出典: 日本地図で四国を見ると、北海道や九州に比べてみて小さな島に見えます。ですが、いざ四国全島を観光しようと思っても、公共交通機関が都市部と比べるとあまり発達していないので、意外に移動の時間がかかってしまいますよね。今回は、短い旅の日程でも気軽に移動しやすいように、レンタカーで移動することを前提に四国の観光スポットを30個ご紹介していこう思います。
この記事では、「目的別・四国のおすすめ観光スポット」と「観光しやすいモデルコース」をご案内。4つの目的に合わせて、それぞれの観光スポットをピックアップしました。自分に合ったコースをみつけて、素敵な四国の旅を楽しんでみてくださいね。
まずは四国に来たなら、是非とも観光したい人気のスポットをご紹介したいと思います。
本州から四国に入る玄関口として、一番人気の徳島県にある「鳴門の渦潮」から、四国といえば必ず訪れたい場所、愛媛県にある「道後温泉」までのコースを2通りご紹介。
今回は行動範囲が広く、四国をまるごと楽しみたいので、レンタカーを利用するプランにしてみました。
ドライブを楽しみながらおすすめスポットを観光してみましょう。
コース1<Aプラン>「鳴門の渦潮~瀬戸内海~道後温泉」
コース1の<Aプラン>では、「鳴門の渦潮」から「瀬戸内海」を経由して、「道後温泉」のコースをご紹介したいと思います。四国に入る玄関口としても有名な徳島県にある「鳴門の渦潮」とその周辺を観光した後、香川県に入り瀬戸内海を臨む人気の観光スポットを巡ります。そして、最後は四国に来たなら絶対に立ち寄りたい愛媛県にある「道後温泉」に宿泊して、「道後温泉」の周辺を観光するコースとなっています。
出典: 「鳴門の渦潮」は、瀬戸内海と紀伊水道の干満差により、激しい潮流が発生することによりできる「自然現象」になります。春と秋の大潮時に最大となり、直径20mにも達する渦潮の大きさは世界一といわれています。吸い込まれるようなドキドキ体験を楽しんでみましょう。
出典: 大鳴門橋の車道下に設置された海上遊歩道のこという「渦の道」。その先の展望室にはガラス張りの床があり、世界三大潮流の一つ「鳴門海峡」に発生する「渦潮」を、約45mの高さから、幻想的なうず潮を見ることができます。
出典: 大鳴門橋遊歩道「渦の道」から車で30分のところに、「阿波おどり会館」があります。世界に誇る徳島の阿波おどりが年間を通して楽しめます。
出典: 阿波おどり会館の5階にある「眉山ロープウェイ山麓駅」から「山頂駅」までは約6分。
ロープウェイの車窓から徳島市街を見渡しながらの空中散歩が楽しめます。
徳島県にある鳴門の渦潮から車で約1時間30分。次は四国の王道観光スポット、香川県にある「金比羅宮」をご案内
江戸時代には、一生に一度はこんぴらさん参りと言われ、庶民から人気の神社でした。こんぴらさんという愛称で呼ばれ、現在もご利益を求め多くの人々が訪れるパワースポットです。
出典: こんぴらさんといえば、長い長い階段です。気が遠くなりそうな段数がありますが、その長い階段785段を昇ると、約1時間30分で「金比羅宮御本宮」に到着です。がんばって上ったので、ご利益がありそうです。
出典: 御本宮から望める景色は早速のご利益です。
讃岐平野が一望できる場所で、天気がよければ瀬戸大橋や讃岐富士などを望むこともできます。
出典: ここにもう一つのご利益が。こんぴらさんの境内の中にある「資生堂パーラー 神椿」。香川県の伝統のお菓子「おいり」がのった何とも可愛らしいパフェがおすすめ。「おいり」とは餅米から作るあられの一種。こんな可愛らしいスイーツに出合えただけでも、ご利益がありましたね。
琴電琴平 / カフェ
- 住所
- 仲多度郡琴平町892-1 金刀比羅宮内
- 営業時間
- [月]
10:00 - 17:00
