フランス発の「TAMPICO」で、バッグ迷子を卒業!【愛用者がバッグの中身も公開】
年齢を重ねると、ちょっとした持ち物が“今の自分”にふさわしいのか、悩んでしまうことはありませんか?バッグもそのひとつで、ブランドやデザインが主張しすぎず、さりげなくセンスのよい上質な一品を探すのはなかなか難しいもの。この記事ではそんな大人の女性にちょうどいいバッグブランド「TAMPICO(タンピコ)」の魅力を深掘りします。愛用者の「MYタンピコ」とバッグの中身も必見です!
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「TAMPICO(タンピコ)」ってどんなブランド?
かっちりしたレザーのハンドバッグは気軽に使えない。キャンバストートやナイロンリュックはカジュアルすぎるときがある……「TAMPICO(タンピコ)は、そんな大人の女性にこそ身に着けてほしいバッグです。
1992年、パリから車で約6時間のボルドー市郊外にある小さな町で、老舗メーカーJ.MARTIN TREPOINTES社のブランドとして誕生したTAMPICO。愛用者が口を揃えるプロダクトの魅力は佇まいの美しさ。コットンやリネンなどのカジュアルになりがちな素材も、厳選された生地や細部まで美意識が宿ったデザインによって、身に着けたときも自然とシックな雰囲気に。職人の手仕事で丁寧に作られるバッグはフランス国内でも貴重になりつつあり、老舗百貨店・ボンマルシェでポップアップを展開するなど、自国でも再び注目を集めています。
ブランドを代表するコットンキャンバスを使ったバッグは、デザイナーのニコル・マルタンが青春時代を過ごした南フランスのビーチリゾートが背景になっています。ブランド設立当初からのモデル
BEACH BAG(ビーチバッグ)はTAMPICOの原点。底面が大きく丈夫なので水着や着替え、飲み物や軽食などたくさんの荷物を入れて出かけるのにもぴったり。現在に至るまでのプロダクトにもその精神は活かされていて、見た目の美しさだけでなく道具としての役割を両立したバッグは世界中で愛されています。
2013年から日本での販売代理店を務める
「STAMPS」では、日本人の体型やライフスタイルに合わせてリサイズしたバッグも特別オーダー。ブランドの“らしさ”をなくさないように余白を残しながら、使いやすく美しい日本ならではのモデルを展開しています。
初めての方はこれ!タンピコ定番人気モデルBEST3
定番中の定番であるPETIT PANIER(プチパニエ)は底が真四角で収納力抜群!大きく開くので中が見やすく、内側にも黒いパイピングが施されているので開いたときも美しいデザインです。本や日用品を収納してインテリアとして使うのもおすすめ。
インド洋の島の名前が由来となっているZANZIBAR(ザンジバル)。底が丸く横に長く、ジッパー付きで旅行のときも安心。バスケットのような愛らしいフォルムながら、パイピングで大人っぽい雰囲気に。さまざまなカラーやサイズが展開されているので初めてのタンピコにもおすすめです。
縦長の台形で書類やファイル、パソコンなどを入れるのにちょうどいいDINOSAURES(ダイナソー)。スタイリッシュな印象のパイピングデザインで、お仕事バッグとして愛用している人や男性ユーザーも多数。内側のファスナー付きポケットも便利です。
バッグの中身も拝見!愛しの「MYタンピコ」紹介します
ライフスタイルによってさまざまな使い方を楽しめるTAMPICOのプロダクト。今回は、ブランドとの関わりも深い「STAMPS」スタッフ3名の方に、個性豊かな私物バッグをお持ちいただきました。それぞれの推しポイントも要チェックです!
