大型家具、どう選ぶ？
特にお部屋の印象をがらりと変える「大型家具」は、失敗したくない大きな買い物です。
お気に入りの家具があれば、部屋は心地よく過ごせる憩いの場に。お家に帰るのが楽しくなるはずです。
暮らしをデザインする「大型家具」って？
家具選びは「実際に使ってみる」がポイント
センスよく部屋をまとめるなら、インテリアのテイストに合う大型家具を選ぶことが大切です。
そのためには、家具を置きたい場所をスマートフォンで撮影して、インテリアショップに行くといいでしょう。
デザインは気に入ったけれど、実際に部屋に置いてみると使い勝手が良くなかった…となると後悔してしまいそうですよね。
そんな失敗を減らすためにも、大型家具は実際に使ってみることをおすすめします。
たとえば、ダイニングテーブルに座って食事しているように手を動かしてみたり、食器棚に器をしまう動作をしてみたり…日々の暮らしを想像しながら、ひとつひとつ試してみてはいかがでしょうか。
実際に見に行ってもお部屋に置いた時のイメージが湧きにくい場合は、シミュレーションサービスを行っているショップもありますので、利用してみてはいかがでしょうか。
大型家具の選びかた1：お部屋を整える「収納家具」
できるだけモノを持たないように心がけていても、生活の必需品だけでもかさばるもの。
また、オブジェや花瓶など、部屋を彩るアイテムも置きたいですよね。
デザインも容量もある収納家具があれば、すっきりと整ったお部屋が保てます。
でも、どのくらいのサイズがベストなのか悩んでしまいませんか。
少し余裕が生まれるサイズ
そんな時には、目安として「今持っているモノを収納したときに、20％程度の余裕がある」状態を目指してみてください。モノをただ詰め込むだけでなく、見せることを意識しながら収納すると美しく整った印象にまとまります。
大型家具の選びかた2：くつろぎを生み出す「ソファ」
家族が長い時間を過ごすリビングには、座り心地の良いソファが必須ともいえるかもしれません。
大型家具のなかでも、サイズやデザインが豊富なソファは選ぶのが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
サイズを絞り込む
デザイン、素材、サイズなど、選ぶ基準はひとそれぞれですが、まず意識したいのが「サイズ」です。
間口から搬入できるのか、置きたい場所に入るのか、計測をしてから選ぶのがポイント◎
サイズがマッチするものに絞り込めれば、選びやすくなるはずです。
外せない座り心地
「座り心地」は、座面の硬さや背もたれの高さなど好みは人それぞれです。ぜひ実際に座ってみてしっくりくるタイプを選んでみてください。
空間に余裕がなく、できるだけコンパクトに見せたいならロータイプのソファを選ぶのがおすすめ。内装がホワイト系なら、同系色のソファを選ぶと軽やかに見えて、お部屋を広く見せる効果も期待できます。
大型家具の選びかた3：暮らしに寄り添う「ダイニングテーブル」
ライフスタイルに合わせる
家族構成やライフスタイル、お部屋の広さなどに合わせて選ぶと良いでしょう。
また、家族や来客が多いご家庭や普段食卓に並べる食器が多いご家庭は、ライフスタイルに合わせて天板のサイズを選んでみてください。
丸い天板なら人数が増えても椅子を並べやすく、空間のどの場所に置いてもお部屋になじみますよ。
シーンによって天板の大きさを変えられるエクステンションテーブル（伸長式テーブル）も使い勝手がいいでしょう。
大型家具の選びかた4：1日の疲れを癒す「ベッド」
寝返りがしやすいこと
上質な睡眠は日々を健やかに過ごすために大切な要素。ベッドはデザインだけでなく、その寝心地にもこだわって選びたいですよね。
基本的にベッドのサイズは「寝返りを自然にうちやすい」ことを意識して選ぶといいでしょう。
2台使うアイデアも
たとえば家族がベッドに並んで眠る場合、体格によって狭さを感じることもあります。
そんな時には、同デザインのセミシングルやシングルサイズをぴったりとつけて、1台のベッドのように使うのもひとつのアイデア。大きなベッドを1台置くよりも、ライフスタイルの変化に合わせて使い続けられるので、重宝するのではないでしょうか。
暮らしやインテリアになじむ「お気に入り」を見つけて
素敵な暮らしをデザインするうえで、揃えておきたいのは、下記の大型家具ではないでしょうか。
・収納家具（キャビネット・食器棚など）
・ダイニングテーブル
・ソファ
・ベッド
これらの家具について、後ほど選び方を詳しくご紹介していきます。