[火]
10:00 - 17:00
[水]
10:00 - 17:00
[木]
10:00 - 17:00
[金]
10:00 - 17:00
[土]
10:00 - 17:00
[日]
10:00 - 17:00
■ 営業時間
■1Fカフェ
10:00〜17:00(L.O. 16:30)
年中無休
■B1レストラン
11:30〜15:00(L.O. 14:00)
火曜定休
■ 定休日
レストラン 火曜定休/カフェ 無休
- 定休日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 口コミやSNSで「日本のウユニ塩湖」と話題を呼んでいる香川県三豊市にある「父母ヶ浜(ちちぶがはま)海岸」です。ウユニ塩湖とは、南米ボリビアにある湖で、湖面に空を映し出す「天空の鏡」と言われている絶景スポット。ここ「父母ヶ浜海岸」も満ち潮や引き潮で運ばれてきた砂が溜まって遠浅になることで、干潮時に大きな干潟と潮溜まりができ、このような美しい現象に出合うことができます。西向きの海岸なので、日没時のオレンジ色の夕景はさらにロマンチックで日本にいることを忘れそう。
「父母ヶ浜海岸」まで来たら、燧灘(ひうちなだ)を一望できるゲストハウス「燧 -Hiuchi-」で宿泊するのはいかがでしょうか?
出典: 「Time Flies Here=時を忘れる場所」といったコンセプトで建てられたゲストハウス「燧 -Hiuchi-」さん。
一棟貸し切りなので、大きな窓から望むオーシャンビューも独り占めできます。
出典: 木目調のシンプルな部屋から瀬戸内海に浮かぶ小さな島々眺めることができます。
旅の疲れがスッキリととれそうな素晴らしいロケーションですね。
香川県に来たなら、やっぱり「さぬきうどん」が食べたい♪観光の途中に立ち寄りたいおすすめのお店を2つご紹介します。
出典: 「釜玉うどん」発祥の人気店「山越うどん」さん。
本場のさぬきうどんが初めての方にも是非ともおすすめしたい超有名店です。
出典: こちらが名物の「かまたま」です。
コシのある弾力と伸びが自慢のうどんと濃厚な卵、シンプルな味わいのだしがからんで、つるんといただけます。
いくらでも食べてしまいそうな美味しさです。
滝宮 / うどん
- 住所
- 綾歌郡綾川町羽床上602‐2
- 営業時間
- [月]
09:00 - 13:30
[火]
09:00 - 13:30
[水]
定休日
[木]
09:00 - 13:30
[金]
09:00 - 13:30
[土]
09:00 - 13:30
[日]
定休日
■ 営業時間
休日・連休等、08:30に開店する場合あり
■ 定休日
年末年始は休業
大型連休後(GW・SWなど)やお盆期間後の平日に臨時休業することあり ※HPで要確認
- 定休日
- 水曜日、日曜日
- 平均予算
- ~¥999 /~¥999
データ提供: 出典: まるでカフェのような佇まいのお店「カマ喜ri 」さん。おしゃれな店内ではゆったりと本格さぬきうどんがいただけます。
出典: やや太めのもちもちしたうどんといりこで取った特製だしがとても美味しいです。天ぷらとの相性もピッタリです。
観音寺 / うどん
- 住所
- 観音寺市柞田町甲46-3
- 営業時間
- [月]
11:00 - 14:00
[火]
11:00 - 14:00
[水]
11:00 - 14:00
[木]
11:00 - 14:00
[金]
11:00 - 14:00
[土]
11:00 - 14:00
[日]
定休日
- 定休日
- 日曜日
- 平均予算
- ~¥999 /~¥999
