コンパクトな暮らしに人気が集まっています。ミニマリストとよばれる人たちは必要最低限のモノを上手に使いまわして、豊かな生活を送っています。

厳選したアイテムをひとつの用途ではなく、いろいろなことに使っていけたら不要なモノを減らしていくことができるはず。本当に大好きなモノばかりでできた暮らしを、いつか実現してみたいですね。

使いまわしといっても、難しく考える必要はありません。たとえば、こちらのイッタラのフローラグラス。立体感のあるグラスはグラスとして一級品であることは間違いありません。でも、飲み物を入れる以外にもいろいろな使い道があるんですよ。

細長いグラスは、層になったデザートを盛りつけるのにもぴったり。断面を見せることで、より美味しそうな雰囲気を演出できます。

細長いグリッシーニやスティック野菜などを入れておもてなしするのも素敵です。すらりとしたラインの美しさがより強調されています。

こんな風にさらりと日用品を入れておくのもいいですね。洗面台にフローラが置いてあったら、それだけで歯磨きが楽しいひとときに変わりそうです。

色や柄が豊富なそば猪口もさまざまな使い方ができる便利なうつわです。手のひらにすっぽりとおさまる適度な大きさと口の広さで、汎用性の高いアイテムになっているんですね。

茶わん蒸しを入れて、せいろにいれるとなんとも美味しそうな食欲をそそる光景が出来上がりました。ちらりと見えるそば猪口の柄が美しいですね。

ちょっとしたお茶のカップとして使ってみるのもお洒落です。コーヒーカップやマグカップ、湯飲みとはまた違った風情を感じさせてくれます。

素朴なそば猪口には切り花を無造作に生けて。大仰な花器に生けるよりもずっと洗練された雰囲気に見えます。

そば猪口に土を入れて多肉植物を。コンパクトな大きさが多肉植物にはよく似合うんですね。底から水を抜くことができないので、水やりの量に気を付けてあげるといいでしょう。

かたちや色味、絵柄の楽しさからついつい集めてしまう豆皿。同じかたちではないものも多いので、食卓のアクセントとして使うのが上手な使い方です。豆皿もアイデア次第でいろいろな使い方ができるうつわです。

ちいさなおかずを盛りつけて。リズミカルに豆皿を並べてあげると、落ちつきのあるテーブルセッティングが完成します。

ちいさなちいさなお花の豆皿には、薬味をすこしずつ出して。お花の中央にぱっと色がのって、さらに鮮やかに見えますね。

イギリスからやってきたティータオルはデザインも豊富で、使っていくうちにやわらかく手に馴染んでくるものです。お気に入りのティータオルだからといって、引き出しにしまいこまずにどんどん使っていきましょう。モノは使ってこそ意味があるんですから。

もっともオーソドックスな使い方は洗ったものを拭くこと。さっと広げておくだけで、洗ったばかりの食器を置くことができるようになります。

インスタグラム用の写真を撮るときにも、お皿の下にさりげなくティータオルを敷きこむと画面にメリハリができて、お洒落度がぐっとアップします。

きれいにアイロンをかけたティータオルはぴったりサイズの額に入れると、こんなにもスタイリッシュに。お部屋にも馴染みやすく、置く場所を選びません。

額に入れるよりもクールな表情に仕上がるのが、ファブリックパネルです。買うと高価なファブリックパネルですが、実は裏に発泡スチロールの板を貼ることで簡単に自作することができるんです。まっすぐに貼り込むことがポイントです。

予備の椅子としても活躍してくれるコンパクトなスツール。来客時だけに使っているという方も多いアイテムですが、アイデア次第でいろいろな使い方ができるんです。

お部屋のすみにお花を飾りたいときに、スツールはちょうどいい台として活用できます。軽いので、移動も簡単。その日の気分に合わせて場所を変えることもできますね。

ソファやベッドの横にサイドテーブル代わりに使ってみるのもいいですね。ちょっとコーヒーを置けば、素敵なティータイムになりそうです。

クッションやブランケットをインテリアとして飾るのにもスツールは活躍してくれます。壁際に置いて、お部屋のアクセントにするとお洒落です。

しっかりとした布を使ったトートバッグは、バッグとして使うほか、おうちの中でも使い道が多いアイテムなんですよ。

厚手のフェルトを使ったトートバッグはおもちゃのお片付けにもぴったり。取っ手がついているので、好きなところに運んで出したりしまったりすることもできます。そのまま出しておいても違和感がないのは、バッグのフォルムが洗練されているから。

取っ手に革のベルトがついているトートバッグは玄関に置いて。玄関で使いたいものをしまっておくと便利です。

缶や瓶などの資源ごみを分別するのに、ごみ箱を増やすとかさばりますが、トートバッグならコンパクトにまとまります。ゴミ捨て場に行くときは、そのまま持っていくこともできるので、ゴミ出しも楽になりますね。

シンプルな野田琺瑯の容器は、かたちも大きさもバラエティに富んでいるので、使いまわしの効果も大きいんですよ。真っ白な野田琺瑯の容器はスタッキングすることもできるので、コンパクトに収納できますね。

浅くて使いやすいので、お料理中のバットとしても活用できます。ふたをして、そのまま冷蔵庫で味をなじませたり、次の日のごはんの仕込みとして置いておくのもいいですね。

野田琺瑯はそのままオーブンに入れることもできるので、パンの型として使うのもあり！ちいさめ食パンを作りたいときにおすすめです。

自分が大好きなモノを大切に使って暮らしていく。それは当たり前のことなのに、私たちはついつい新しいモノを買い続けてしまいます。モノを増やさないためには、今あるモノの在り方を考えて、さまざまな用途に使いまわしていくことが大切です。お気に入りのモノの活躍の場をもっともっと増やして、理想の暮らしに近づいていきたいものですね。