クローゼットのお悩み、ありませんか?
まずは、洋服の適正量を知ろう
適正量とは、これくらいあれば十分と感じられる数です。毎日の洋服選びをラクにしたいなら、洋服の適正量を知ることから始めましょう。
適正量を知らないと、何着服があればいいのか分からず、どんどん服を買い足してしまいます。逆に適正量が分かっていると、何着あれば大丈夫と安心できるので、クローゼットをスッキリ保つことができます。
適正量ってどのくらい?
洋服の適正量は、多い人でも100着、少ない人なら30着と言われています。言われた通りの数にしてみたけど、なぜかしっくりこない。また服が増えてしまうという人は、再検討が必要です。
週に何回洗濯するか、仕事をしているかしていないかでは、必要な数は変わってきます。冬に雪が降る地域では、それ用のコートが必要です。外出が多い人は、ある程度の枚数は必要です。適正量は、その人の価値観や生活スタイル、住んでいる地域によって変える必要があります。
自分の適正量を知るメリット
自分の適正量を知ることで、「もう十分服を持っているから、買わなくてもいい」「何枚捨てても困らない」と、客観的に判断することができます。服が増えすぎたり、捨てすぎるリスクを減らしてくれます。
適正量の決め方
1.服をすべて出す
自分の持っている服の数を把握している人は、あまりいないと思います。まずは、自分が持っている服を全て出すところから始めましょう。ひとつひとつ手に取ることで、自分が所有している服と向き合ういいきっかけにもなります。
2.リストアップする
次に、自分の持っている服をリストアップしていきます。どんな種類を何着持っているか、書くことで明確にします。文字にすることで、客観的に捉えることができ、適正量も決めやすくなります。
3.何着必要か考えてみる
リストを見れば、自分が着ている服はどれか、着ていない服は何着あるか、すぐに分かるはずです。どんな種類を何着持っていれば足りるのか、考えてみましょう。実際にその枚数に減らす必要はありませんが、適正量を決めておくと服が増えすぎるのを抑えられます。
自分だけの《クローゼットリスト》の作り方
自分の適正量を決めたら《クローゼットリスト》を作りましょう。色も書いておくと買い物をするときや、コーディネートを考えるときも便利です。
□スプリングコート…ベージュ1着
トップス
□Tシャツ…白2着 黒2着
ボトムス
□夏用スカート…紺1着
□冬用スカート…カーキ1着
このように、種類別に分けてリスト化していきます。
下記のリストを参考に、自分だけの《クローゼットリスト》を作ってみてくださいね。
アウター
□スプリングコート
□ジャケット
□パーカー
□カーディガン
□ベスト
フォーマルウェア
□セレモニースーツ
□礼服
□ストッキング
□バッグ
□ネックレス
□コサージュ
仕事着
□ブラウス
□ワイシャツ
□スカート
□パンツ
□靴
□ベルト
□ネクタイ
トップス
□シャツ
□Tシャツ
□ニット
□ワンピース
□キャミソール
□タンクトップ
ボトムス
□冬用スカート
□夏用ズボン
□冬用ズボン
ルームウェア
□パジャマ
□ルームソックス
□ガウン
洋服以外
□靴下
□マフラー
□ストール
□スカーフ
□ベルト
□靴
□時計
□バッグ
□ネックレス
□ピアス
洋服の量を見直す
《クローゼットリスト》を作ると、洋服を減らしやすくなります。まだ着られるのに処分する必要はありませんが、もう着ない服をいつまでも置いておくのも収納スペースがもったいないですよね。
チェックリストを紹介するので、処分するときの基準にしてみてくださいね。
処分する服のチェックリスト
□穴空き
□痛みが激しい
□日焼け
□落ちないシミ
□黄ばみ
□流行遅れ
□着たいと思わない
処分方法
洋服をゴミ箱へ直接捨てることに抵抗があるという人はいませんか? 着ないけど、捨てることに抵抗がある場合の処分方法を紹介します。
□フリマアプリに出品する
□販売元のお店で回収してくれる場合は持っていく
□タオルやTシャツなど掃除に使えるものは使う
□地域の資源回収日にまとめて出す
□古着の寄付を受け付けている団体へ送る
最後に
《クローゼットリスト》を作ることで、無駄な出費を抑え、お気に入りの洋服を買うことができます。適正量は、変わっていくものなので、定期的に見直すことをおすすめします。お気に入りの服だけが詰まったクローゼットで、たくさんおしゃれを楽しんでくださいね。
いつもおしゃれな人でありたい。好きな服だけを着る生活に憧れる。そう思って、洋服を減らしてみたものの、ついつい洋服を買ってしまう……。たくさん服がある中で、いつも同じ服しか着ない……。
服を買いすぎてしまう、処分できない、逆に捨てすぎてしまうのは、洋服の適正量を知らないからかもしれません。