」切り出します。今回紹介するレシピでは全長約50cmのプラントハンガーができますが、もっと長いor短いものを作りたい方は、ここで紐の長さを調節しましょう。
(筆者撮影)
紐を切り出したら二つに折って、輪になる方の先端から5cmあたりを結びます。ここでできる輪っかでフックなどに引っ掛けます。
③編み目を作る
(筆者撮影)
輪っかを中心にして紐を2本ずつ4組に分け、根元から12cm程度のところでそれぞれ結びます。そしたら、紐を1本ずつに分けて写真のようにペアにして、今度は最初の結び目から10cm程度のところで結びましょう。すると、紐が網目状になります。
(筆者撮影)
両端に1本ずつ余っていた紐をまとめて、先ほどと同じように前の結び目から10cm程度のところで束にして結びます。そうすると、編み目が筒状になるので、ここで吊るしたい鉢にはめてみましょう。きつすぎる場合は結び目の間隔を広げて調整してください。
(筆者撮影)
2段目と同様、隣り合わせの紐を2本1組にして10cmほどの間隔で結び目を作ります。すると写真のように根元の輪っかから計3段の編み目が出来上がります。長めの紐を用意した場合は、同じ要領で4段・5段と編み目を作っていきましょう。
④全ての紐を束ねて底を作る
(筆者撮影)
最後まで編み目が作れたら、8本の紐を束ねて一緒に結びます。この時に、最後の編み目から結び目までの長さが鉢の半径以上になるようにしてください。心配な方はここで鉢を入れてみて、バランスをみましょう。
(筆者撮影)
最後に紐を切りそろえて完成です。ただし、切りそろえる前に必ず鉢を入れてどこかに吊るしてみてください。編み目は不均等だったり、サイズは合わなかったりしているとバランスよく吊るせません。
(筆者撮影)
完成はこのようになります。天井にフックをつけて吊るしてもいいですし、我が家のようにスタンドライトにかけてもいいでしょう。ただし、あまり重すぎる鉢は入れないようにしてください。また、たくさん水やりをしなくてはいけない草花はプラントハンガーに適していません。床や壁が汚れてしまう可能性があるからです。あまり水やりを必要としない、エアプラントやサボテン、多肉植物がおすすめです。
ちょっと変わったデニムから作るプラントハンガー
プラントハンガーといえば紐で編んだものを想像する方が多いでしょうか、ここで少し変わり種のタイプを紹介します。着られなくなった子供のズボンをアップサイクルしてみました♪ミシンも必要なく、少しの手縫いでできてしまいますので、興味がある方はぜひ作ってみてください。
①ウエスト部分を切り取る
まず、ウエストの少し下の部分をぐるりと一周切ります。この時にまっすぐでなくても大丈夫です!ファスナーなどの金具が邪魔なときは事前に外しておきましょう。
②鉢の直径に合わせて縫う
鉢の直径に合わせて余分な長さを切り取り、手縫いで縫い合わせます。この時に緩くならないように気をつけてください。余裕がありすぎると吊るした時に鉢が落ちてしまいます。
③余った部分から紐を作ってウエストパーツにつける
ウエストを切り取った残りの部分を帯状に切って、ウエストに輪になるように縫い付けます。落下が心配な場合は、底を支えるための紐も取り付けましょう。デニム生地はほつれにくく丈夫なので、プラントハンガーにぴったりの素材です。ただし、重すぎたり大きすぎたりする鉢は万が一落下した際に大事故になるため、避けた方がいいでしょう。
こちらではさらに詳しい作り方を紹介しています。レシピの詳細を知りたい方は、是非合わせてご覧ください!
中級・上級レベルのプラントハンガー
簡単プラントハンガーではもの足りたいあなたにおすすめのレシピを紹介します。と言っても、決して難しい訳ではありません。一度編み方を覚えてしまえばあとは繰り返していくだけです。まるで売り物のような仕上がりになりますので、観葉植物とセットでプレゼントしても喜ばれるでしょう。ぜひ時間に余裕がある方は試してみてください。
鉢を包み込むような卵型ハンガー
丸いフフォルムがなんとも可愛らしいプラントハンガーです。一見複雑そうに見えますが、編み図などは使わずに作れます。マクラメボードやマクラメピンなど必要な道具が少々増えますが、いろいろなマクラメ作品を作りたい方は揃えてもいいでしょう!
小物を作るのにちょうどいい20×30cmサイズのマクラメボードです。コルクボード製なので柔らかく扱いやすく、方眼目が印刷されているので、編み目を整えるのに便利です。
メルヘンアート マクラメスターターキット
1,495円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
画鋲などでも代用できますが、マクラメピンは取り外しやすく紐を傷つけにくいのでおすすめです。ただし、太めのタイプなので繊細なレースを編む時には使えませんので注意しましょう。
メルヘンアート マクラメピン 50本入
420円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
お部屋の主役にもなるタペストリーハンガー
ナチュラルインテリア好きの人に人気のタペストリーとプラントハンガーを組み合わせた作品です。生成りの紐で編めば主張しすぎず品のある仕上がりになります。こちらも同じ結び方を繰り返し模様を作るので、コツさえつかめば簡単です。空き時間に少しずつ編み進めてもいいですね♪特別な道具は必要ないのも嬉しいポイントです。
お部屋にグリーンを取り入れてみましょう
出典:unsplash.com
今回は簡単&あっという間にできるタイプから、少し変わったタイプ、中級・上級者向けのタイプまでいろいろなプラントハンガーの作り方を紹介しました。グリーンを吊り下げる方法は狭い日本の住宅では特に活躍します。一つだけでも存在感が出ますし、小さい鉢を数個合わせて吊るしても可愛いです。ここで紹介したレシピはどれも材料費がかからず短時間で作れます。ぜひ、空いた時間を利用してプラントハンガー作りを楽しんでください♪
(筆者撮影)