中華鍋ってどんな鍋?
目次
- 「中華鍋の選び方」何を基準にするか決めよう
- 1.形で選ぶ
- 2.IH対応かどうかで選ぶ
- 3.サイズで選ぶ(コンロのサイズもポイント)
- 4.素材で選ぶ
- 家庭用におすすめの中華鍋ブランド<8選>
- 1.【山田工業所】業務用としても人気の鉄製中華鍋
- 2.【リバーライト】サビに強くIH対応
- 3.【和平フレイズ】値段が手頃で軽い中華鍋が人気
- 4.【遠藤商事】家庭用に使える鉄製中華鍋
- 5.【ニトリ】焦げ付きなしで手入れが楽なチタンコート
- 6.【ティファール】IH対応で収納しやすいデザイン
- 7.【陳 健一】鉄人監修の家庭用中華鍋
- 8.【若林工業】燕三条生まれのプロ仕様中華鍋
- 合わせて揃えたい。中華鍋と一緒に使えるグッズ
- 「から焼き」って何?新しい中華鍋の使い始めにすること
- 中華鍋の洗い方って?
- 中華鍋の使い方(振り方)もチェック
- 中華鍋のメリットを生かした「中華レシピ」
「中華鍋の選び方」何を基準にするか決めよう
1.形で選ぶ
「北京鍋」炒め物にはコレ
一般的に家庭用の中華鍋として使われることが多いのが、持ち手が一つで底が深い「北京鍋」と呼ばれるタイプ。片手で鍋を振れるので、炒め物やチャーハンなどを作るのに適しています。
「広東鍋」揚げ物や蒸し物にはコレ
「広東鍋」と呼ばれる中華鍋は、持ち手が両側に付いていて底が浅めになっています。左右対称で安定感があるので、揚げ物や蒸し物など、鍋をしっかり固定して使いたい時におすすめです。
2.IH対応かどうかで選ぶ
底が丸い一般的な形状の中華鍋は、ガスコンロで使うことを前提に作られています。ご自宅のキッチンがIHの場合は、底が平たくデザインされたIH対応の物を選びましょう。
3.サイズで選ぶ(コンロのサイズもポイント)
一人暮らしは24~27cm、2,3人なら28~30cm、3,4人には30cm以上
4.素材で選ぶ
「鉄製」火の通りが抜群・育てる楽しさも
鉄製の中華鍋は火の通りが良いのが魅力。料理が美味しく仕上がるという大きなメリットがあります。サビや焦げ付きなどが起こりやすい素材ではありますが、しっかりお手入れして「育てる」と非常に長持ちします。
▼焦げ付きが気になる時はこちらの記事を参考に
「チタン製」軽くて丈夫・サビに強く手入れが楽
チタン製の中華鍋は軽くて扱いやすいのが一番の良さだと言えるでしょう。錆びにも非常に強いため、お手入れが簡単です。ただし、鉄製に比べると熱伝導率が低く、お値段も高価です。
「アルミ製」フッ素樹脂加工が多く焦げ付きがない
アルミニウム製の中華鍋にはフッ素樹脂加工が施されている物が多く、焦げ付きがないのが大きな特徴です。ただし、火の通り方は鉄ほどではなく、表面のフッ素樹脂加工もずっと続くものではありません。
家庭用におすすめの中華鍋ブランド<8選>
1.【山田工業所】業務用としても人気の鉄製中華鍋
■一点一点手作り
■プロも愛用する定番品
打出片手中華鍋が人気
定番の中華鍋は持ち手まで一つになった「打出片手中華鍋」。負荷がかかりやすい持ち手も全て鉄製なので、耐久性の高い仕上がりになっています。
熱くならない木の持ち手もおすすめ
持ち手が熱くなってしまうのが苦手という人には、木製の持ち手が付いたタイプがおすすめです。じっくり火を通す調理もあわてずに出来ますよ。
両手の中華鍋は揚げ物や蒸し物に
揚げ物や蒸し物をよくする場合は、両手が付いた広東鍋もよいでしょう。【山田工業所】打ち出し製法は軽い仕上りなので、慣れれば鍋振りも楽ちんです。
▼【山田工業所】はフライパンも優秀でおすすめ
2.【リバーライト】サビに強くIH対応
■IH対応・サイズが豊富
■持ち手を交換できる
片口で煮物も作りやすい
片口のデザインは煮物を盛り付けたり、揚げ油を捨てたりする時にとても便利。幅広い料理に対応できます。
蓋付きのセットもおすすめ
