悩ましい「ウォークインクローゼット」の使い方
「どんな収納家具を使えばおしゃれで使いやすいスペースにできるの?」
「ウォークインクローゼット、活用できるのかな?クローゼットだけで十分?」等々…。
この記事を読めば、きっとそんなお悩みのすべてが解消するはずです。お楽しみに!
そもそも、ウォークインクローゼットって?
クローゼットとの違いは広さ。2畳・3畳・4畳くらいが一般的
レイアウトは「I型・Ⅱ型・コの字型・L字型」の4種類
ウォークインクローゼットのレイアウトは大まかに4種類。通路の片側だけにハンガーパイプや棚を配した「I型」、両側に収納スペースのある「Ⅱ型」、通路の両側の収納に加えて奥の壁の3面に収納できる「コの字型」、片側と奥の壁にハンガーパイプや棚のある「L字型」です。
「ウォークインクローゼット」のメリットとデメリット
大家族や衣装持ちさんに嬉しい大容量の収納力があり、洋服のコーディネートから着替えまで中でできるのがメリットです。
一方、通路がデッドスペースになることがデメリット。かといって狭すぎる通路だと窮屈に。通路には最低60cm、着替えもするなら80cmは必要になります。

このようにとっても便利なウォークインクローゼットですが、その一面、何でもつめこんでしまって物置状態になる、使いにくい…なんて声もちらほら。おしゃれにすっきりとした収納をするコツって、ないものでしょうか?
収納の達人ブロガーさんの収納術を例に
無印良品、ニトリ、IKEA(イケア)、どんな収納家具を使ってる?
【無印良品】の収納ケース・ボックスを使った収納方法&コツ
下段は「ポリプロピレンケース」をタンス代わりに
専用アイテム「フロントインデックス」で目隠しもできる
上の棚にぴったり!ホコリ対策もバッチリの「ソフトボックス」
「吊るせる収納」で洋服掛けの空いたスペースを有効活用
【ニトリ】の吊り収納+巾着袋を使った収納方法&コツ
収納したい物に合わせて最適なアイテムを選ぼう
【IKEA】の収納ケースを使った収納方法&コツ
かさばるものはSKUBB(スクッブ)シリーズにIN!
「衣装・収納ケース」をもっと使いこなす収納術&アイデア
布団や毛布など頻繁に入れ替えないものを衣装ケースに入れて
家族ひとりひとり分けて収納したり、季節ごとに分けて収納したり、使いやすいよう工夫してみてください。上の棚に置くなら取り出しやすさも大切なポイント。こちらは取っ手が付いているので、高い所に収納しても楽に引き出すことができます。透明なケースは中に何が入っているか、見やすいところがいいですね。
狭くても大丈夫!棚の上やスキマを有効活用する収納アイデア
小物やカバンはブックトートに入れて
デッドスペースになりがちな上の棚もすっきり整う収納に
こちらのトートバッグのように外側にポケットが付いているタイプなら、ポーチなどの小物や使わないバッグのショルダーストラップなどを分けて収納しておくことができます。もちろんシンプルお洒落なトートバッグとしても使えます。
使わないハンガーはまとめてボックス収納
ブロガーさんがお使いのこちらのボックス、実は紙製なんです!楽に持ち上げることができるから、クローゼットの上段の収納にぴったりですね。その上耐荷重は約8kg!スタッキングも余裕でできます。ハンガー以外の収納にも幅広く使えそうです。
スーツケースは向きも工夫して空いているスペースにIN
洋服の下スペースには、おしゃれなかごに小物を収納
突っ張り棒を駆使!長さや向きを工夫してバランス良く設置して
立派な収納場所!「扉の裏」もお見逃しなく
クローゼットの扉の裏も有効活用できます。「ドアフック」や「ドアハンガー」などを使って、好きな物を上手に収納してみましょう。
シンプルなアイテムが人気の山崎実業からは、いろいろな種類のドアハンガーは発売されています。こちらは2段に分かれていて、上下の高さが調節できるタイプのドアハンガー。縦に長い扉裏を無駄なく有効に使えるアイテムです。
扉の裏hはバッグの収納場所としてもおすすめ。
こちらのバッグハンガーを使えば、お気に入りのバッグをお店のディスプレイのように美しく収納することができます。バッグの数に合わせて増やしていくことも可能ですし、フック部分を交換すれば、クローゼット内のパイプにかけて収納できちゃう優れものです◎
コの字やL字型のウォークインクローゼットにおすすめの収納アイデア
小さめ収納家具「タンス」で安定感のある収納スペースに
コの字型やL字型のウォークインクローゼットには、中央のアンダー部分に背の低いタンスを置くレイアウトもおすすめです。見た目にも安定感があり、上にモノも置けるほか、タンスの機能もそのまま使えて便利◎
L字型の壁は、帽子やベルト掛け、鏡の設置などに
L字型のウォークインクローゼットの壁部分は、壁面収納に活用してみましょう。おすすめは無印良品の壁に付けられる家具シリーズ。帽子やベルトを掛けるのに便利な3連ハンガー、コーデのチェックに便利な鏡、小物をディスプレイできる棚など、組み合わせ次第でクローゼットの使いやすさがグンとアップします。
ブロガーさんに学ぶ、収納力がアップする【洋服収納のコツ】

