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吊り下げ収納を使いこなして、心が躍る、自分らしいキッチンに
出典: コンロ周り、シンク周りにあると便利なのが手に馴染んだ「キッチンツール」ですよね。ひとつひとつのツールにきちんと定位置を作ってあげると、取り出しやすさもアップし、お料理の手際までよくなります。
そんなキッチンツールの代表的な収納方法である、フックを使った「吊り下げ収納」の事例集をお届け。すっきりと美しく見せるポイントなども添えてご紹介します。
出典: たいていフックを使った吊り下げ収納といえば、このように、備え付けのポールにひっかけることでお馴染みですが、もともとひっかける場所がなかったり、場所が足りなかったりすることも多いものです。
デッドスペースだと思っていた場所も“吊り下げ”にしっかりと活用して、使いやすいキッチンを作り上げていきましょう。
【初級編】キッチンツールを「吊り下げる場所」を作ってみよう
出典: レンジフード(換気扇のフード)はキッチンツールを吊るす場所として最適な場所のひとつ。安定性があって、広さもあるのでたくさんのツールをきれいに並べられます。
フライ返しやお玉など、吊るす向きによっても取り出しやすさが変わります。ツールのカーブを考えて、どちら向きに吊るす方がスムーズか何度か試してみるといいですね。
出典: コンロ周りの壁にキッチンツールが描かれていて、実物とも美しくマッチしています。ツール類を黒で統一しているので、全体的なまとまりがありますね。長さの異なるキッチンツールをかけるときは、長さ順になるようにすると斜めのラインがおしゃれに見えます。
キッチンツールの位置を固定できる、フック付ハンガー・ワイヤーネットもオススメ
ひとつひとつS字フックをかけると、それぞれが動いてしまって使いづらいことも。
このように、固定したフックが付いているハンガーを使えば、スマートに収納できますね。キッチンツールの向きも整えられ、見た目もすっきりします。
キッチンツールフック レンジフード用ハンガー 18-8ステンレス製 穴あけ不要 日本製
2,990円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
出典: 壁面側のレンジフードに白いワイヤーネットをひっかけて取り付けてもいいですね。そのネットにフックをかければ、様々なキッチンツールを収納できます。
「マグネット付きのフック」を、磁石が付く面にくっつけて吊るす
出典: マグネット付きのフックを使えば、レンジフードの外側の面なども収納に使うことができますよ。
出典: 複数ひっかけられる、マグネット式のキッチンツールフックも登場しています。このフックはスライドで移動できるようになっているので、幅があるフタから軽量スプーンまで、いろんな使い道がありそうです。
上と真逆。「マグネット付きの面」を作り、鉄フックをくっつけて吊るす
出典: 上ではマグネット付きのフックをご紹介しましたが、こちらは逆転の発想。マグネット付きの面に、鉄フックをくっつけるアイデアです。
この“マグネット付きの面”は、IKEAのナイフラックの商品なのだそう。このような使いみちも素敵ですね。
吊戸棚の底板に取り付け型の「フック付商品」にひっかける
吊戸棚がある方は、その底板に取り付けられるタイプのフック付商品を設置してみるのもおすすめ。
こちらは底板に挟むだけでなく、ネジで締められるので、ちゃんと安定感もありますよ。
平安伸銅工業 ステンレス吊戸棚用小物フック ステンレス KAT-6
810円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
キッチンツールを吊り下げられるフックに加え、さらなる収納力を持つ、多機能ラックも便利です。棚になるスペースやキッチンペーパーホルダーが付いていますよ。
山崎実業(Yamazaki) 戸棚下 多機能ラック ホワイト 約W30.5XD24.5XH18cm プレート キッチン一括収納 キッチンペーパーホルダー 4746
2,044円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
吊戸棚の底板に取り付け型の「ワイヤーバスケット」に、フックをかける
出典: キッチンの吊り戸にワイヤーネットタイプのバスケットを設置しているときは、そこもS字フックをかければ、収納に使えます。奥行のある広い面積の好きなところにフックをかけられるので、収納が立体的になります。
出典: ワイヤーネットバスケットにひっかけると目につきやすくなるので、一時的に保管したい洗い終わったジップロックなども使い忘れることなく衛生的に保てます。あまりたくさんフックをつけると、ごちゃごちゃしてしまうので、風通しよく収納したいものだけを厳選しておきましょう。
