王道の黒のレザートートも、風合いや形の違いで表情ががらりと変わります。しっとりとした手触りのレザーを選ぶと、優しい雰囲気で持つことができます。シンプルな佇まいの「mormyrus(モルミルス)」のトートバッグは、肩掛けのしやすいハンドルが特徴。細めのつくりになっていて、スタイリッシュな印象をもたらしてくれます。

ときに堅い印象になりかねない黒のレザーバッグも、くたっとした質感＆横長のシルエットなら親しみやすさを保てます。横長の形はワンピースなど細身のアイテムともバランスが取りやすく、幅広いシーンで活躍しそう。「sonor(ソナー)」のバッグは開口部に真鍮の半月パーツ付き。ゴールドのアクセントが、より都会的なイメージをあと押ししてくれます。

知的な雰囲気でキレイめな装いに合わせやすいグレー系のレザーバッグ。しっとりとした素材を選ぶと、柔らかな魅力が増して、洗練度もアップします。「VIOLAd'ORO(ヴィオラドーロ)」のこちらは、表面はトープで、中面にはイエローの差し色が隠れているのもポイント。ちらりとのぞいて、ほどよい遊び心を演出してくれます。2way仕様の持ち手も便利。

リュクスな雰囲気の漂う、ダークブラウンのトートバッグ。重厚な色合いながら、すっきりとした横長の形と余計な装飾を省いたデザインに仕上げたことで、夏の軽装ともバランスが取りやすいのが特徴です。1枚革でシンプルに仕立てており、荷物が入れやすく軽いところも魅力的。さりげないホワイトステッチが深みのある色に映え、上品なアクセントを担います。

キャンバス地の頑丈さに惹かれるけれど、カジュアルすぎるのはちょっと……という方に提案したいのが、異素材MIXのトートバッグ。ハンドルやポケットに採用したレザーが、ナチュラルな表情を引き締め、都会的に引き上げてくれます。縦長の形も支持したいポイント。資料やPCなどを収納しやすいだけでなく、スタイリッシュな雰囲気が手に入ります。

カジュアルな服装が好きな方におすすめなのは、「A.P.C.（アー・ペー・セー）」のトートバッグ。インディゴカラーのトートは、無骨さと親しみやすさのさじ加減がちょうどよく、パンツスタイルからスカートコーデまでどんな服とも合わせやすいのがポイント。大きめのロゴが個性を生み、シンプルな格好をフレンチシックに引き上げてくれるはず。

ガシガシ使えてへたりにくい、丈夫な生地であることが最も重要。コットンなら、地厚なタイプを選びましょう。こちらは北欧のテキスタイルブランド「LAPUAN KANKURIT(ラプアン カンクリ)」のもの。自宅に置いておくだけでも絵になる、ナチュラルさと遊び心が共存した柄が素敵。総柄なのに甘くないから、パパとママで共用できる点にも惹かれます。

収納のしやすさや取り出しやすさにこだわるなら、こちらのトートバッグも一押し。「STANDARD SUPPLY（スタンダードサプライ）」と東京都世田谷区、二子玉川にある保育園とのコラボによって生まれた機能性抜群のデザインです。ベビーカーに掛けて使えるほか、内側に大きさの異なるポケットを複数そなえ、お子さんの哺乳瓶や除菌シート、ママのお財布や携帯などを細かく分けて収納することが可能です。

こちらのバッグは、アンティーク加工をほどこした、ムラのある風合いがチャームポイント。ヴィンテージ品のような味わい深い色によって、スタイリングの完成度が上昇すること確実です。バッグ本体がすっきりとしたシルエットであることと、華奢なパーツがアクセントになっているおかげで、レトロなブラウンも野暮ったく見えません。

コロンとした形が目を引くバケツ型のトートバッグ。ほどよい存在感があるため、上品なコーディネートのハズしアイテムとしても適任です。濃色だと重たく見えやすい形なので、どう合わせたら良いか分からないという方は、まずはベージュや白などの優しい色合いを選ぶのがおすすめ。服のトーンと馴染ませるように取り入れてみると簡単です。

