ところで、お箸はどんなスパンで交換していますか？一般的にお箸の寿命は約1年と言われています。食後すぐに水洗いをしたり食洗機を避けることで、使える期間は長くなるようですが、1年というのは目安にしたいですね。

キメの細かい桜の木を使って作られた天然木のお箸。職人さんの手によるぼこぼことした表面が美しく、さらに手にしっかり馴染みます。

原木加工から塗装まで一貫して行う「薗部産業」による「めいぼく箸 たがね」。工具の「たがね」に似ている箸の頭の部分が、きれいな盛り付けに便利に使えます。

無塗装で木そのものの美しさを最大限に引き出している「東屋」の「木箸」。使う前に水に濡らししっとりとさせ、使い終わったら洗って乾燥させる、そのひと手間も楽しくなるようなお箸です。

子どもが使うお箸には天然素材のものを選びたいですよね。木よりも丈夫で色移りしにくい竹で作られたお箸なら安心です。

可愛らしい色味と五角形の形が印象的な「KORINDO」の「えちぜん箸 天削り五角箸」。五角形という形が手によく馴染みます。

竹の工芸品の老舗メーカー「公長齋小菅」による竹製のお箸「みやこ箸」。お箸の先が細く丸く作られており、小さなものでも掴みやすいのが特徴です。持ち手は日本らしい色味が7色。どれにしようか迷ってしまいます。

人が集まったときのお楽しみに使いたいのが「中川政七商店」の「おみくじ 五色箸」です。吉野杉で作られた割り箸の先が五色の色鮮やかな包み紙で包んであり、食事をより楽しく演出してくれそうです。

「株式会社兵左衛門」の「焼魚の箸」は、焼き魚の身を綺麗にほぐしやすいように工夫された焼き魚専用のお箸です。小骨の取りやすいこのお箸なら、焼き魚を食べるのが楽しくなりそうですね。

お箸の両方が細くなっている「公長齋小菅」の「両細取り箸」は、お箸の両方を取り箸として使える優れもの。おかずの取り分けはもちろん、鍋物にも便利です。

耐久性に優れ、汚れにくい「貝印」の「ステンレス菜箸」。置いたときに転がらないよう、持ち手の部分は六角形になっています。特に揚げ物におすすめの菜箸です。

シンプルな図案の中に込められた意味が面白い「東屋」の「印判箸置撰集」。そのときの気持ちによって選ぶ楽しみがありますね。

鋳造メーカー「二上」が作り上げた真鍮の生活用品ブランド「FUTAGAMI」。無塗装・無垢の真鍮で作られた「真鍮の箸置き」は、ともに時間を重ねる経年変化を楽しめるのが特徴です。

可憐で清楚な印象の「たくまポタリー」の「ひな菊」。金沢で作陶する「宅間裕子さん」の手によるものです。食卓に華を添えるという言葉そのままに、毎日の食卓を明るくしてくれそうですね。

マイ箸を持ち歩くかたも近頃は多いですよね。お箸に合う素敵なケースをお探しの方におすすめなのが「公長齋小菅」の「煤積層携帯箸ケース」。かさばらず、竹の層が美しいケースは男女を問いません。

素敵なお箸には素敵な箸たてがよく似合います。栃木県益子町にある「よしざわ窯」の「おはしの箸たて」は、深みのある色合いと素朴な質感がお気に入りの箸をさらに引き立ててくれそうです。

毎日使うお箸は、お気に入りを手にすることでご飯の時間をさらに楽しいものにしてくれます。食べるためのお箸はもちろん、お料理したり取り分けるなど目的ごとに長さや素材が異なるのも面白いところです。これから迎える新生活に、新しいお箸を選んでみませんか。