どれにしようか迷ったら…「まな板」おすすめブランド6選
東屋
一枚板で、塗料も一切せずしっかりした厚みがあるヒノキのまな板は、包丁の刃当たりもやわらかく、軽快に食材をカットできます。さらに、ヒノキには、腐りにくく、カビの繁殖を抑える成分が含まれているので、ヒノキのまな板は、清潔に使えるという嬉しい特徴もあります。
鉋で削った表面も滑らかで、抗菌性のあるヒノキなので使い勝手も衛生面も◎。汚れが気になる場合は、粉状のクレンザーか粗塩を使い、たわしなどで洗い、しっかりと乾かせば、木の殺菌効果が長持ちするので、末永く愛用できそう。
この「まな板」は、削り直しをすることで新品のような使い心地に戻ります。
3年ごとが削り直しの目安。
1回削るごとに3mm程度薄くなり、おおよそ3回まで削り直しが可能です。
最低でも10年は使える「まな板」は、
きっと長く大切な道具の一員になってくれます。
woodpecker（ウッドペッカー）：いちょうの木のまな板
昔から板前さんに愛用されてきた、いちょうの木から作られたまな板。油分をたっぷり含んで、しっとりとしていてやわらかな国産のイチョウの木は、水はけも良いのでよく乾きやすく、まな板の木材として最適。
国産のいちょうは、油分をたっぷり含み、水はけがよく乾きやすいので、手入れが難しいイメージの天然木の中で、まな板に向いているのです。
また、軽くて扱いやすいのに加えて、無塗装で仕上げたきめの細かい木肌が包丁を柔らかく受け止めるので、刃先が痛まず、傷も目立ちにくいのが特徴です。
woodpeckerのいちょうの木のまな板は「取っ手」と「輪っか」の2タイプ。画像のオシャレな取っ手があるタイプは、デザイン性だけでなく、持ちやすく洗いやすくなっています。
「取っ手」も「輪っか」も、サイズがそれぞれ3サイズあり、用途や家族の人数にあわせて選べます。さらにどちらのタイプも先端に穴があるので吊るせて、使用後に洗ってしっかり乾かすことができて衛生的。
食パン１本やスイカ１個など、特大サイズの食材でも受け止める「大」は、１枚あると頼もしい存在。あまり台所で場所を取りたくない場合は、万能サイズの「中」もオススメです。
「小」なら、食卓でそのままチーズやハム、サラミなどを切るカッティングボードとしても重宝します。
Lotta Home（ロッタホーム）：小さなまな板（スタンド式）
一人暮らしの方や、キャンプなどアウトドアにも向いていそうな、Lotta Homeの、W22×D1×H13cmの、小さなひのきのまな板。
土佐の高知の強い風雨に耐えて育った四万十ひのきは、油脂分が豊富で抗菌、抗カビ効果が高く、水切れがよく早く乾くのでとっても衛生的。しかもスタンド式なので、場所を選ばず立てて乾かせるのも嬉しい特徴です。
包丁の衝撃を柔らかく吸収してくれるから刃が傷まない、世界的な刃モノ会社のお墨付き。いいことばかりのその上に、小さい・薄い・軽いの3拍子揃ったまな板。ひとり暮らし、ふたり暮らしクッキングに薬味専用にも。置き場所もとらず洗うのもラク。まな板を見直すだけで狭いキッチンは快適になります。
STYLE JAPAN：四万十の森に育まれたひのきのまな板
前述した高機能な四万十ひのき製のSTYLE JAPAN（スタイルジャパン）の「四万十の森に育まれたひのきのまな板」も同じくスタンド式なので、扱いやすく衛生的。
★ひのきのまな板は柔らかいので、切り心地がよく、包丁の刃も痛めません！
★食材がしっかり切れるので、ネギが繋がってしまうようなことがなくなります！
★木はまな板になっても生きているので、包丁でついた傷もわずかに復元します！
3サイズあり、Lサイズ：39×24×1.5cmは、 魚や白菜などの大きな食材をカットするのに最適。Mサイズ ：30×18×1.5cmは、キュウリやナスなど中くらいの野菜や肉などに。Sサイズ：22×13×1.5cm は、香味野菜やチーズなどのカットに適しています。
衛生的で見た目もオシャレなまな板は、食材をのせてプレートのように使うのも◎。そのまま食卓に出しても絵になります。
また、黒ずみが心配な木のまな板も、四万十ひのきのまな板は油脂分が多く、水を弾き乾きやすいので、黒ずみしにくい特徴があります。普段のお手入れも、洗剤を使わずブラシやタワシでこするだけでOKなのもありがたいポイントです。
epicurean（エピキュリアン）
アメリカのキッチンツールメーカー「epicurean（エピキュリアン）」の、天然木の合成繊維から作られた、スタイリッシュなカッティングボード。薄くて軽量ながら、適度な固さがあるので包丁も痛めず、耐久性もバッチリ。
木の繊維を固めて作られた、優しい質感のカッティングボードです。
包丁の刃のあたりも柔らかく、使い心地がいいのが特徴。
食材から出る水分も少々なら吸い取ってくれるので、滑ることがなく安心です。
josephjoseph（ジョセフジョセフ）：インデックス付まな板
野菜用や肉用、魚用、パン用など、食材別にまな板を用意して使い分けると、まな板を長く愛用できます。なので、なるべくなら食材ごとにまな板を使い分けたいもの。しかし、そんなに多くのまな板を収納したり、使い分けたりするのは大変…
