出典: もはや人気も定着している北欧インテリア好きさんやライフスタイルに関心のある方を中心に人気旅行先として定番化しているスウェーデン。
スウェーデンをはじめて旅先に選んだ方のなかでは「あれ、スウェーデン行くけどどこ行けば良いかな?」と悩む方も多い模様です。
そこで今回は、スウェーデンに行くならぜひ行っておきたいスポットを都市別にご紹介。現地でいただきたいグルメやショッピングスポットもみていきましょう♪
出典: スウェーデンは北欧最大の国といわれており、言語はスウェーデン語が公用語となっています。
(英語は広く通じます)
通貨はスウェーデンクローナ(SEK)で、2019年現在では1クローナ(kr)=10円〜11円ほど。
キャッシュレス化がで急激に進んできた国の一つでもあり、どこでも現金よりもスマホ決済やクレジットカードが強い傾向にあります。
そのため、日本から現金を持ってくるよりも、クレジットカードを持参する方がお買い物がしやすいですよ。
クレジットカードは、マスターカードやビザカードが主流です。
「海外旅行=英語を覚えておけばOK!」というイメージがありますが、英語が公用語でない国の場合はいかがでしょうか?
英語を使っても現地の方とコミュニケーションは取れるかもしれませんが、より仲良くなりたい場合は現地の言葉を覚えておくのがベスト。
今回は、北欧のなかでも人気の渡航先・スウェーデンの言葉を少しご紹介。旅行や短期滞在で役に立つフレーズを中心にピックアップしてみました。
スウェーデン旅行に役立つ、ちょっとしたスウェーデン語をチェックしてみましょう♪
出典: ベストシーズンは日が長い6月〜8月あたり。
5月〜7月は特に日が長く、北極圏に行くと日が沈まない「白夜」が楽しめますよ。
日本でいう夏シーズンにあたる時期ですが、朝晩は冷え込む日も多かったり、晴れの日でも日陰に入るとちょっと肌寒さを感じることも。
この時期の観光でも、サマーセーターやカーディガンなどがあると安心です。
出典: お店は日曜日を休みとする店舗が多く、他の施設も日曜日は早くサービスを終了するところが大半です。
休日の外出の際は、行きたい場所の営業時間をよく調べておくと良いでしょう。
また、地下鉄などの公共交通機関ではスリや置き引きが都市部中心に多く発生しているので、荷物からは目を離さないよう注意してくださいね。
スウェーデンを訪れたら立ち寄りたいおすすめスポット
ここからは、スウェーデンを訪れた際に立ち寄っておきたいスポットを都市別にピックアップしていきます。
まずは「北欧のベネチア」の異名をもつ首都・ストックホルムから。
運河や大小の川、島で構成された都市で、地下鉄などの公共交通機関だけでなくボートでの移動も楽しい都市ですよ。
出典: スウェーデン初の動物園&屋外博物館。
毎年130万人もの人々が訪れる博物館で、なんと19世紀の町全体のレプリカがあるなどとにかくスケールが壮大。
19世紀の世界から抜け出してきたような職人さん(靴職人、パン職人など)が当時の技などを披露していたり、中世の生活や文化が垣間見れたりと、博物館というよりはむしろアトラクションの世界に迷い込んだかのよう。
出典: スウェーデンのいろいろな地域から収集されたアイテムたちも素敵。
とても広大な博物館なので、半日〜一日かけてのんびりスウェーデンの文化や歴史に触れてみるのがおすすめです♪
スカンセンのオフィシャルサイトはこちら(日本語表示あり)
出典: ストックホルムの旧市街にあたるエリア。
近代的なショップが並ぶ街並みとはまた違ったレトロでカラフルな街並みです。
スターズホルメン島という小さな島にあり、ストックホルムの中心部からは徒歩でアクセス可能。
スウェーデンの王宮もこのエリアにありますよ。
この街並みを写真に収めようと世界各国から写真好きさんが集まるほどフォトジェニックなエリアです♪
出典: ガムラスタンには、カフェや雑貨店、お土産やさんが多く立ち並んでいます。
せっかく訪れたのなら、散策のついでにいろいろなお店に入ってみるのも良いですね。
スウェーデンでは、お店に入るときは必ずお店の方に"Hej!"(ヘイ!/こんにちは)と挨拶しておくと良いでしょう。
出典: ノーベル賞と深く関わっている場所といえば、ストックホルム市庁舎。
こちらの「青の間」では受賞者の晩餐会が、「黄金の間」ではダンスパーティーが行われるのだそう。
一般の方でも有料で入場ができるので、荘厳な雰囲気をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。