データ提供: 出典: 2日目の観光スポットは東洋のマチュピチュと称される、かつて世界一の産銅量を誇った愛媛県新居浜市にある「旧 別子銅山跡」に行ってみるのはどうでしょうか。「旧 別子銅山跡」は、宿泊した香川県三豊市から車で約50分くらいの場所にあります。当時この場所に採鉱本部が置かれ、そこで働く人のために住宅や学校、劇場、接待館などが建てられていました。昭和43年に休止するまでひとつの町として大変な賑わいをみせていました。
出典: 当時使われていたトンネルや鉄橋を通って、復元された蒸気機関車に乗車して、観光坑道まで行きます。旧火薬庫で作られた観光坑道は、江戸時代を再現した「江戸ゾーン」、明治から大正にかけての別子銅山を再現した「近代ゾーン」、当時の採鉱を楽しく体験できる「体験ゾーン」に分かれています。体感しながら学び、ゆっくり楽しむことができます。
出典: 本州側の広島県尾道市と四国側の愛媛県今治市を連絡している「しまなみ海道」。そのうち愛媛県の今治市から来島海峡をまたいで芸予諸島の大島を結ぶ全長約4㎞の3連吊り橋が「来島海峡大橋」です。来島海峡大橋の展望スポットはとても有名で、その中でも愛媛県今治市の「糸山展望台」と大島の「亀老山展望台」は、絶対に訪れたい2大展望スポットです。
出典: 来島海峡大橋は期間限定でライトアップされるので、前もってチェックして行ってみるのもいいですね。幻想的な雰囲気に思わず息を呑んでしまいそうになります。
出典: 来島海峡大橋からおよそ1時間ちょっと車を走らせると「道後温泉」に到着です。四国の人気観光スポットの中でいつも上位にあがる絶対にいってみたい場所ですね。4種類の入浴コースがあり、それによって浴場やお風呂上がりの休憩場所が変わってきます。国の重要文化財で温泉を楽しむなんてとても贅沢ですね。
出典: まるで桃源郷に来たような艶やかさと華やかさがある夜の「道後温泉」の町並み。お風呂上がりにゆったりとお散歩するのも楽しいですね。
出典: 道後温泉で宿泊して翌日の朝は、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭の一つ「松山城」を見学。道後温泉から車でおよそ10分ほどの場所にあるので、是非とも行って見たい場所です。フランスのガイドブックで二つ星を獲得しただけあって、標高161mもある天守の最上階からの見える景色は最高です。
出典: 四国最大級と言われる「松山港まつり三津浜花火大会」。大迫力の変わり花火など10000発もの花火が夜空を彩り、その素晴らしさに圧巻です。有料の見物席もあるので、前もってチェックしてみるのもいいですね。
出典: 夏目漱石が松山に赴任していた1895(明治28)年頃に、松山を走っていた列車を再現した「坊っちゃん列車」。松山市内の観光スポットをめぐる伊予鉄道の路面電車です。レトロ感溢れる坊ちゃん列車、旅の記念に乗るのもいいですね。
出典: 愛媛県伊予市にある「ふたみシーサイド公園」。公園内にある「恋人岬」は「日本の夕陽百選」に選ばれ、カップルたちの人気スポットとなっています。数百メートルにわたって広がる砂浜の後方には、観覧用のデッキが設置されていて、夏場には海水浴や花火大会を目当てに各地から観光客が訪れます。併設された「道の駅ふたみ」には地元の特産品であるじゃこ天や鯛めし、いりこなどの海産物に加え、ソフトクリームなどお買い物もできます。
夏には「ふたみシーサイド公園」で、ふたみTシャツアートフェスティバルを開催。
出典: 毎年夏に開催される「ふたみTシャツアートフェスティバル」。期間中、応募されたプリント加工したオリジナルTシャツを砂浜や堤防に展示するというイベントです。個性的なデザインのTシャツが太陽と潮風に触れて気持ちよさそうですね。
≫以上、王道コース<Aプラン>のご紹介でした。ここからは、王道コース<Plan2>のご紹介をしていきます。
コース1<Bプラン>「鳴門の渦潮~徳島・高知県の名所~道後温泉」
