モノが溢れたら壁を使えばいいよね。｢壁掛け収納」総まとめ
今回は、壁を傷めずに取り入れられる「壁掛け収納」のアイディアをご紹介。突っ張りラックやパーテーション、有孔ボード（ペグボード）、突っ張り柱（ディアウォール）などを活用するアイデアをまとめました。
かっこ良くて使える「有孔ボード（ペグボード）」
有孔ボード（ペグボード）とは
パーツ次第で自由自在
穴に専用パーツを取り付けることで、棚も簡単に作れます。さらにフックやバーなどを組み合わせて…と、アイディア次第で使い方は無限大。軽い物を留めるなら、立てかけたり壁と家具で挟んだりして固定を。キッチングッズなどの重い物を掛けるときには、ペグボードをしっかり固定する必要があります。その時にボードを壁にぴったりくっつけるとフックを引っ掛けられないので、ワッシャーなどを噛ませて裏側に隙間をつくる必要があります。
ベッドサイドにもおすすめ
こちらは機能的でとってもお洒落な「ベッドヘッド」です。有孔ボードをベッドに挟むだけなので簡単に作れちゃいます。棚を固定しているシェルフスルーやブックスタンドなど、専用フックの組み合わせ方もぜひ参考に☆通常なら壁に穴を開けて取り付けるウォールライトも、有孔ボードならボルトとナットで止めればOK！
光 パンチングボード MDF 無地
MDF素材で比較的安価なパンチングボード。別売りの枠を組み合わせたり、金具を付けたりと使い方は自由。レビューではガレージで使っている様子などが見られるので、参考にしてみてください。
最初は小さめサイズで試して◎
必要な時にサッと物が取りやすい「吊るす収納」。フックを組み合わせれば、実用的＆オシャレな収納が簡単に作れちゃいます♪
木枠をつけるとまた一味違った雰囲気に。キッチン・玄関・子供部屋など、いろんな場所で活躍してくれます☆
壁に貼る前に試したい方は、小さめサイズを立てかけてもいいですね。こちらはIKEAや100円均一で売られているようなので、探してみてください。
壁面がどこでも棚に。ディアウォールで自由度アップ
「ペグボードはいいと思うけど、固定するにはやっぱり壁に穴をあけなきゃならないの？」そんなときに役立つのが「ディアウォール」です。ディアウォールそのものは、このようなキャップ2個のセット。2×4の木材がぴったりはまるサイズになっています。好みの長さにカットした木材の上下にキャップをはめ、突っ張ることで、「柱」を作ることができるんです。
こちらが木材を入れて突っ張ったところ。ディアウォール自体は1000円〜1500円程度、2×4の木材はホームセンターで数百円で購入可能。こうして作った柱があれば、あとはこれを下地に、棚や造作収納などアレンジは自由。DIYの腕の見せどころ！
壁に直接ビスを打って棚を施工するのは、賃貸でなくても勇気がいりますが、ディアウォールなら思い立ったらすぐにチャレンジができそう。こんなふうにテーブルの横にお洒落なカウンターと棚を作ると、まるでカフェのような雰囲気に♪
こちらもディアウォールを使った素敵なリビング空間！TVの後ろに棚を作ることで、高い場所のスペースも有効活用できますね。2×4材にビンテージワックスを塗ると、少し使い込んだようなアンティークな風合いに♪
高さが自由に選べるので、キッチンカウンターにも突っ張りOK。こんなふうにコーヒー器具やカップを「見せる収納」にして、お洒落なカフェコーナーを作ってみませんか？キッチンのちょっとしたスペースも、ディアウォールで収納付きの使いやすい空間に。
こちらは出窓に作ったおしゃれな多肉植物コーナー。中段のショーケース風のアクセントも、まるで雑貨屋さんのような雰囲気ですね！場所に合わせて自由にデザインできるのも、ディアウォールならではの魅力です。
豊富な種類が魅力。無印良品「壁に付けられる家具」
棚、ボックス、フック、ミラーなど、用途に合わせて選べます。ミラーやボックスは縦横どちらでも使えるのもうれしいポイント。
このようなピンを壁に刺して留めます。2本のピンが壁の中で広がるため、抜けにくい構造のピンです。また、抜いても後が目立ちにくくなっています。
こちらが棚の裏側。ピンを挿したら、このくぼみにひっかければ、それだけで設置はOKです。
ナチュラルな質感の棚。収納としてはもちろん、飾り棚としてお部屋のアクセントにも活躍してくれます。棚は耐荷重3kgなので、少し重めの雑貨を載せても大丈夫。
ちなみに幅も固定フックの位置も同じ仕様なら、こちらのように長押タイプに掛け替えもできるそうです。インテリアに合わせて気軽に棚⇔長押にチェンジできるのも嬉しいですね♪
カラーバリエーションはナチュラルなオーク材のほか、ホワイト、ブラウン、ウォルナット。爽やかなホワイトは春夏のインテリアにぴったり。
「見せる収納」でお気に入りの器を飾ると、おしゃれなインテリアとしても楽しめますね♪キッチンのちょっとしたスペースを有効活用できるのも、大きな魅力です。
収納の少ないベッド周りにも◎。箱型は仕切りがついているので、本やCDの収納にもぴったり。インテリアやスペースに合わせて、横にも縦にも使えるのも嬉しいですね☆
ワイヤーネットやステンレスネット
インダストリアルな雰囲気がかっこいいウォールラックです。100均のワイヤーをリメイクしているので、製作費はなんと600円！お洒落なのに作り方はとっても簡単です☆
はじめにワイヤーネット2枚を結束バンドで留めたら、直角にしてL字金具を結束バンドで固定します。あとは好きな色にペイントするだけ。以下のサイトを参考に、ぜひチャレンジしてくださいね♪
こちらの可愛い棚は、なんと100均の焼き網をリメイク☆ウォールラックと同じく、結束バンドで簡単に作れちゃいます。お部屋のインテリアに合わせて、好きな色に塗装しても◎。
作り方は画像のように、焼き網同士を結束バンドでつなげるだけです。コの字の立方体ができたら、真ん中に焼き網1枚入れて結束バンドで固定したら完成です！詳しい手順は以下のサイトをぜひ参考に♪
壁の傷が目立たない☆便利な「壁美人」を活用しよう
壁収納の強い味方として人気の「壁美人」。石膏ボードの壁であれば、ホッチキスだけで簡単に金具を取り付けることができます。しかも取り外したあとも傷がほとんど目立ちません♪
画像のように金具の上から付属のプラスチックをあてて、プラスチックと壁が直接当たる部分をホッチキス(180°開くもの)で固定します。
用途や重さによって様々な金具があるので、こちらのように大きいサイズの棚でも大丈夫！
ホッチキスだけで棚が設置できちゃいます。「壁収納に挑戦したいけど、大きな穴を開けたくない…」とお悩みの方も、これなら安心ですね☆
いかがでしたか？
今回ご紹介したブログ＆DIYサイトはこちら☆
この有孔ボードの壁、学校の音楽室で見た覚えがありますよね。この穴は本来音を吸収し、反響を抑えるためのものなんです。有孔ボードはホームセンターで購入可能。好みのサイズにカットしてくれるお店もあります。