出典: こちらが、ダンスパーティーが行われる黄金の間。
その名にぴったりな、ゴールドと温かな光がきらめく美しい空間ですね。
ストックホルム市庁舎のオフィシャルサイトはこちら(スウェーデン語)
出典: スウェーデンにあるのに名前がフィンランド教会。
先ほどご紹介したガムラスタンからほど近い場所に佇んでいる教会です。
こちら、一見普通の教会に見えますが、実はストックホルムのちょっとした名所になっているんです。
出典: その名所になった理由が、フィンランド教会の裏庭にある「アイアンボーイ」。
「月を見上げる少年」とも呼ばれている小さな像で、大きさはなんと14cmほど。
この像を撫でると幸せになれる…というジンクスがあるようで、頭はすでにつるつるに。
時期によっては、地元の方が作ったと思われるニットキャップやマフラーが巻かれていることもあるようです。
ストックホルムを訪れたら、地元民や観光客に愛されるアイアンボーイをぜひ探しに行ってみてはいかがでしょうか♪
出典: フィンランドの次はドイツ。ドイツ教会です。
こちらもガムラスタンにある教会で、ストックホルムのランドマークの一つとして数えられるスポットでもあります。
もともとは17世紀にドイツ人の商人によって作られた教会で、高さは100mほど。
さほど高い建物がないガムラスタン内でもかなり目立っています。
シャープな尖塔と美しい鐘の音で今日も観光客を魅了しています。
出典: 教会内部には、17世紀に作られた教会とは思えないほど美しく保存されたステンドグラスがあります。
建築だけでなく内部も美しいので、ぜひ訪れてみてくださいね。
出典: 続いてはスウェーデン第二の都市・ヨーテボリ。
ヨーテボリには北欧最大の遊園地・リセベリ遊園地があります。
メルヘンなカラーリングのゲートをくぐると、木製ジェットコースターやヨーテボリ全体が見渡せるフリーホールなど、スリル満点のアトラクションが満載です。
出典: こちらがリセベリ一番人気の木製コースター。
日本のアトラクションと比べると緩やかに見えますが、木製のコースターと聞くと別の意味でスリルを感じますね。
筆者はフリーホールにチャレンジしましたが、アトラクション後はしばらく手足の震えが止まりませんでした…。
冬場には北欧最大規模のクリスマスマーケットも開催されるので、アトラクション好きさんだけでなく北欧文化に興味がある方もきっと楽しめるはず。
リセベリ遊園地のオフィシャルサイトはこちら(スウェーデン語)
出典: ヨーテボリの街に流れる運河もアトラクションスポットの一つ。
運河沿いを歩くだけでも、ヨーテボリの美しい景色や海風の爽やかさが存分に楽しめますよ。
ちなみに、こちらに写っている赤白の建築物は「リップスティック」とも呼ばれる見晴らし台。
ここの最上階からヨーテボリ全体が見渡せます。
出典: ヨーテボリでは、運河のクルージングツアーも多く、ヨーテボリの街並みを水上から楽しむことも可能。
時間に余裕があれば、ツアーに参加してみてボートから見える街並みをのんびり楽しんでみるのもおすすめです。
出典: ヨーテボリのガムラスタンとも言える旧市街といえばハーガ地区。
もともとは労働者のスラム街でしたが、時の流れとともに開発が進み、今ではおしゃれなショップが立ち並ぶ流行スポットになっています。
出典: ハーガ地区では、カフェやブティック、アンティークショップなどが立ち並び、ショッピングを楽しめるスポットも満載。
ヨーテボリでどこに行くか迷ったら、まずハーガ地区に行ってみるのもおすすめです♪
出典: スウェーデン第三の都市・マルメについては、別記事で詳しくまとめているので、ぜひチェックしてみてください♪
スウェーデンとデンマーク。実は橋でつながっていることをご存知でしたか?デンマークから橋を渡ると、そこはもうスウェーデン。スウェーデン南部最大の都市・マルメに到着します。日帰りも可能なので気軽に2カ国を周遊できるんです。今回は、スウェーデン側の玄関口マルメおすすめスポットやデンマークとスウェーデン間の移動方法をご紹介します♪
マルメは、デンマークと陸路でつながっている唯一のスウェーデンの都市。
・コペンハーゲン到着後スウェーデンに訪れる予定の方
・ストックホルム・ヨーテボリ方面からスウェーデン南部にも立ち寄りたい方
・スウェーデンからデンマークにも行きたい方
は、ぜひマルメを訪れてみてくださいね!