「極JAPAN」には蓋付きのセットもありますよ。ドーム型の蓋に溜まった水滴が効率良く鍋に戻り、蒸気がうまく循環される合理的な構造です。
持ち手が傷んだら交換を
【リバーライト】の製品は持ち手を自分で交換できるのも特徴の一つです。長く愛用してほしいというメーカーの思いが伝わってきますね。
3.【和平フレイズ】値段が手頃で軽い中華鍋が人気
■IH対応あり
■アルミ製が多く、軽量でリーズナブル
Amazon限定モデルが大人気
【和平フレイズ】の中華鍋はアルミニウム合金にフッ素樹脂加工を施した物が多く、軽量でサビや焦げ付きに強いのが特徴です。特にAmazon限定の超軽量炒め鍋(ガス火専用)は大人気アイテム。まずは安価な物から使い始めたい人にぴったりです。
IH対応の小さめサイズも万能
IH対応の炒め鍋には20cmの小さめサイズもありますよ。卵料理や野菜の下茹でなど、ちょっとした調理にも使えるちょうどいい大きさです。
4.【遠藤商事】家庭用に使える鉄製中華鍋
■火の通りが良く丈夫な鉄製
手頃な北京鍋が欲しい人におすすめ
【遠藤商事】は業務用の厨房用品を扱うブランド。中華鍋も本格的な鉄製ですが、サイズも値段も手頃で家庭用にぴったり。スタンダードな北京鍋を安く買いたい人におすすめです。
小さめの両手中華鍋はキャンプにも人気
キャンプがブームの昨今は、小ぶりの中華鍋を焚き火料理に使う人も。直火に強くかさばらない鉄製の広東鍋が人気です。
5.【ニトリ】焦げ付きなしで手入れが楽なチタンコート
■ガス火専用
使いやすさも値段も◎
【ニトリ】の炒め鍋にはいろいろな種類がありますが、フッ素樹脂加工の耐久性が高いのはこちらのチタンコートタイプ(ガス火専用)。軽量なアルミ製で扱いやすく、値段が手頃なのも大きな魅力です。
6.【ティファール】IH対応で収納しやすいデザイン
■丈夫なチタンコート
■持ち手が外れるから収納しやすい
【ティファール】の製品を愛用しているなら、炒め鍋も一緒に揃えると便利です。特殊なチタンコートは耐久性がハイレベル。フライパンやお鍋と重ねて収納できるのも助かりますね。
7.【陳 健一】鉄人監修の家庭用中華鍋
■火の通りが良い鉄製
お玉とセットが人気
中華の鉄人・陳健一氏がプロデュースする中華鍋は、IHでも火が通りやすいようにデザインされた平底タイプ。お玉とセットならパラパラのチャーハンが簡単に作れそうです。
8.【若林工業】燕三条生まれのプロ仕様中華鍋
■業務用ながら値段が手頃
【若林工業】はモノづくりの街として有名な新潟県燕市のメーカー。業務用の丈夫で手頃な中華鍋は、料理好きな人に使いやすいと好評です。
合わせて揃えたい。中華鍋と一緒に使えるグッズ
蒸し料理に欠かせない「せいろ」
中華鍋より一回り小さいせいろがあれば、手軽に蒸し料理にトライできます。茶碗蒸しなどはもちろん、お冷ご飯や肉まんの温めなどにも重宝しますよ。竹製や杉製、二段重ねなど、いろいろなせいろがあるので、ちょうどいい物を探してみましょう。
▼ジャストサイズのせいろを探すならこちら
チャーハンが作りやすくなる「中華お玉」
火力の強い中華料理には、柄の長い中華お玉を使うと便利です。鉄製の中華鍋は、同じく鉄製の丈夫なお玉と相性ばっちり。チャーハンなども手際よく混ぜられます。
「から焼き」って何?新しい中華鍋の使い始めにすること
鉄製の中華鍋には、購入時に錆び止め剤が塗布されています。そのため、新品の中華鍋を使い始める際には、この錆び止め剤を焼き切る「空焼き」という作業をしなければなりません。
「から焼き」をすることで中華鍋が育ちます
中華鍋の洗い方って?
使用後は洗剤なしで「ささら」で洗おう
中華鍋を使った後は、温かいうちに「ささら」やたわしで洗います。油のコーティングは錆び止めになるため、基本的に洗剤は不要です。
どんな中華鍋を使いやすいと感じるかは、調理する人の使い方や素材の量、キッチンの様式やコンロのサイズなどによってそれぞれ異なります。まずは、自分にとっての理想となる条件について考えてみましょう。