シャリ感のあるリネンが涼しげなトートバッグ。柔らかな質感と縦長のフォルムのおかげで、重たい印象を与えることなく、すっきりとした着こなしに仕上がります。ハンドルには牛革が使われていて、リラクシーな中にもきちんと感が。週末の心地よい装いから、きれいめなワンピースまで幅広いアイテムとマッチします。

立体的なシルエットが装いのアクセントになる「Brady（ブレディ）」のバッグ。カーキのキャンバス地とキャメルのレザーとの異素材の組み合わせも美しく、カジュアルなのに上質感があります。しっかりとしたマチがあり、自立するだけでなくペットボトルなども収まりよくしまえるのも特徴。ジャケットやデニムパンツなど、クラシカルな服装と相性のいいデザインです。

一般的なナイロンよりも強度の高いコーデュラナイロンを採用。耐水性もそなえているため、急に雨が降ってきたとしても慌てずに済みます。こちらのバッグは、フランス生まれのブランド「ORCIVAL(オーシバル)」のもの。スポーティな素材を使っていながら、気品の薫るフォルムやディテールにこだわっており、女性が持っても無骨な印象を与えません。

水を通さない仕組みの”止水ファスナー”を開口部に採用したこちらのバッグ。雨が降り出しそうな日や公園内の水遊び場でも、おしゃれを楽しむことができます。丈夫で軽量のナイロン素材を使っていて、収納力も申し分なし。マチが十分にありながらすっきりとした見た目で、旅行やアウトドアシーンはもちろん、普段使いもしやすいです。

落ち着いた色合いの服が多いという方におすすめなのは、一点投入で華やかさと遊び心が生まれるヴィヴィッドカラー。「BAGnNOUN(バッグンナウン)」のこちらは、アウトドアウェアや雨具に使われることも多い透湿防水素材を用いたアイテムで、旅先で使うのにもぴったりです。ナイロン特有のふっくらとした見た目と鮮やかなグリーンが、コーディネートの盛り上げ役に。

メインバッグほど使用頻度が多くなく、リーズナブルなぶん、色やデザインで少し冒険ができるのもサブバッグのよさ。こちらは、北欧生まれのインテリアブランド「HAY（ヘイ）」のトートバッグ。目が覚めるような鮮やかなブルーに、赤いブランドネームの組み合わせが素敵。白いTシャツなどにこのバッグを加えるだけで、凝った見た目へとアップデートができますよ。

フレンチシックな赤いチェックに惹かれるこちらのトートは、「Orné de Feuilles（オルネ ド フォイユ）」のもの。甘いイメージの柄も、くたっとしたトートバッグでなら気負わず取り入れられそう。ライトブルーのデニムや白いスカートなど、軽やかな風合いのアイテムと合わせると魅力が引き立ちます。"merci"の手描き風文字が心をときめかせてくれます。

ありそうでないフレッシュなイエローのトートバッグ。明るく優しい色合いのトップスを手に取りがちな夏、派手すぎない差し色として重宝するはずです。持ち手がやや長めですらりとした佇まいも、大人の女性にとって使い勝手のいい理由。手書き風のブランドネームが、カジュアルな服装やナチュラルな装いにマッチします。

端正な佇まいが魅力のレザートート。バッグとシューズの色を揃えると、全体のまとまりがぐっと良くなります。レースアップシューズやローファーなど、少しマニッシュなデザインを選んだら、黒が持つきちんと感がいっそう際立ちます。

リネンの軽やかさが魅力のトート。カーキにそなわる引き締め力を利用して、トップスとボトムは白や淡いベージュでまとめてグラデーションに。クリーンで控えめな配色のおかげでリネンの風合いが引き立ち、季節感が生まれます。

アウトドアシーンにもぴったりなナイロントートを、キレイめなアイテムと組み合わせるのも素敵。シックなワンピースに、あえて無骨さのあるナイロンを合わせることで、甘さが和らいでほどよくスポーティーな仕上がりに。

モノトーンの装いが多いなら、バッグで色を取り入れるのもメリハリを出すのに効果的。開襟シャツ×レザートートでハンサムに仕上げるのもいいですが、ナイロン特有の光沢とライトグリーンがキャッチーなバッグを試せば、親しみやすい印象へと変えられます。