衣替えの時期には、オフシーズンの洋服を綺麗にたたんでクローゼットへ。でも、衣類が多い上に、綺麗にたためないとなると、作業が憂鬱になることも……。ブロガーさんから、洋服を一定量に保つ方法やたたみにくい衣類のたたみ方・収納のコツを学んで、楽しく取り組みませんか?
整理を始める前に決めておこう!収納の統一ルール

広々としたウォークインクローゼットも、思いつくままにモノを入れていてはいつかあふれてしまいます。最初にクローゼット内にしまう服を、ルールを持って整理しておくと、無駄なく収納スペースを確保できるだけでなく、二度手間がなくなります。
「洋服は必要十分な数だけ持つ」と管理もラクに

必要十分な服だけ残すと、収納やコーディネートも楽に。季節ごとに断捨離を。
■「断捨離してもいい服」
・複数ある同じような色・形の服の中でいたんできたもの
・家族や友達に「似合わない」と言われる服
・自分のパーソナルカラー(あなたに似合う色)ではない服
・年齢と共にサイズ・形が合わなくなってしまった服
衣類を一定量に保つには……「さよならBOX」を活用
100均のケースですっきり収納!ブラトップのたたみ方・収納の仕方
家事時短化に役立つ!ハンガーを駆使した収納術
ハンガー収納は畳む手間がかからないから効率的!

座って洗濯物を畳むのは、家事の中でも結構な手間ですよね。家族が多いと時間もかかり、「キレイに畳めない」お悩みも…。せっかくウォークインクローゼットがあるのなら、洗濯物を畳まずにハンガーにかけて収納してしまうのも1つの選択肢。かなりの時短になります。
ハンガーを同じメーカーのものに揃えると省スペースで統一感UP
ハンガーにかける時は服の色を揃えるといいらしい
1つで3着かけられる。便利な無印良品の「アルミハンガー」もおすすめ
ウォークインクローゼットの簡単DIYアイデア集
中身がすぐにわかるようにラベリング
とは言え、ラベルシールを作るのもセンスが問われますよね。苦手な方は簡単にラベルシールが作れる機械を買ってみるのもひとつの手です。人気のテプラは、フォントが選べたりフレームが選べたり、作って楽しい機能がたくさん!お名前シールやプレゼント用のリボン作りにも使える優れものです。
写真を使ってより楽しくわかりやすく!
100均材料で透明ケースを簡単目隠し
本や書類はボックスで分類して収納するのも◎
収納が少なくてもOK!賃貸や一人暮らしさん向けお手軽DIY術
突っ張り棒+百均「プレンティボックス」で空間を無駄なく使う収納術
通販で購入できるものなら、フェローズの人気商品「バンカーズボックス」がおすすめ。100均で購入するよりもコストかかりますが、世界中で愛されるデザイン性はもちろん、組み立てが簡単でまとめ買いしやすいところが魅力です。耐荷重も約30kgあるので、重たいものも安心して収納できます。
洋室の収納スペースである「クローゼット」に対して、「ウォークインクローゼット」は、人が入って歩行できるくらいの幅広い収納スペースのこと。中でも出入口が2箇所あって通り抜けられるようになっているウォークインクローゼットは「ウォークスルークローゼット」と呼ばれています。