出典: S字フックとワイヤークリップを併用して、吊るすものによって場所を変えると使いやすくなりますね。
「簡単に設置できるポール」「備え付けのポール」を、フックコーナーに
壁を傷めない。吊戸棚の底板にひっかけるタイプのポール
出典: ポールを新たに設置することも、フックを吊るす場所を作るオススメの方法。Re:CENO(リセノ)の戸棚下ツールハンガーは、すっきりとした白と、天然木のポールから成るナチュラルなデザイン。キッチンツールの持ち手も木製に統一すれば、すっきり見えますね。
吊戸棚の底板がなくても、壁さえあれば◎ 吸盤タイプのポール
出典: 吸盤タイプのバーにS字フックをかける場合は、耐荷重に気を付けて、モノのかけすぎで落下という事故がないよう、十分、気を付けましょう。等間隔でS字フックをかけると見た目がすっきりします。黒とシルバーはキッチンツールで集めやすい色あいです。ひとつの場所に収納するものは、同じトーンでまとめるときれいです。
出典: もともとキッチンに取り付けられていた、備え付けのポールは活かさなくちゃもったいないですよね。あるいは、もし壁面を加工しても大丈夫でしたら、直接取り付け型のポールを設置するのもおすすめです。
なによりも利点は、やや重いものを吊るしても安心なこと。そして、安定感があるので、S字フックの付けたり外したりが簡単です。道具に合わせて、使い勝手をバージョンアップしていくことができます。
出典: S字フックだけではなく、ワイヤークリップも一緒に使うとこんな風な使い方も。ツールだけではなく、はやく食べなければいけない食材も吊るしておけば、いつの間にか忘れてしまって調味期限切れということがなくなります。
出典: きちんと手入れされた道具を吊るすとまるで職人さんの台所のような雰囲気になります。つっぱりポールを通して、フックをかける場所を確保。キッチンツールの素材感が揃っているので、ツール自体のかたちが違っていても、まとまって見えます。
出典: まな板は立てかけておくとなかなか乾きませんが、こうしてS字フックに吊るせば乾かす時間も短縮できます。無印の横ブレしにくいフックの広く開いている方ならまな板もすっとかけられます。衛生的に使えるのもステンレスフックのいいところです。
出典: シルバーを基調としたツールバーとS字フックで、上品なキッチン空間が出来上がりました。はさみは調理中、何度も使うツールのひとつなので、一番端に寄せておくと、取り出しやすくなりますね。
出典: アイアンバーとS字フックの雰囲気がレトロでうまくマッチしています。使い込んでいるのがよく分かる、それぞれのキッチンツールも味わいが感じられますよね。ツールによってS字フックの種類が違うところもおしゃれです。
出典: シンク下の扉裏はデッドスペースになりがちですが、実は使用頻度が高いアイテムを収納するのにぴったりな場所です。水周りで使いたいものを取りだしやすく、コンパクトに収めています。S字フックはこうして横向きに使うことでモノを平らに収納することができるようになります。
出典: マス目のついたワイヤーネットを使うと一つずつの位置が明確になり、S字フック同士がくっついてしまうことがありません。扉裏で使いたいときは、まず、ワイヤーネット自体を固定し、そこにS字フックをかけていきましょう。丸みを帯びたキッチンツールを扉裏にかけたいときは、中側に収納しているものにぶつからないよう、少し奥に入れるのが衛生的に使うポイントです。
自分らしさを表現できる「DIY」で、好きな場所に吊り下げ場所をつくる
出典: DIYでS字フックをかける場所を作ると、自分らしさを表現できるキッチンツール収納が完成します。
たとえば、人気DIYパーツの「LABRICO(ラブリコ)」を活用してみてはいかがでしょう。こちらは手の届きやすい場所にS字フックをかけられる板を設置していています。安定感があるので、フライパンなども安心してひっかけられますね。板の木目の表情も美しく、インテリア性が高いお手本です。
出典: こちらは100均の木製フェンスをカットして、使いやすく組み立て直したものです。木のぬくもりがプラスされて、優しい雰囲気のキッチンになりました。
出典: ディアウォールという好きな場所に柱をつけることができるアイテムを使って、S字フックがかけられるバー付きのミニ収納を作っています。木材の上下にディアウォールをつけることで、突っ張り棒のような状態を作り出し、木材を固定します。天井や床を傷つけることなく、好みのキッチン収納を作れるなんて素晴らしいですね。
出典: こちらは100均のウッディボックスとアイアンバー、杉板を組み合わせて作ったキッチンシェルフです。アイアンバーにフックをかけてミニ収納にしています。飾り棚にかけるフックには、たまにしか使わないけれど、かたちがかわいいキッチンツールをかけるのがおすすめ。インテリア性を高められます。
【上級編】ちょっとの工夫で、テイストや色味を整えてみよう
