お部屋に活力を与えてくれるグリーンたち
じっくり選んだお花やグリーンたちは、お花屋さんで買ったポットのままではちょっぴりかわいそう。素敵なプラントポットでおめかししてあげましょう。
まずは植木鉢と鉢カバーの違いを知ろう
海外ではプラントポットというと、いわゆる植木鉢のことを指しますが、日本では植木鉢のほか、鉢カバーのことを指し示すこともあります。
植木鉢タイプのものは排水用の穴が開いているので、ポットトレイなどを置いて水が溢れないように気を付けます。こちらの植木鉢のように、トレイと一体型になっているものもあります。
鉢カバーは排水用の穴はなく、グリーンが直接植わっている植木鉢を中に入れて使います。中に水が溜まってしまわないよう、気を付けましょう。
お洒落なプラントポットと素敵な飾り方
質感を生かしてスタイリッシュにかざる
コンクリートのどっしりとした質感のプラントポットは上部がすっとすぼまっていて、とてもスタイリッシュ。家具や棚などを傷つけないよう、裏側にはシリコンの脚がついています。
白、黒、グレーの三色を揃えた同じかたちのプラントポット。黒を真ん中に入れて、リズミカルな雰囲気に。
ポットソーサーがついたプラントポットは、直線的なラインが美しいですね。ニュアンスカラーなので、ナチュラルテイストのお部屋にも馴染みやすいんですよ。
こちらはなんとそば猪口サイズの小さな植木鉢です。日本六古窯のひとつである常滑で作られています。とてもシンプルで、和風にも洋風にも使えます。
白、黄、炭、茶というシックなカラーバリエーション。四つ並べて同じ植物を育ててみるのも素敵です。
こちらは底面吸水鉢というアイテムで、鉢底のポケットからお水をあげるという面白いプラントポットです。水やりの回数を減らすことができます。
北欧らしいシンプルさが人気のケーラー。こちらはマノというデザインの鉢かバーです。丸みを帯びたやわらかなフォルムに心がときめきます。
底面潅水で有名なレチューザのプラントポットは、大きめの植物を植えるのにもぴったり。小さな目盛りのついた試験管のようなガラス瓶が水の量を教えてくれます。
ころんとした愛らしいかたちとつるんとした表面。ちいさな足もついて、キュートな雰囲気を醸し出しているプラントポットです。鮮やかな緑色がよく似合います。
パステルピンクの半球を描くプラントポットは、こんな風にすらりとしたお花を植えるとかたちの対比が面白く、インテリアのアクセントにもしやすいですね。
壁にかけるタイプのプラントポットは、壁紙との相性を考えてチョイスするといいですね。フラットなイメージの壁紙のときは、つるりとした表面のものが好相性。
アルテックのリーヒティエは独特のフォルムが目を惹くインテリア性の高いプラントポットです。ベーシックな白はどんなお部屋にもマッチしてくれますが、あえて黒を選んでクールなアクセントにするのもお洒落ですよ。
まるで背景に溶けこむようなナチュラルホワイトのプラントポット。グリーン自体に動きがあるときは、こんな風にプラントポットの存在感が薄い方がグリーンが引き立ちます。
石粉やプラスチックなどの廃棄資源を再利用して作られたというフラワーポット。軽いのに、重厚感のある質感が素敵。持ち上げて移動するのも簡単なので、お掃除を頻繁にするところに置くのもいいですね。
真っ白なポットは、洗面所の清潔なイメージによく似合っています。無機質な洗面所が、小さめのグリーンのおかげでぬくもりが感じられるようになりました。
広めの口のプラントポットにたっぷり寄せ植えをすると小さな森のような空間が出来上がりました。緑の色の違いが可愛いですね。
モノトーンでまとめたエリアに多肉植物の濃厚なグリーンが美しく見えます。マットテイストな黒は主張しすぎないアクセントになってくれます。
