毎日食卓に並ぶカトラリー。できるなら丈夫で質の良いものを選びたいですよね。今回はデザイン性が高く、いつかはアンティークになるような素敵なカトラリーを集めてみました。

イタリアを代表する建築家、デザイナーであるジオ・ポンティによるデザインのカトラリー。建築家ならではの視点でデザインされたカトラリーは人間工学に基づいたこだわりが詰まっています。

例えばこの独特なシルエットのスプーンは、横から口をつけやすい形状になっています。

さらに弧を描くようなフォルムのナイフは、食材が目詰まりしにくいよう計算されたデザインになっていたりと、細部にさまざまな機能性があります。

全体的に曲線で構成されたアシンメトリーなデザインですが、使いやすさも計算されたカトラリー。シンプルなプレートにもよく合います。

インテリアショップ等で最近よく目にするおしゃれなカトラリーが、このクチポールのカトラリー。女性にも持ちやすい細身の柄とマットな質感が人気です。

1920年代にポルトガルにある小さな工場で生まれたクチポールは、今やヨーロッパやアメリカを代表するカトラリーとなっています。

北欧デザインを代表するカイ・ボイスンのカトラリー。日本でもポピュラーなカトラリーではありますが、デンマーク王室、各国デンマーク大使館等でも愛用されており、広く愛されています。

手に馴染む大きさとデザイン、そして買い揃えやすい価格帯、これほど品質と価格のバランスに優れたカトラリーで、カイ・ボイスンの右に出るカトラリーはないかも。。オシャレなお店等でよく見かけるのには納得ですね。

なお、現在このカイ・ボイスンのカトラリーは優れた技術と品質に信頼のおける新潟燕三条のメーカー大泉物産で製造されています。北欧の名作デザインがここ日本で製造されているというのは、デザインが身近に感じられるし嬉しいことですね。

シンプルなデザインと優れた機能性、使いやすさから、飽きずに末永く使えるカトラリーです。丸みのあるあたたかなシルエットにも愛着が湧きます。

たくさんのカトラリーの中でもついつい手にしてしまうような、手にしたときに安心感がある柳宗理のカトラリー。メイドインジャパンならではですね。

いかがでしたか？どれもシンプルながらも、計算された機能性と美しいデザインが魅力なカトラリーばかり。一度お店で手に取っていただき、どれが自分の手に馴染むかどうかを確かめていただきたいです。お気に入りのカトラリーが見つかりますように。