イギリスの陶器ブランド「Burgess&Leigh」社。略してバーレイ社と呼ばれている伝統あるメーカーは、約160年前と同じ製法で、今でも熟練の職人さんが一つ一つ手作りで陶器を丁寧に作り続けています。しかもバーレイのアイテムは原料の土からすべてイギリス産で、大量生産の工業品にはない、クラシカルであたたかな魅力を維持しています。

こちらはバーレイ社の代表的なキャリコシリーズの中でも人気のある「ブルーキャリコ」。シックで可憐な花柄は、氷の上に落ちたプルナス(Prunus)というバラ科サクラ属の花をイメージしているそう。柄の繊細さだけでなく、細部まで丁寧に作られており、リムのラインも花のような緩やかなフォルムで可憐で上品な雰囲気が素敵。

陶器の質感も美しく工程はすべて手作業のため、一つ一つ手作りならではの表情の違いが出て、より愛着がわきます。こちら直径約21.5cmのプレートは、ケーキやフルーツ、サラダなど様々な料理に使えて便利。 深みのあるブルーの花柄が料理の色を引き立て、より一層美味しそうにテーブルを彩ってくれます。

1951年に北欧フィンランドで誕生したテキスタイルブランド「marimekko」。鮮やかな色使いや、独創的なデザインが特徴で、中でもマイヤ・イソラ作で、マリメッコを代表するデザインの、ケシの花をモチーフとした「Unikko（ウニッコ）」は、今ではマリメッコだけでなく、北欧を代表するデザインとして親しまれています。こちらはウニッコのホワイトレッド×グレーのラテマグ。

約φ7.5×H 6.5（cm）、容量：約150ml（8分目）の小ぶりなタイプのラテマグは、ハンドレスで、コロンと愛らしいフォルムが手に馴染みやすく、使いやすいサイズです。こちらは、湿原という意味を持つ「Letto（レット）」。ヒメシャクナゲやイソツツジ、カラーなどの大胆なデザインの花々や芝生やコケなどが描かれていて、食卓にさわやかな空気を運んでくれます。

花束を意味する「Puketti（プケッティ）」は和洋どんな食卓にも似合い、春の訪れや幸せを運んでくれそうな可憐でやわらかな色合いとデザインはデザートの器としても活躍してくれます。また、オーブンや電子レンジにも使用可能なので、ミニグラタンやスフレなどのカップに使うのも素敵。

まるで湯呑みのようなフォルムが斬新な約φ6.5×H 8.5（cm）、容量：約170ml（8分目）のスッキリとしたトールサイズ。大胆なデザインながら和食器との相性も良いので和のティータイムに活躍したり、インテリアとしてお部屋に飾ったりしても絵になります。とくにウニッコのブラウン×ブラックのラテマグは、お部屋の鮮やかなアクセントに最適。

こちらは食卓を明るくしてくれるウニッコのイエロー×ダークブルー。北欧風のインテリアはもちろんのこと、個性的ながら主張しすぎないカラーとデザインは、和風のインテリアにもスッキリと馴染み、和菓子と日本茶のティータイムも現代風にシンプルでオシャレに演出してくれます。

持ち手がついた、約φ8×H9.5（cm）サイズで、容量：約230ml（8分目）のたっぷりサイズのマグカップもあります。おうちだけでなくオフィスのカップにも最適。大きな花びらのクリエイティブなデザインは、お部屋やオフィスに明るい雰囲気をもたらしてくれそう。

1873年に北欧フィンランドのヘルシンキ郊外のアラビア地区で誕生した、北欧を代表する陶器ブランド「ARABIA」。人気シリーズ「Paratiisi」の誕生50周年を記念し70年代に生み出されたアイテムは、販売期間がわずか数年だったので、ビンテージはなかなか手に入りにくいシリーズでした。今回、復刻されたのがこちらフィンランド語で日曜日を意味する「Sunnuntai（スンヌンタイ）」。

休日ならではの明るい気分を盛り上げるようなポップな色柄が素敵。サイズは21cm、26cmとオーバル型があり、21cmはパスタやカレー、または休日のブランチをオシャレにワンプレートにすれば、朝から元気が出そう。

26cmは食卓の中央に出してみんなで取り分ける大皿料理や、メイン料理に。どのサイズも、プレートのフチが程よく立ち上がっているので、汁気のある料理やサラダなど盛り付けしやすい形状になっています。

オーバル型も食卓のアクセントになるだけでなくインテリアにも活用できます。見た目の良さだけでなく、レンジやオーブン、食洗器での使用も可能という機能性も抜群のプレートは、様々なサイズや形状を揃えておくと料理にあわせて選べて便利。しかもすべて重ねてスッキリさせることができるので収納もバッチリです。