違う飾り方のグリーンたちを集めた緑のコーナー。それぞれのグリーンの個性を生かした飾り方で、スタイリッシュに見えます。インテリアの隅々にまで心を配っているのがよくわかりますね。
味わいのある表面加工で趣深く
ざらりとしたグレイの色合いが白いチェアによく馴染んでいます。重めの鉢は、ぐにゃりと横に曲がった大きめの枝をきちんと支えてくれています。
すとんとしたラインのプラントポットには、長めの枝ものがぴったりです。トレイはあえて違う色を選ぶと、プラントポットの色合いが際立ちます。
こちらは空き缶をリメイクした手作りのプラントポットです。まだらに塗ったペイントとユニークな取っ手がアーティスティックですね。
表面のざらりとした質感と淡いグレイの色味が大人っぽいプラントポットです。リビングや寝室などの落ち着きが必要なお部屋によく似合います。
置くだけで趣のあるテラコッタのポットにはお揃いのソーサーがついています。ハンドメイドらしい揺らぎ感が味わいになっています。
素焼きのプラントポットは黒のインテリアに違和感なく馴染み、すこしくすんだような葉の色をよりノスタルジックな雰囲気に見せています。
湯のみ茶碗のようなフォルムのプラントポット。下の部分が白いアクセントになっていて可愛いですね。
信楽焼の丸鉢は、和風な面持ちのグリーンによく似合います。つや消しのような質感が上品です。
鉢の底に貯水部があり、根腐れを防ぎ、適量の水やりを可能にしてくれるという優れもののプラントポットです。ナチュラルでグリーンたちとの相性もばっちりです。
ポットソーサーの下に小さな敷物を入れて、ぬくもりをプラス。プラントポットの縁がいびつになっているのが味わい深いですね。
背の高い観葉植物の根元のところにころんとしたプラントポットを置いてあげると、まるで親子のような優しい雰囲気が出来上がりました。寂しくなりがちな根元の飾り方のお手本にしたいですね。
ざらついた表面の加工がラフでワイルドな雰囲気を醸し出しています。荒野のさぼてんという風情が素敵です。
柄の入ったフラワーポットでインテリアのアクセントに
文字の入ったプラントポットは、壁に貼るポスターのようなイメージで使うとバランスよく飾ることができます。さりげないアクセントにちょうどいいですね。
リサ・ラーソンと波佐見焼がコラボしたこちらのプラントポット。大きすぎず、小さすぎないちょうどいい大きさのポットで、きちんとグリーンを飾りたいときにおすすめです。
白地に彫刻模様のような連続模様が入ったやわらかな印象のプラントポットは、鉢穴のないタイプなので、鉢カバーとして使うか、多肉植物を植える植木鉢として使うといいですね。
背の高いポットにはドライフラワーを無造作にアレンジして。プラントポットはドライフラワーをざっくりと生けたいときにもおすすめの器です。長さのあるドライフラワーを生けるときには、ある程度重さのあるポットを選ぶとひっくり返りません。
ぽってりとした素焼きのポットの表面にはセーターの模様のような編み目模様が。どこかほっこりとしたような気持ちになれるプラントポットですね。
深みのあるネイビーのポットに白い文字が爽やかですね。デスクの片隅に置いて、いつも愛でていたくなるような可愛らしいグリーンがよく似合います。
お気に入りのプラントポットでおうち時間を楽しんで
せっかくグリーンを飾るなら、お部屋の雰囲気に合わせてプラントポットもチョイスしてあげたいものですね。デザインや色合いだけではなく、お手入れのしやすさもプラントポット選びでは大切なポイント。お気に入りのプラントポットを見つけて、おうち時間をより充実させてみてくださいね♪
お部屋にフレッシュなグリーンがあると、活力に溢れるいきいきとした雰囲気を演出することができます。ほんのちいさなものでも、元気いっぱいのグリーンは私たちの疲れた心を癒してくれます。