懐紙ってどんなものでしょう?
懐紙(かいし、ふところがみ)とは、懐に入れて携帯するための小ぶりで二つ折りの和紙のことである。手にして持ち歩いている紙という意味で手紙(てがみ)ともいう。
懐紙のさまざまな使い方
「包む」
食べきれず残したお菓子、食事で苦手な食べ物が出された時に懐紙に包んで持ち帰りましょう。
また、フォーマルな席や目上の方が同席している食事の時、さくらんぼの種などを口から出すのはちょっと品がないかも。そんな時には懐紙をくるくるとして片側をきゅっと結び袋状に。果物の種や皮などを包んで隠します。また、食べ残したものは器の隅に寄せて懐紙で覆い隠すのがマナーとされています。
お金をむきだしのまま渡すのは気が引ける時がありますね。懐紙で包むとスマートです。心づけを渡す時にもぽち袋としてよく用いられている方法です。
封筒の代用としても。懐紙の天地を折り左右を糊付すれば、簡易型の封筒になるそうです。プリペイドカードやチケット、切符などを手渡す時に。懐紙ってフレキシブルですね♩
「拭く」
「書く」
冒頭でも触れたように懐紙には「手にして持ち歩いている紙という意味で手紙(てがみ)ともいう」とあります。ちょっとしたお礼や連絡事項を一筆したためて渡すと素敵ですね。
まだまだある!懐紙の粋な使い方
皿代わりに
職場でお土産やお菓子のおすそ分けがまわってきたことはありませんか?または近くの席の人に自分のお菓子を分けてあげたり。ティッシュより懐紙にのせると清潔感もあって上品ですね。お菓子の油分もしっかり受けてくれるので机が汚れません。
箸置きとして
油取りとして
こんな懐紙が欲しい!可愛い懐紙コレクション。
キレイな色の花柄
楽しい動物モチーフ
ネコ好きの人にはたまらないデザイン♡
まず思い浮かぶのがお茶席ではないでしょうか。懐紙が一番使われている場所かもしれません。