スタートは学生カバンから。「丸ヨ片野製鞄所」
長く革と向き合い、扱ってきたからこその確かな技術。1980年(昭和55年)以来、学生カバンの枠を超えて、メンズ・レディースバッグの企画・製造を幅広く行ってきました。熟練の職人さんの手仕事による、品質にこだわった確かなものづくりには定評があります。
革はつねに近くにありました。
革は一枚一枚全て表情が違います。
人間の指紋と同じで、一つとして同じものはない。
そこに生きていた証があり、なめしの水の流れがあり、
作り手のいきづかいが聞こえてくるのです。
それは、地球を宇宙から見た世界の類比ではないでしょうか。
革そのものを素材として、
向き合ってみると色々な意味を持っています。
肌と肌、皮膚、触れたいという欲望。
そこに自分がどう関わるか。
革の声を聞き、一枚一枚が持つリズムをどう引き出せるか。
これはものづくりの原点ではないでしょうか。
触れることで、革に魅了され引き込まれてゆくのです。
デザイン性と品質を重視したオリジナル製品の製造・販売も。遊び心があり、シンプルで長く使える製品を提案しています。
使えば使うほど味わいが増し、愛着がわいてくる「丸ヨ片野製鞄所」のかばんたち。魅力的なアイテムの数々をご紹介します。
品質の高さに遊び心のスパイスを。「丸ヨ片野製鞄所」おすすめアイテム
丸バッグ
その名の通りまあるく、カドのないかわいい薄型バッグ。国産なめしのソフトでなめらかな手触りの牛革を使用しています。
まるいデザインが女性らしくやさしい印象。LサイズSサイズともにショルダーがけが可能で、LサイズにはA4が、Sサイズには長財布が入る機能的な大きさです。
シンプルな見た目とは対照的に、かばんの中は東京の地図をモチーフにした鮮やかなカモフラ柄。かばんを開けるたびちらりと見える明るいピンクやパープル色が気分をアップさせてくれます。
レザーバッグ本革紙袋
紙製ショッピングバッグのカタチと表面の質感を模した革製トートバッグ。革の裏側に紙の芯を貼り、紙のような質感を出したユニークなトートです。使い始めはクシュッとした「紙」のような質感を、そして使い込むほどに「革」ならではのソフトな質感を楽しむことができます。
シンプルでベーシックな色調から、ファッションのアクセントになる華やかな色調まで、豊富なカラーバリエーションも魅力。環境面への影響が少ない、ベジタブルタンニンなめし豚革「エコレザー」を使用しているので、安心して使えます。
A4サイズが入る容量たっぷりの大きさでありながら、わずか390グラムという軽さも魅力。付属の革ひもを使えばセミショルダーやショルダーバッグとして、シンプルに折り畳めばクラッチバッグとして、用途に合わせていろいろな使い方ができます。
煎餅財布
目にする人を思わず笑顔にしてくれる、ユーモラスなお煎餅のカタチの小銭入れ。表面の絶妙な波打ち具合と色合いが、まるでホンモノのお煎餅のようですね。
手にすっぽり収まるちょうどいい大きさ。やわらかな革の質感が手になじみ、大きく開くファスナーで機能性も◎です。
おわりに
長く学生カバンをつくり続けてきた堅実で確かな技術力と、遊び心あるユニークなデザインのバランス感が絶妙な「丸ヨ片野製鞄所」のかばんたち。使えば使うほど愛着がわき、その良さを実感できそうです。
東京墨田区にある「丸ヨ片野製鞄所」。
1947年(昭和22年)の創業以来、学生カバンやランドセルを製造するメーカーとして、品質の高い丈夫な製品を世に送り出してきました。