出典: 人気ブログ「シンプルライフ × シンプルスタイル」のDAHLIAさんのキッチンです。白いタイルの壁面と、シンクのシルバー。この備え付けの色みを基調として、シルバーのキッチンツールで統一されています。
タワシとハンドソープのブラウンカラーがきれいなアクセントに。まさにシンプルライフを志すキッチンのお手本ですね。
出典: こちらのキッチンは、人気ブロガーでもある、ライフオーガナイザー・山本瑠実さんのキッチン。細かなキッチンツールではなく、フライパンを吊り下げています。
白を基調としている空間なので、フライパンのシルバーの美しさが引き立ちます。陽が差し込んだときの表情もかっこいいですね。
フライパンや鍋を買うときから、統一感を意識して揃えることも、ひとつの大事な要素だということに気づかされます。
白タイル×黒いキッチンツールで、すっきりモノトーンに
出典: 上でのご紹介とは対照的に、こちらキッチンでは、キッチンツール、鍋などのキッチン用品も黒で統一されており、きりっとしたメリハリが美しいですね。
壁の白、調理台のナチュラルブラウン、そして、黒。3色におさえた色使いがお見事です。
木のヘラやカッティングボード、わら鍋敷きを加えて、ナチュラル感UP
出典: おしゃれなキッチンでよく見かける、この輪っか状のアイテムは、わら鍋敷き(またはワラ釜敷き)。ステンレスや鉄などの金属製が多くを占めるキッチンツールですが、天然素材のナチュラル感のある小物が加わることで、空間の雰囲気がやわらかくなります。
藁(わら)や、ザルなどの竹、ヘラやカッティングボードでお馴染みの木製アイテムを、一緒に飾ってみてはいかがでしょう。
出典: キッチンやダイニングの空間全体をナチュラルテイストに整えると、よりいっそう一体感が生まれますね。
キッチンだって、居住空間。あなたならではの好きなアイテムを添えて
出典: 上で触れたように、キッチンはステンレスや鉄などの金属製が多くを占めがちだからこそ、柔らかい雰囲気を生むアイテムを取り入れたいものです。
例えばスワッグが好きな方は、このように、しっかりと乾燥したものをアクセントとして取り入れても。キッチンとは思えないほど生活感が消えて、自然の安らぎが感じられます。
おしゃれな鍋敷き、木製カッティングボードなどで、ほっこりかわいい雰囲気
出典: お花のテキスタイルの鍋敷きや、上でご紹介したわら鍋敷き、シンプルなカッティングボードなど・・・インテリア性の高いアイテムが上手に配されています。どこか北欧のテイストを感じる、素敵なコーディネートです。
出典: 100円ショップでもお馴染みのS字フック。かける場所やかけたいものに合わせて、ぴったりなものを選びたいものですよね。S字フックのパッケージにはどれくらいの重さに耐えられるのかという「耐荷重」が書いてあります。S字フックを購入する際には、かけたいものの重さをチェックしておくと安心です。
出典: インテリア系ブロガーさんの間でも人気の高いS字フックが無印良品の「横ブレしにくいS字フック」です。狭い方と広い方の開き具合が異なっているので、いろいろなところにかけやすくなっています。狭い方は直径3cm、広いほうは直径5cm程度のバーにかけられます。二重構造が横ブレを防いで、かけやすく、取りやすい仕組みになっています。
出典: 「ひっかけるワイヤークリップ」はその名のとおり、上の部分がひっかけることができるフックで、下の部分が強めのピンチになっています。
そのため、フックでは掴めないようなシーンで大活躍。例えばふきんと洗って干したい時、メモを挟んで吊るしたい時などなど・・・一つあると、なにかと便利ですよ。
出典: デザイン性の高さで評価が高いのが東屋の「真鍮S字フック」です。S字の真ん中の部分がすらりとした直線になっており、すっきりとした見た目がとてもスタイリッシュです。耐荷重はなんと12Kg。フライパンなどの大物でも安心してかけられます。
出典: 向きが直角にねじれているフック。まな板のように大きめのものをかけたいときは、このようなねじれフックも便利です。取り出す方向に向けてフックが出ていると、急いでいるときもさっと取り出せます。
出典: 吊るすキッチン収納をご紹介しましたが、あなたのお手本になりそうな実例はありましたか?すぐに取り出せるように出しっぱなしにしておきたいキッチンツールも、S字フックを使って定位置を決めてあげるだけで、インテリアの一部のような美しさを纏います。
出典: 狭いキッチンスペースでも収納術を上手に使って、毎日のお料理を楽しんでいきたいものですね。
レンジフード(換気扇のフード)はキッチンツールを吊るす場所として最適な場所のひとつ。安定性があって、広さもあるのでたくさんのツールをきれいに並べられます。
フライ返しやお玉など、吊るす向きによっても取り出しやすさが変わります。ツールのカーブを考えて、どちら向きに吊るす方がスムーズか何度か試してみるといいですね。