木炭の種類は作り方よって「黒炭」と「白炭」2つに分類されます。
<火の消し方での分類>
「黒炭」
炭窯の中の空気を絶って消火して作られます。柔らかく、火がつきやすいのでバーベキューや茶道などに使われます。私たちがよく目にする炭です。
「白炭」
炭窯から取り出して消し粉で消火して作られるため、表面に灰がつき、見た目が白っぽくなることから白炭と呼ばれます。黒炭より硬く、火がつきにくいものの安定した火力を保てます。焼き鳥などの調理におすすめです。紀州・土佐などの「備長炭」が有名です。叩くと金属のような澄んだ音がします。
木炭とは素材の違う「竹炭」
竹を炭にしたもの。成長の早い竹は安定供給しやすく、手に入りやすい炭のひとつです。白炭よりも豊富なミネラルを含んでいます。
部屋を脱臭しながら飾れる炭のインテリア
毎日欠かせないアイテムにも炭の力を
植物と一緒に
炭色の画材・塗料として
木炭がデッサンに使われるのは、色々な木でできた木炭です。木の種類によって硬さや粒子の細かさが色々あり、選びながら描きます。芯の部分はべたっとして描きにくいので芯抜きでくり抜いて使います。
鉛筆デッサンよりも濃い色で描けるだけでなく、紙の表面のテクスチャーを活かした表現ができます。
炭といえばどんなイメージをお持ちですか?
木材に普通に火をつけると燃えて灰になってしまいますが、炭は木材に酸素を送らず高温で蒸し焼き(=不完全燃焼)にすることで生成されます。表面に非常に細かい穴がたくさん空いており、微細な物質を吸着することから脱臭、除湿、濾過などに使われます。今回は、お部屋に置いておくだけで、電気代が節約できる、エコな暮らしにおすすめの炭について特集します。