1825年にスウェーデンのストックホルムで創業したグスウェーデンを代表する食器ブランド「GUSTAVSBERG（グスタフスベリ）」の食卓を一気に鮮やかな色彩で彩ってくれる「RED ASTER(レッドアスター)」の復刻版。

スウェーデンを代表するデザイナーであるスティグ・リンドベリ氏による、北欧に咲くキク科のアスターの花を描いたデザインは、食卓にあるだけで存在感を放ちます。1960年代に生産されていた、人気シリーズの復刻版ですが、半世紀以上経った今でもなお色褪せない新鮮な魅力が漂い、準ハンドメイドで生産されているので生産数も少なく、希少なアイテムです。

レッドアスターシリーズは、メインやパンケーキ、サンドイッチなどあらゆる料理に活躍してくれる22cmサイズのプレートと、シンプルにパンやケーキなどを盛り付けるのに便利な18cmのプレートの他、ナチュラルなコルクのフタとの相性がバッチリのキャニスターや、ティーカップ＆ソーサー、コーヒーカップ＆ソーサーなどあるので、シリーズで揃えればより明るく素敵なティータイムを満喫できます。

同じシリーズのBLUE ASTER(ブルーアスター)の復刻版。レッドアスターに比べて華やかさの中にも落ち着きがあり、和洋どちらの食卓にも合わせやすく、スイーツや料理を盛り付ければそれらを上品に彩ってくれます。

ブルーアスターシリーズは、コーヒーカップ＆ソーサーと22cmサイズのプレートがあり、レッドアスターシリーズと色違いで揃えるのも素敵。食卓が一気に春めいておうち時間を楽しく元気に過ごせそう。

「波佐見焼」で有名な長崎県の波佐見町にある陶磁器ブランド「白山陶器」で人気の「ブルームシリーズ」の「リース（画像右）」と「ブーケ（画像左）」。高級感がありながら、どこか親しみやすい雰囲気は、現代の食卓やインテリアに馴染みやすく、お部屋の雰囲気を壊すことなく、テーブルを可憐に彩ってくれます。

花が器をさわやかに取り巻く「リース」。シックに中央にまとめた「ブーケ」どちらも上品でどんな料理も見栄え良く盛り付けができ、小さめのプレートは取皿としてそのまま食卓をさわやかに彩ってくれます。

どちらもサイズは、約φ110×H20（mm）のSSサイズ、約φ165×H25（mm）のS、約φ195×H30（mm）のM、
約φ235×H32（mm）のLがあり、様々なサイズを揃えておくと食卓に統一感が出ます。しかも小さいサイズから大きいサイズまで重ねて収納できるのでたくさん揃えても収納もスッキリ。

石川県の「陶房ななかまど」の小林大・かのこ夫妻がつくる素朴で可愛らしい小花柄のお皿「 花尽くし」。名前の通りに藍色の小花が散りばめられた器は、華美でなく素朴でおだやかな春の装いを感じさせる温もりのある器に仕上がっています。

薄い作りのほんのりグレーがかったお皿のフォルムもとても繊細で、藍色の小さな花がよく似合います。サイズもφ約200×H約31（mm）の6.5寸サイズなので、メインのお料理やワンプレート、またはスイーツを盛り合わせても絵になります。

1971年に石川県南部能美市にて開窯した「九谷青窯」。現在は全国から集まった十数名の陶工たちが、九谷焼の伝統的な技術を活かしながら、現代の生活スタイルに適した普段遣いの器などを作陶しています。こちらは花をモチーフに、呉須（ゴス）と呼ばれる藍色を巧みに使用し、上品で使い勝手の良いアイテムを多く作陶している高原真由美氏の「朱入りゴス鉄 花つなぎ」。

すっきりとしたフォルムの器に、淡くやさしいタッチで描かれた花たち。縁を取り囲む藍色の花にアクセントの朱色がよく似合い、控えめな中に凛とした華やかさを醸し出しています。女性ならではのお料理を盛り付けたときのバランスも考慮して作陶されているのも嬉しいポイントで、おかずを盛り付けるときに料理を中央にのせるだけで、あっという間に盛り付けの完成です。

美しい花が隠れることなく料理と調和するので、ニューを考えたり、作ったり盛り付けたりもいつもより楽しくなります。φ約185×H約23（mm）の6寸皿は、メインの盛り皿にも、ケーキ皿にもなる使い勝手のいいサイズ。和食器ならではの品のあるお皿は、お祝いの席やおもてなしの席にもピッタリ。さらに和風の佇まいながら、洋食を盛り付けてもしっかり絵になります。

同じシリーズで、φ約118×H約62（mm）の手にすっぽりと馴染む飯碗もあります。メインのお皿と一緒に使えば食卓に上品な統一感が生まれ、和洋どんな食器とも相性の良い柄とデザインは、他の食器と組み合わせても美しく調和します。