Case1:出張族の強い味方!3wayバックパック
吉川竜生さん
MYタンピコ:HOLLYWOOD BACK PACK
愛用歴:1年
日本ではなかなか見ない振り切ったシンプルなデザインに惹かれ、最初に白いトートを購入してから現在は6種類のTAMPICOを持っている吉川さん。なかでも最近はこのバックパックタイプがお気に入り。
「長年『TAMPICOのバックパックがあったら……』と思っていたので、男性でも使いやすいこのモデルが発売されたときは即決でした。カジュアルすぎずきれいめなデザインと、A4書類やノートPCも入るサイズ感で、通勤や出張でも重宝しています。レザーベルトは使っているうちに馴染んでしっかり太さもあるので、肩に負担がかからないんです。仕事のときは荷物がかなり多いので、『とりあえずこれがあれば!』という安心感があります。出張時はこのバックパック+スーツケースが定番ですね」
バックパックとしてだけでなくトート、ショルダーと3wayで使えるのも魅力。吉川さんは写真右のように肩掛けで持つことが多いのだそう
バックパックの次に使用頻度が高いという「ダイナソー」。マチがありA4書類やPCも入りこちらも仕事中に活躍!使い込むことでより味わい深い表情に育っています
1. KINTOのタンブラー。飲みやすい量でオフィスでも活躍 2.レザーのサコッシュ。ホテルに荷物を預けて外出するときや休日のちょっとしたおでかけなどに便利 3~4. 日本のブランド「hue」のレザーポーチは、優しいトーンがお気に入り。常備薬、化粧品、ガジェットなどこまごましたものはポーチで上手に整理 5~6.韓国のアイウェアブランド「BLUE ELEPHANT」のアイテム。メガネは黒フレームから気分を変えたいときに、サングラスは運転時などに使用
Case2:小物が多くても整頓上手になれるショルダー
大高理香さん
MYタンピコ:CLINT <L>
愛用歴:4年
20年ほど前に初めてTAMPICOを購入した大高さん。今回は5つ持っているバッグの中でもお気に入りの「CLINT(クリント)」をチョイス(俳優のクリント・イーストウッドのように長く愛されることを願ってつけられた名前なのだとか!)。気になるお手入れの裏ワザ(?)も教えていただきました。
「底がまん丸で大容量、内側にぐるっとついている4つのポケットが整理しやすく、いつもついつい手が伸びてしまうバッグです。一年を通してお洋服に合わせやすカラーもお気に入り。白やグレーなど明るい色のキャンバスバッグは汚れが気になるところかと思いますが、TAMPICOの製品はそれすら味になるので、気にせず使っている方が多いです。もし黒い汚れがついてしまって気になるときは、早めに大きめの消しゴムでこすってお手入れするのがポイント。おかげで4年使っている割にはきれいな状態をキープできていると思います(笑)」
スナップボタンで開閉しやすく、ひと目で中身がわかるところがCLINTの魅力。内ポケットにはスマホ、鍵、定期入れなどよく使うものをイン
「持ったときの“くたっ”とした柔らかい生地感もお気に入り」と大高さん。丸みがあるフォルムでも可愛くなりすぎず、大人っぽい雰囲気に
1. 炭酸飲料も入れられる「REVOMAX」のボトル 2. 折りたたみできて便利な「IZIPIZI」のリーディンググラス 3. 「SOULEIADO」のポーチはコスメ収納に。柄の可愛さはもちろん、長いペンシルなども取り出しやすい使い勝手のよさもお気に入り 4~5. 長く大切にしているレザー小物。長財布とコインケースは「CINQ」のもの 6. 「ほぼ日手帳」を愛用。季節や気分でカバーのポストカードを入れ替えてアレンジを楽しんでいる 7. 石田ゆり子さんの飼い猫が刺繍された「コーラル&タスク」のポーチ
山本佑美乃さん
MYタンピコ:JUNIOR <S>
愛用歴:1年半
25年ほど前、偶然セレクトショップで目にしたTAMPICOに一目ぼれしたという山本さん。今回は一番新しいバッグをお持ちいただきました。
「フランスから新作として『JUNIOR』が届いたとき、マルシェバッグのような形とキャンバス生地ではなかなか見ないチョコレートカラーに惹かれて購入しました。このサイズ感のトートが大好きで、Sでも充分すぎる(笑)大きさも気に入っています。シンプルながら計算されたシルエットで、持ったときのバランスがすごくいいんですよね。TAMPICOのバッグは、どんなお洋服のときもちゃんと中立の立場を保ってくれるのが魅力。きれいめスタイルにはもちろん、フェミニンな服に合わせることで甘さを調整できるんです」
シンプルなデザインなので、チャームでアレンジできるのも楽しい
2つの内ポケットにはティッシュなどの必需品をイン。バッグの中身を見せたくないときは重ね合わせることで目隠しとしても使えます
山本さんが5年愛用しているというダイナソーも見せていただきました。経年変化でフィルターがかかったような味のある色味に。こちらもチャームを付けて自分好みにアレンジ
1. 「WONDER FULL LIFE」のポーチはユニークな形とエスニックな色味がお気に入り 2. TODOはノートに手書き派。急なリモートワークの日もタスクを忘れないようにいつも持ち歩いている 3. 休憩時間などちょっとした外出用に持ち歩いているショルダーバッグ 4. 「BAGGU」のメッシュエコバッグ 5. クリアのスマホケースにショップカードやイラストを入れてアレンジ 6. スズメ好きにはたまらない「かまわぬ」の手ぬぐい 7. 「TODAY'S SPECIAL」で購入したフラミンゴのキーホルダーをポーチのアクセントに
シーンや入れるものを限定しないTAMPICOのアイテムは、使う人にいつでも心地よく寄り添ってくれます。毎日使えてセンスのよい大人バッグを探していた方は、お仕事やおでかけの相棒として、ぜひチェックしてみてくださいね。
photo:STAMPS