先ほどの王道コースAプランでは、「鳴門の渦潮」から「瀬戸内海を臨む観光スポット」を経由して、「道後温泉」のコースをご紹介しました。次のBプランでは、同じく「鳴門の渦潮」を観光してから、「徳島県、高知県にある是非とも行ってみたい観光スポット」を巡り、最後は「道後温泉」に向かうモデルコースをご紹介したいと思います。
~まずは徳島県のおすすめ観光スポット「鳴門の渦潮」を観光~
出典: うずしお観潮船に乗って、迫力ある「渦潮」を間近で見てみるのも楽しいです。観潮船は大型船と小型船と2種類あって、予約制ですが小型船は水中から渦潮を見学してことができます。詳しくはホームページをチェックしてみてくださいね。
~時間があれば、その後は<Aプラン>でご紹介した「阿波おどり会館」や「眉山ロープウェイ」を楽しみましょう~
出典: 毎年8月のお盆期間4日間に開催される徳島県の伝統芸能の一つである「阿波おどり」が年間を通じて楽しめる場所として建てられた「阿波おどり会館」。間近で「阿波おどり」を体験することができます。
出典: 「阿波おどり会館」の5階にある「眉山ロープウェイ山麓駅」からゴンドラに乗って、徳島県内の景色が一望できます。
出典: 徳島県三好市西祖谷山村にある「祖谷のかずら橋」。かずら橋とは蔦(つた)類で作られた吊り橋のことを言います。橋の隙間から下の川が見える上に、一歩踏み出すたびにユラユラと揺れるのでスリル満点です。落ちないか心配ですが、きちんとメンテナンスはさせているので安心して渡ることができます。
出典: 「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」とは四国山地を横切る吉野川の激流によって、2億年もの時を経て創られた約8kmにわたる溪谷のことを言います。
「大股で歩くと危ないから大歩危」「小股で歩いても危ないから小歩危」という説から、このような名前が付けられました。
大理石の彫刻がそそりたっているかのような美しい景観が間近で見ることができる「大歩危峡遊覧船」を楽しむことができます。
絶好のロケーションで温泉を楽しめる「祖谷温泉」で旅の疲れを取りませんか?
出典: 宿泊は祖谷渓沿いにある「祖谷温泉」がおすすめです。「祖谷温泉」は北海道のニセコ薬師温泉、青森県の谷地温泉とともに日本三大秘湯の一つに数えられていて、ホテルも一軒しかありません。絶好のロケーションで露店風呂が楽しめます。
出典: 祖谷温泉から車でおよそ1時間30分で「高知城」に到着。高知城も松山城と同じく日本で12か所しか残っていない「現存12天守」のうちのひとつになります。「現存12天守」とは江戸時代またはそれ以前に建設され、現代まで保存されている天守のことをいいます。しかし、高知城だけが天守以外に本丸御殿も現存しているといわれています。
出典: 高知市の南、太平洋に面した景勝地「桂浜」。高知県出身の坂本龍馬が最も愛した場所としても有名で、「桂浜公園」としても整備されているので、高知県に来たなら必ず訪れたい観光スポットです。
出典: 桂浜公園の高台にあるのが、「坂本龍馬像」です。太平洋を見つめる坂本龍馬の姿を、旅の記念に一枚撮影しておきたいですね。
出典: 四万十川の沈下橋とは、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋のことを言います。緑の山々に囲まれた四万十川と沈下橋という風景は、高知県に来たなら是非とも訪れたいスポットです。四万十市内だけでも、深木、高瀬、勝間、口屋内、岩間、長生、中半家、半家と8つの沈下橋があり、四万十川らしい、川と人との関わりの感じられる風景を楽しむことができます。
ドライブの途中で愛媛県宇和島名物「鯛めし」を味わいませんか?
