この春から、新社会人や結婚など、新しい生活がスタートした方も多いことでしょう。
ワクワクして楽しみな反面、何をどうしたらよいのかわからない不安なことも沢山ありますよね。

そこでここでは、家事1年生の方の参考になるような"基本の調理道具"をご紹介していきます。調理道具選びはお料理の第一歩。お気に入りの道具を揃えて、使いこなせるようになれば、暮らしがより充実して心に余裕も生まれてくるはずです。

手にしっくりと馴染む切れ味のいい包丁を使うことが、美味しいお料理を作るコツといっても過言ではありません。ストレスなく切ることができるだけでなく、食材を短時間で下ごしらえできるので鮮度を保つことができるんです。
お手入れのしやすさは包丁選びのポイントです。こちらの包丁は、オールステンレスなのでお手入れもしやすく、長く使える包丁です。

100均のものから一枚板の高級品まで、カッティングボードも様々。
中でもおすすめは、温かみのある木製のもの。食材をカットするだけでなく、パンやオードブルなどを並べてそのまま食卓に並べてもサマになるから器としても活躍してくれます。

調味料を計るときに便利な計量スプーン。ビギナーさんにはお手入れしやすく衛生的に使えるステンレス製がおすすめです。

食材を水洗いしたり、カットしたり。下ごしらえするときに大活躍してくれるのがボウルとザル。ステンレスなど金属製のものだと熱伝導率もいいので湯せんしたり、急速に冷やすときにもまた便利です。

炒め物をするときに手早くまんべんなく混ぜることができるターナー。細かい食材をフライパンからかき集める時やハンバーグなど少し大きなものを返すときにも役立ちます。
使うときに毎回サッと水にくぐらせてから使うと調味料や油がしみ込みにくく長持ちします。

普通のお箸よりも長く作られているので炒めやすく、油はねやコンロから上がる熱から遠ざかって調理できる料理のミカタ。

カレーやシチュー、煮物やパスタを作るときのマストアイテム。ホーローやステンレス、銅や耐熱ガラスなど材質も非常に豊富です。

長い持ち手が1つの片手鍋と、小さな持ち手が2つの両手鍋が一つずつあると、大抵の料理はこなせます。同じ種類やシリーズで色違いなどでそろえると、キッチンに統一感がでてスッキリ見えますね。

炒め物をするときにはフライパンが大活躍。ステーキやハンバーグなど焼き物や、そのソースを作るときにもフライパンが重宝します。
少し深めのフライパンは、ちょっとしたものを茹でたりすることもできるので一石二鳥！フライパン1つで鍋代わりにして調理することも可能。

鉄で作られている鍋やフライパンを使い始める前の油ならしの方法をご紹介します。
1、水で良く洗ってから、水分をきれいにふき取ります。
2、サラダ油を薄くひいて屑野菜（ネギなどのいらない部分）を炒めます。

このひと手間で鉄の調理道具の油馴染みが良くなり、また鉄製品の金属のニオイが気にならなくなります。

普段のお手入れは、お湯＋たわしで洗い流すようにしましょう。においや汚れが残ってしまった場合のみ洗剤を使って洗えばOKです。

やかん（ケトル）といえばお茶やコーヒーを飲むときに使うもの、と思いますよね。でもちょっとした時短になる使い方が。
カレーやシチューなど具材を炒めた後に入れる水のかわりに、やかんで前もって温めておいたお湯を投入するんです。水から調理するよりもグンと時短になりますよ。

ネギなどの野菜や、ソテーした肉などのカットにもとても便利なんです。包丁を使わないでちょっとだけ何かをカットしたい時に使ってみて。

野菜をスライスするときに手早く仕上げることができるスライサー。何種類か異なる刃がついているものもあって手軽に厚みや断面をギザギザにカットすることができるんです。また、うけ皿部分が保存容器になるタイプは、そのまま冷蔵庫で保存ができて便利です。

味噌汁を作るときに、簡単に味噌の量を計ることができる味噌マドラー。お湯にそのまま入れてとくことができます。

「たくさん作りすぎちゃった。」というときにあると便利な保存容器。どこか懐かしい、でもスタイリッシュ。実はこちらはお弁当箱なんです。保存したり、お弁当を作ったり、1つ2役になりますよ！