次に、スウェーデンのおすすめショッピングスポットをご紹介。
お土産に悩んだらぜひ立ち寄ってみてください。
出典: お友達や家族へのお土産でおすすめなのがスーパー。
スウェーデンだと、
・COOP(コープ)
・ICA(イーカ)
・LIDL(リドル)
・NETTO(ネットー)
などがあります。
出典: 筆者もよくお土産ショッピングでスーパーを利用していますが、スウェーデンで買える食品や日用品はとにかくパッケージがカラフルでデザイン性に優れたものばかり。
買わなくとも、売り場を歩いてみるだけでも刺激がもらえること間違いなしです。
北欧はかわいい雑貨天国として人気の旅行エリア。旅行の際に雑貨のショッピングを楽しむ方も多いようですね。でも、雑貨が豊富すぎて何を買えば良いのかわからない方や、物価の高さが気になる方、どんなものが喜ばれるかわからない……と、不安に感じる方は多いのではないでしょうか。今回は筆者が実際にスウェーデンに足を運んだ際に購入し、家族や友人に喜ばれた低価格のお土産雑貨やお菓子などの食品をご紹介します♪
スーパーで買える雑貨やお菓子はこちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね!
出典: スウェーデンでもっとも有名な百貨店グループといえば「オーレンス」。
コスメや食器、衣類などここにくれば大抵のものが購入できますよ。
価格帯は日本の百貨店と同じくやや高めですが、夏や冬はセールも多く、比較的安価に北欧雑貨や食器が買えることもあります♪
出典: 売り場は北欧雑貨やブランド好きの方にはたまらないラインナップも多いです。
たとえば、こちらはテキスタイルコーナー。
売り場の方に欲しい長さを伝えればカットして売ってくれますよ。
オーレンスのオフィシャルサイトはこちら(スウェーデン語)
出典: スウェーデンの最新デザインに興味がある方は、各地にある「デザイントリエット」を訪れてみることをおすすめします。
こちらでは、好奇心やイマジネーションがくすぐられるような雑貨や日用品が並んでおり、どれも見ているだけで心がワクワクしてきますよ♪
もともとは90年代はじめの不況だった時期に「仕事がなくなったデザイナーたちに活躍の場を与えたい」という願いから作られたショップで、有名人気デザイナーのものだけでなく、中小企業や新人デザイナーのものなど幅広い取り扱いがあります。
そのため、日本ではまだ見たことがないアイテムもかなり多く見つけることもできるんです♪
もしかしたら、ここでたまたま手に取ったアイテムが次の年に日本で人気になったり…ということもあるかもしれませんね。
デザイントリエットのオフィシャルサイトはこちら(英語・スウェーデン語)
出典: 1924年創業の、スウェーデンの老舗インテリアショップ。
スウェーデンのインテリア史が全て詰まったようなショップ店内は一見の価値があります。
出典: 店内はスウェーデンの職人魂が垣間見れるようなすばらしい家具が多く並んでいます。
現在でも、スウェーデン国内での生産にこだわった家具が多いのだそうです。
ストックホルムのみに店舗があるので、ストックホルムを訪れたらぜひ立ち寄ってみてくださいね。
スヴェンスクテンのオフィシャルサイトはこちら(スウェーデン語・英語)
格安雑貨店といえばラガハウス。
都市部には必ず路面店があるブランドです。
ちょっとした紙袋や紙ナプキン、キャンドルなど、日用品がプチプラで手に入りますよ。
店内は暗い冬でも気分が明るくなりそうなくらいカラフルなものが多く並んでいます。
パーティーグッズやユーモアのあるデザインの小物も多いので、ホームパーティー用アイテムを持ち帰っても良さそう。
ラガハウスのオフィシャルサイトはこちら(スウェーデン語)
出典: 日常使いできるファブリックアイテムなら、ヘムテックスがおすすめ。
タオル類や布巾、ちょっとしたテーブル雑貨やキャンドルといった小物が比較的お手頃価格で手に入りますよ。
ヘムテックスオフィシャルサイトはこちら(スウェーデン語)
ここからは、スウェーデンに来たらぜひいただいておきたい、定番スウェーデン料理をご紹介します♪
プランクステークは、お肉やお魚のステーキ料理。
熱々の板(Plank)の上にお肉やお魚とサラダ、ポテトがたっぷり乗った豪快なスウェーデン料理です。
スウェーデンのステーキハウスやレストランでは定番の料理で、かなりボリュームがありますよ。
ポテトは、写真のようなポテトムースや茹でポテトなど、レストランによってさまざま。
お腹がぺこぺこに空いている時にぜひ召し上がれ♪
Kanelbulle(カーネルブッレ/シナモンロール)
出典: 日本ではおやつとしても親しまれているシナモンロール、実はスウェーデンが発祥といわれていること、ご存知でしたか?