出典: 四万十川の雄大な自然を堪能したあとは、今日の宿泊地「道後温泉」へ向かいます。長いドライブになりますが、その途中で少し寄り道して、愛媛県宇和島市名物の「鯛めし」を味わってみるのもいいですね。
出典: 卵の入ったタレの中に鯛のお刺身を入れて混ぜたら、ホカホカのごはんの上にかけていただく「鯛めし」。もともとお魚が美味しい場所で生み出された究極の逸品です。
宇和島 / 居酒屋
- 住所
- 宇和島市新町2-3-8
- 営業時間
- [月]
11:00 - 13:20
17:00 - 21:00
[火]
11:00 - 13:20
17:00 - 21:00
[水]
11:00 - 13:20
17:00 - 21:00
[木]
11:00 - 13:20
17:00 - 21:00
[金]
11:00 - 13:20
17:00 - 21:00
[土]
11:00 - 13:20
17:00 - 21:00
[日]
定休日
■ 定休日
日曜日 ※連休の場合最終日
- 定休日
- 日曜日
- 平均予算
- ¥3,000~¥3,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供: ~長いドライブをした後は「道後温泉」でゆったりとしましょう~
出典: 2010年から3年に1度、瀬戸内海の島々を舞台に開催される『瀬戸内国際芸術祭』。2019年には4回目を迎えるのですが、アートに盛り上がる四国の人気スポットをじっくりと観光してみるのはどうでしょうか?今回は素晴らしい芸術に触れられる四国の観光スポットを中心に、じっくりと観光できるようなモデルコースを2つご紹介したいと思います。
ひとつめのモデルコースをご紹介。まずは香川県、瀬戸内海に浮かぶアートの島「直島」でゆっくりと島内を観光します。直島で一泊して、翌日もじっくりとアートに触れた後、高松市に戻り、国の特別名勝に指定された回遊式大名庭園である「栗林公園(りつりんこうえん)で日本庭園や四季折々の景色をゆっくり楽しみます。この日の宿泊は金比羅宮のお膝元にある「こんぴら温泉郷」に宿泊して、翌日は金比羅さんをお参りするといったコースはどうでしょうか?
出典: アートな島として人気の香川県にある小さな島「直島」。そんな古い町並みと現代アートが調和する「直島」を一日かけて、じっくりと観光してみませんか?高松港からフェリーで約1時間、高速船で約30分ほどで「直島」に向かいます。直島の宮浦港に着くと、草間彌生さんの作品「赤カボチャ」が出迎えてくれます。
出典: フェリーが到着する島の玄関口「宮ノ浦」。このエリアには先程の草間彌生さんの「赤カボチャ」や、大小27の島で構成される直島町の「28番目の島」がコンセプトに作られた藤本壮介さんの「直島パヴィリオン」があります。蜃気楼で海面に浮いているように見える「浮き島」を表現しています。
出典: アーティスト・大竹伸朗さんが手がけた実際に入浴できる美術施設、直島銭湯「 I♥湯」。アート感満載の外観・内装はもちろん、浴槽、風呂絵、モザイク画、トイレの陶器にいたるまで個性的な世界観が楽しめます。浴槽につかりながら、全身でアートを感じてみるのも面白いですね。
●直島の観光スポット その2● 「本村(ほんむら)」エリア
出典: 「本村(ほんむら)エリア」は実際に直島で暮らす島民の生活エリアとアートを共存させた場所。一見普通の民家が立ち並ぶ中にちょっとしたアートを見つけ出す面白さがあります。
出典: 安藤忠雄さんが古民家に新しい命を吹き込むようにリノベーションした「ANDO MUSEUM」。安藤忠雄さんの活動や直島の歴史を伝える写真、スケッチ、模型が展示されています。また、新たに生まれ変わった建物と空間そのものを楽しめる美術館になっています。
出典: 瓦に書かれた「今日、何かええことあった?」の看板。くすっと笑えるアートに心が和みますね。
出典: 江戸時代から祀られてきた「護王神社」も、そのままアートとなっています。 杉本博司さんの「ガラスの階段」はとても神秘的ですね。
