STOOL 60 × mina dop
アルヴァ・アアルトデザインの名作、Artek「STOOL 60」
「STOOL 60(スツール60)」は、1935年に完成したアルヴァ・アアルト設計のヴィープリ図書館に設置するために、アアルト自身がデザインしました。
3本脚の無駄のないフォルムは設置する場所を選ばず、スタッキングも可能。時間とともに深みを増していく無垢の木の味わいも魅力です。このうえなくシンプルで美しい、時代を超えて愛される名作です。
ミナ ペルホネンが開発した新素材生地「dop」
2014年に発表した「dop(ドップ)」は、使い続けるうちに表情が変化してゆく、新素材のファブリックです。
dopは両面がモールスキンのダブルフェイスになっています。繊細な起毛が施されたあたたかみのある生地は、使いこまれ表面が擦り減っていくにつれて裏面の糸が現れ、新たな魅力をみせます。
起毛させながら織り上げた両面モールスキンは、耐久性にも優れた素材です。
高密度でしっかりとした厚みの生地は、起毛によって滑らかで優しい肌触りの仕立てとなっています。
約50,000回の摩擦によって、裏面の色が覗きはじめます。長い時間を共に過ごして変化してゆく表情。自分で育てていく世界に1つだけのスツールは、より愛着が増していくに違いありません。
「STOOL 60 × mina dop」の座面の裏側には、コラボレーションを象徴する素敵なシールが貼られています。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
tambourine(タンバリン)
ひとつひとつのドットの大きさが、実は微妙に異なるのも趣深いです。使い始めは表面と刺繍のシンプルな2色ですが、時を刻みながら、輪の内側や外側の色合いが変わってゆきます。
カラーは、グレー x ブルー / ネイビー x カーキ / ライトグレー x ライトグリーン / ブルー x グレー / イエロー x ブルー / グレー x イエロー / スモークグリーン x ブラウンの全7タイプがあります。
階段の踊り場や廊下などの小さなスペースにもさりげなく置けるスツール60。鮮やかでやさしいイエローのタンバリン柄が、空間に心地よいアクセントを生みます。
スタッキングが可能なスツール60ですが、タンバリン柄を纏ったまるくやわらかな佇まいは、重ねずに並べておきたくもなりますね。玄関に置けば空間を彩るはもちろん、靴を履くときに腰掛けたり、身支度を整える間にバッグを置いたりと大変重宝します。
choucho(ちょうちょ)
さまざまな方向へ、いろいろな羽を持った蝶が軽やかに舞う「choucho(ちょうちょ)」。
軽やかに自由に飛び立ち、花や枝に羽を休める蝶の姿をかりて、周りの柔らかな空気を描きたい。
蝶の軽やかな美しさをミナ ペルホネンのデザインにも持ち続けたいという気持ちと、
蝶の種類が無数に存在するように、デザインが無数に広がり羽ばたいていく願いが
この「ちょうちょ」という柄にこめられているそうです。
刺繍で施された「ちょうちょ」が座面を舞う様子がとても可愛らしいです。生地のカッティングによってちょうちょの位置が少しずつ異なります。
ちょうちょが舞う背景も時間の経過とともに変化してゆきます。カラーは、ネイビー x ライトグレー / ライトブルー x ピンクベージュ / グレー x イエロー / ピンク x パープル の全4タイプ。
自然の緑や青空が望める窓辺にしっくりとなじむ、やわらかな空気を感じる佇まい。二つ並べると、それぞれに変わってゆく色彩のハーモニーも楽しめますね。
直径35cmの座面は、ベッドの側で読みかけの本や眼鏡、携帯電話を置いたりと、サイドテーブルとして使うのにもちょうどよいサイズ。コンパクトな寝室でも圧迫感なく配置できて、幅広く活躍します。
dop(無地)
無地のdop生地もあります。使う人の座り方や、どんなシーンで使っていたかなど、刻まれた歴史を窺い知る風合いの変化をシンプルに味わえますね。
カラーも表面・裏面の組み合わせが全34タイプと、とても豊富なラインナップ。ポップで鮮やかな色から、優しいペールトーン、深みのあるシックな色まで幅広く揃います。
毎日使う洗面所や脱衣所にも、さりげなく華を添えて。ぬくもりを感じる素材とやさしい色合いが、あたたかみのある空間を演出します。
ぱっと目をひく鮮やかなオレンジ。裏面の組み合わせは3色から選べます。これからどんな色に変化していくのでしょう。
いかがでしたか?
halutaが実現させた、名作スツールとミナ ペルホネンのコラボレーション。スツールならお部屋からお部屋へと気軽に持ち運べるので、いつでも側に置いておきたくなりますね。長い時間を一緒に過ごして、自分だけの特別なスツールに育てていきませんか。
「L-レッグ」と呼ばれる独自の曲げ木の手法がはじめて採用されたのがこのスツール60で、発表から80年以上経つ現在も、当時と同じ手法で作られています。