友達のおうちに遊びに行く日や実家への帰省など、訪問の機会が増える時季に大人としてのマナーとして『手土産』は必要。そんな手土産の選び方や適切な金額など、覚えておいて損はない「手土産マナー」をお勉強しておきましょう！

あまりに高価な贈り物をしてしまうと、逆に相手に気を遣わせてしまいます。2000円程度の手土産がちょうどいい金額でしょう。

お店の紙袋で渡すのもいいけれど、風呂敷に包んで渡すとより心遣いが感じられます。季節に合わせて柄を選べば温もりある手土産に。きれいな状態で手渡すためにも、ぜひ風呂敷を取り入れてみませんか？

和室の場合、まずは手土産を下座へと置いてからご挨拶をします。包んでいた風呂敷を広げて、一度手土産を自分のほうに向けて置き、確認しましょう。

そのままくるりと手土産を置いたまま回転させて、相手側へ向けます。手土産を押し出すように、相手へと差し出しましょう。

紙袋は訪問の前に、お渡し用の紙袋に入れ替えておくのを忘れずに！

昔から「つまらないものですが」という言葉が定番でしたが、最近ではその言葉のマイナス面が気になったり、へりくだりすぎていると感じる人も多いよう…。

「お口に合うと嬉しいのですが」や「お好きだとうかがっていましたので」など、プラスのイメージのある優しい言葉を添えることをおすすめします。

冷やしても常温でも美味しい、千疋屋のロングセラー「フルーツゼリー」。賞味期限が長く、食べやすいサイズ感。どんな相手でも喜ばれる定番の手土産です。

和菓子の老舗・とらやの「小形羊羹」は、お茶のお供にちょうどいい食べきりサイズ。季節の限定パッケージもあるので、季節感のあるとっておきの手土産にぴったり♪

包装紙や紙袋など、パッケージもとってもおしゃれ！ヨーロッパの雰囲気漂うかわいらしさは、きっとどんな人にも喜ばれるはずです♪

明治17年から続く和菓子の老舗の和菓子屋さん「空也（くうや）」のもなかは、素材の味にこだわり、餡からすべてが自家製。添加物や保存料を一切使用していない、安心で優しい味わいです。

もなかは人気のため、お店に行っても買えないことが多いよう。予約することをおすすめします。化粧箱だけでなく木箱に入れることもできるので、訪問するお宅に合わせて選んでみてくだい。

いつもお店の前には行列ができている上野のあんみつ屋さん「みはし」。あんみつはテイクアウト用があり、手土産には最適。毎日手作りしている白玉はもちもち♪滑らかなこしあんが、舌の上でとろけます。

1902年、東京・銀座でスタートした資生堂パーラーのシンボルマークがデザインされた定番のお菓子「花椿ビスケット」。素朴なおいしさはもちろん、モダンなパッケージは世代を問わず喜ばれるはずです。