出典: 直島にあるアートの中枢を担う「美術館エリア」。安藤忠雄さんが設計した「地中美術館」ではクロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が常時展示されています。自然光が入り込めるように設計された館内では、幻想的な雰囲気に浸りながら美術作品の鑑賞を楽しむことができます。
出典: 「李禹煥美術館(リ ウファンびじゅつかん)」では、現代アートの動向の中で中心的な役割を担ってきた李禹煥(リ ウファン)さんの作品を鑑賞することができます。李禹煥(リ ウファン)さんの代表作である空間と融合した余白の広がりを感じさせる絵画や立体アート。自然豊かな空間の中で、静謐さとダイナミズムを放っているのを感じることができます。
出典: こちらも安藤忠雄さんが「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに設計した「ベネッセハウスミュージアム」です。「ベネッセハウスミュージアム」は美術館とホテルが一体となっているのが特徴です。「アートとは考えさせるものである」といった「ベネッセアートサイト直島」の根幹となる考えのきっかけになった作品が中心に展示されています。
夏は海水浴や花火大会で家族みんなで直島を満喫しよう♪
美術館エリアの近く直島の南側には琴弾地海水浴場があり、夏には海水浴を楽しむことができます。また「直島の火まつり」が開催される時には、沖合いの台船から1,800発余りの海上打上花火があがったり、アーティストライブや地元の芸能なども観ることができるので、たくさんの人たちで賑わいます。また、海水浴場に行く途中で今度は草間彌生さんの「黄かぼちゃ」に出会えます。
出典: 直島に一泊し午前中も直島でアートに浸った後は高松市に戻り、次は「栗林公園(りつりん)」に向かうのはどうでしょうか。栗林公園は、フランスの有名旅行ガイドで「わざわざ旅行する価値がある」と最高評価を受ける観光スポットで、手入れの行き届いた素晴らしい日本庭園を鑑賞することができます。
出典: 香川県高松市にある国の特別名勝に指定された江戸初期の回遊式大名庭園である栗林公園(りつりんこうえん)。日本一の大きさを誇る広い日本庭園には6つの池、13の築山があり、季節ごとに咲く花々と一千本もの手入れされた見事な松とともに四季折々のさまざまな景色を堪能することができます。
出典: 回遊式大名庭園の魅力を最も手軽に楽しみたいなら、南湖周遊和船がおすすめ。船頭さんがお庭の説明をしながら、ぐるりと湖を周ってくれます。高松松平家の歴代藩主も楽しんだといわれる四季折々の庭の風情を満喫できます。定員が少ない上に人気なので、事前予約が必要です。
出典: 秋にはライトアップが開催されます。お昼とは違った幻想的な風景が楽しめますね。
こんぴらさん(金刀比羅宮)のおひざ元にある華やかな温泉郷「こんぴら温泉郷」です。由緒ある旅館が多く立ち並び、たくさんの参拝客に利用されています。温泉につかって旅の疲れをとったら、翌日は「金比羅宮」へ行って長い階段に挑戦してみるのはいかがですか?
出典: ≫以上、じっくり観光コース<Aプラン>のご紹介でした。ここからは、じっくり観光コース<Bプラン>のご紹介をしていきます。
じっくりと四国観光コース、<Bプラン>もアートに触れるモデルコースになっています。まずは、瀬戸内海に浮かぶ小さな島「小豆島」から観光してみましょう。高松、岡山、姫路、神戸港と小豆島行きの船乗り場が多いので、本州からも行きやすい島。小豆島の人気の観光スポットをじっくりと観光して、宿泊。その後は徳島県鳴門市にある「大塚国際美術館」へ向かい、こちらでも時間をかけてアートを鑑賞するのはいかがでしょう。
~1日目は風光明媚な「小豆島」をじっくり観光してみましょう~
出典: 瀬戸内海国立公園の中心に位置する「小豆島」。穏やかな瀬戸内海に囲まれて、温暖な気候の「小豆島」はまさにリゾート地と言える場所ですね。オリーブや素麺などが有名で、風光明媚な観光スポットもいっぱい。今回はそんな「小豆島」の人気スポットをじっくりと観光しながら、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか?