そんな悩みを解決してくれる頼もしいまな板がこちらの「インデックス付きまな板100」。肉や魚、野菜、調理済みなど、インデックスのアイコンやカラーでまな板を使い分けられるので、衛生的なだけでなく、お料理の途中でまな板をいちいち洗う手間も省けるので、時短効果もバッチリ。
インデックスの付いた4枚のまな板、便利だけど4枚もあったら収納が…と心配な方も、耐久性に優れたステンレス製のケースがついているので安心。省スペースで置けるうえに、見た目もスタイリッシュで◎。
キッチンすっきり！まな板の収納グッズ
まな板スタンド｜家事問屋
日本の台所の道具の多くが生産されている新潟県燕・三条地域にある「家事問屋」の、18-8ステンレス製の衛生的でコンパクトな作りの「まな板スタンド」。
軽くて省スペースに置けるまな板スタンドは、同じかたちのパーツを向かい合わせに繋ぎ合わせているので、横から見ると、台形になっており、スタイリッシュで安定感も抜群。薄いまな板から、3.5cmまでの厚みの、しっかりとしたまな板まで立てることができます。
まな板立て｜FUTAGAMI（フタガミ）
富山県の高岡市にある老舗鋳造メーカー「二上」が立ち上げた、今の生活になじむ真鍮アイテムを扱うブランド「FUTAGAMI」の「真鍮のまな板立て」。シンプルな見た目ですが、耐水性がある真鍮は、水に触れやすいキッチンに置くのに最適。
まな板が触れる部分は錫引きが施されており、底面はやわらかいシリコンを埋め込まれており、接地面を傷つけることがないよう考えられて作られています。
幅7.3×奥行き8.5×高さ6.6(cm)と、小さめのサイズですが、真鍮のしっかりとした重さが活かされた、倒れにくいまな板立てで、長いなまな板でもしっかり支えてくれる上に、美しい見た目やデザイン性はどんなキッチンにもスッキリととけ込んでくれそう。
まな板スタンド｜山崎実業
まな板スタンド プレート
60年を超える歴史あるインテリア雑貨の専門メーカー「山崎実業」の、どんなキッチンにも似合いそうなホワイトの清潔感あるまな板スタンド プレート」。
幅12×奥行9×高さ12cmのコンパクトなサイズながら、うすいまな板と、厚手のまな板の2種類が収納可能で、縦にも横にも置けるのも便利。
吸盤まな板スタンド
同じく山崎実業の「吸盤まな板スタンド」。その名の通りに、吸盤で簡単にキッチンの壁面の好きな場所に取り付けられます。しかも接地面を傷つけない構造なのも嬉しいポイントです。
同じく山崎実業の「吸盤まな板スタンド」。その名の通りに、吸盤で簡単にキッチンの壁面の好きな場所に取り付けられます。しかも接地面を傷つけない構造なのも嬉しいポイントです。
まな板スタンド カレ
すっきりシンプルなカレシリーズの「まな板スタンド カレ ホワイト」。重量のあるポリストーン素材の特徴が活かされた、10×7×10cmと、ミニマムで使いやすいシンプルなデザインも素敵。
長く使うために。知っておきたいお手入れ方法
使用前の注意点
木のまな板は、使う前に必ず水で濡らして、拭いてから使用すると、食材の水気やニオイがまな板に染み込まずに済みます。
木に水を掛けることで表面に膜を作り、余分な水が浸透しなくなるのだとか。ただ、水で濡らしたびちゃびちゃの状態で食材を置くと、逆に食材が水っぽくなるので、まな板を水で濡らしたら固く絞った布巾で拭いてから使用してください。
和食屋さんやお寿司屋さんで板前さんがよくまな板を拭いているのはそのためです。
使用中の注意点
1枚のまな板で、複数の食材を切るときは、切ったあと水気や汁が出にくいものや、色が出にくいものから切るなど、順番を考慮すると、まな板の寿命を延ばすのにとても効果的です。
野菜を切る場合、切ったあとに野菜の水気や汁が出にくいもの、色が出にくいものから切っていきます。臭いがあるネギや生姜などはそのあと。さらに、魚や肉類はそのあとに切ります。（都度、水で流したり濡れ布巾で拭くということは必要です。）
野菜をカットして、次の野菜をカットする前に、毎回水で流して布巾で拭くと、野菜の色がつきにくくなります。
肉や魚などの生ものを切ったあとは洗剤で洗ってからすすいでください。洗剤で洗う前にお湯をかけてしまうと、肉や魚のたんぱく質が固まり汚れが取れにくくなってしまいますのでご注意を。
使用後の注意点
使用後は洗ってから、乾いた布巾で水気をしっかりと取り、その後、外での陰干しなど、自然乾燥させます。その際、まな板の作業面が下に触れないよう、まな板スタンドなどを使用して、立てるようにして乾燥させると◎。
他に、野菜用や肉用、魚用、パン用など、食材別にまな板を用意して使い分けると、まな板を長く愛用できますが、あまり枚数が多いとお手入れも大変。なので、せめてまな板の両面で野菜用と、肉・魚用など使い分ければ、衛生的にも◎。
おわりに
良いまな板を使えば、包丁も長持ちしたり、食材も滑らず、切り具合も良くなったり、良いことがいっぱい。気になるまな板を見つけたらリンク先をのぞいてみてください。使い勝手の良いまな板はそれだけで調理がいつもよりはかどるかも♪
使い手の立場に立ち、‘大事に使えば、千年だってもつ道具’が揃っていると人気のある「東屋」の、樹齢200年以上の国産ヒノキの贅沢な「まな板」。