家具でおなじみのIKEAにもあるシナモンロールは、スウェーデンのカフェ文化(あるいはフィーカ文化)でも外せない存在に。
スウェーデンのソウルフードでもあるので、カフェなどでぜひオーダーしてみてくださいね♪
緯度の高い北欧の国々では冬は日照時間が短いこともあり、人々は家で過ごす時間をとても大切にしています。そしてそんな時間の過ごし方のひとつがスウェーデン語で「フィーカ(fika)」といわれるお茶の時間です。これは単なるティータイムではなく北欧に共通する“文化”。その根本はコミュニケーションです。甘いものと一緒にお茶を楽しみ、いろいろな人と会話をして時間を共有するツールなのです。貴女もこの「フィーカ」を通して家族や友人と向き合ってみませんか?
フィーカ文化についてはこちらの記事をチェックしてみてくださいね♪
Janssons Frestelse(ヤンソンの誘惑)
出典: スウェーデンの定番料理といえば、こちらのポテトグラタン「ヤンソンの誘惑」も外せないお料理。
ポテトとアンチョビのクリームグラタンで、食べ出すとスプーンが止まらなくなるクリーミーな一品です。
スウェーデンではおもてなし料理としても知られています。
お家でも簡単に作れますよ♪
"ヤンソンさんの誘惑"を知っていますか?スウェーデンで昔から愛される、クリスマスの定番ご馳走メニューなんです。まさか料理名だなんて驚きですよね。そんな、謎に包まれた"ヤンソンさんの誘惑"の由来やレシピなど…アレコレをご紹介したいと思います。一度食べたら虜になる。魅力たっぷりのメニューなので、きっとあなたも誘惑されちゃうかもしれません。
詳しい記事はこちらもぜひチェックしてみてくださいね♪
Köttbulla(ショットブッラー/ミートボール)
出典: IKEAでも人気のミートボール。
リンゴンベリージャム(コケモモジャム)をつけていただくのが一般的で「え、ジャム?!」と驚く方も多いですよね。
でも、一度食べてみるとベリーの酸味がミートボールに驚くほど合うんです。
こちらもスウェーデンの家庭料理ですが、レストランなどで見かけたらぜひオーダーしてみてくださいね。
出典: スウェーデンの夏の風物詩ともいわれるザリガニ。
現地では、ディルなどの香草で茹でたものをいただきます。
夏になると各地でザリガニパーティーが開かれるほど、スウェーデン人は夏とザリガニを毎年待ちわびているようです。
夏に訪れる際にシーフードを提供するレストランに行くと必ずザリガニがメニューに乗っているので、日本で食べられないものを食べたい!という方はぜひチャレンジしてみてください。
Smörgåstårta(スモーゴストルタ/サンドイッチケーキ)
出典: サンドイッチなのかケーキなのか?よくわからないメニューかもしれませんが、こちらはケーキのようにパンや具材を積み重ねたサンドイッチ。
スモークサーモンやスウェーデンキャビア、オリーブ、小エビなどがたっぷり入ったものが一般的です。
おもにクリスマス時期に親しまれているお料理なのですが、スーパーで通年販売されている一品でもあります。
スーパーでスモーガストルタを買って公園で自然を感じながらいただくのも美味しいですよ♪
街歩きとショッピングを楽しむならぜひスウェーデンへ♪
出典: 少しクラシカルレトロな街並みと豊かな自然が魅力のスウェーデンのおすすめ観光スポットやショップなどをご紹介してきました。
スウェーデンの爽やかな風と美しい街並みを感じながら楽しむ街歩きは、みなさんに新たなインスピレーションと出会いを与えてくれるはず。
食事も美味しく街並みも美しいスウェーデンを訪れてみて、心と体をリフレッシュさせてみませんか?
もはや人気も定着している北欧インテリア好きさんやライフスタイルに関心のある方を中心に人気旅行先として定番化しているスウェーデン。
スウェーデンをはじめて旅先に選んだ方のなかでは「あれ、スウェーデン行くけどどこ行けば良いかな?」と悩む方も多い模様です。
そこで今回は、スウェーデンに行くならぜひ行っておきたいスポットを都市別にご紹介。現地でいただきたいグルメやショッピングスポットもみていきましょう♪