出典: 小豆島のほぼ中央に位置する「寒霞渓(かんかけい)」は、日本三大渓谷美のひとつとして称され小豆島が誇る景勝地です。およそ1300万年前の火山活動によってできた岩石が長い年月の地殻変動や侵食により、そそりたつような絶景をつくりあげています。
出典: ロープウェイから臨むさまざまな表情の渓谷と瀬戸内海の景色がとても素晴らしく、四季それぞれに織りなす大自然の豊かさを感じることができます。
出典: およそ100年前、日本で初めてオリーブの苗が「小豆島」に持ち込まれた場所が「小豆島オリーブ園」。最初の頃はなかなか日本の気候に合わず、栽培が困難だったのですが、努力の甲斐あって3年後にようやくオリーブの実を収穫できるようになりました。
出典: 日本で初めて収穫できたオリーブの原木。今もたわわにおいしい実をつけてくれます。
出典: 「オリーブ園」の中に、20世紀を代表する彫刻家イサム・ノグチさんの遊具彫刻が置かれています。イサム・ノグチさんは作品の素材として、香川県で産出される「花崗岩庵治石」を使ったことを縁に香川県にアトリエを構えていました。現在は高松市の「イサム・ノグチ庭園美術館」に多くの作品が展示されています。直接、芸術作品に触れられるなんて、お子さんもいい経験になりますね。
「小豆島オリーブ園」の近くにある「オリーブ公園」で地中海旅行の気分に浸りましょう。
出典: 「オリーブ園」のすぐ近くにある、道の駅「オリーブ公園」に建つ「ギリシャ風車」です。エーゲ海を思わせるような瀬戸内海の青との風車の白とのコントラストが美しいですね。穏やかでやさしい風が感じられるゆったりとした時間が流れています。
出典: 潮の満ち干きで道が現れたり消えたりする人気の観光スポット。引き潮のときには余島まで渡ることができ、その時に「大切な人と手をつないで渡ると、願いが叶う」というロマンチックな言い伝えがあります。
出典: エンジェルロードの入り口付近の丘を登ると『約束の丘展望台』があります。ここは恋人たちの人気スポット「エンジェルロード」を見下ろす小高い丘にあり、永遠の愛を誓い合う恋人たちが鳴らす鐘の音が響きわたるロマンチックなスポットです。
宿泊するならエンジェルロードからすぐ「小豆島国際ホテル」がおすすめ
出典: エンジェルロードにほど近い「小豆島国際ホテル」。全室オーシャンビューの客室からは先ほどのエンジェルロードを眺めることができます。小豆島で採れる海の幸・山の幸をふんだんに使ったお料理や温泉露天風呂が楽しめます。
出典: 小豆島でじっくり観光を楽しんだ後は、徳島県鳴門市の鳴門公園内にある「大塚国際美術館」でアート鑑賞をするのはどうでしょうか?こちらの美術館は、陶板複製画を中心とした作品が展示されていて、世界中にある名画という名画を一堂に会して鑑賞することができるアート好きの方にはとても魅力的な場所です。イタリアローマのバチカン宮殿にあるシスティーナ礼拝堂にあるミケランジェロの天井画は、まるで本物のようで圧巻です。
出典: アントワープ聖母大聖堂の三連祭壇画です。名作「フランダースの犬」でネロとパトラッシュが天に召される時に見たルーベンスの作品。ここに置かれている作品は全て原寸のものばかりなので、息つく暇もないほどの充実した時間を過ごすことができます。
出典: ゴッホが二番目に描いた「ひまわり」。実物は日本にあった作品でしたが、空襲により残念ながら消失。しかし、大塚国際美術館にて、原寸大で見事に再現されています。
出典: パリのルーブル美術館でしか見られないレオナルド・ダ・ビンチの「モナ・リザ」も原寸大で展示。油絵の凸凹も見事に再現されていて、しかも直接手で触ることもできて、もちろん、撮影もOK。普段は絶対にすることができない体験をすることができますね。
出典: 反戦・戦争の悲惨さを訴える作品として有名なピカソの「ゲルニカ」。復元画とは言っても、一面モノクロームの縦3.5m、横7.8mの大作には息を呑むほどの迫力があります。
≫以上、じっくり観光コースの2つのプランをご紹介しました。ここからは、家族旅行を楽しみたい、お子さんも喜ぶ観光スポットをご紹介します。
コース3:家族で四国の観光旅行。子供が喜ぶ四国人気スポット♪
ここからは、小さいお子さんが一緒の家族旅行におすすめ「子供が喜ぶ四国の人気観光スポット」をご紹介。お子さんはもちろんのこと、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんも楽しくなるようなエンターテイメント性のある観光スポットが、四国にはたくさんあります。
その中から今回はアンパンマンの世界が存分に楽しめる「香美市立やなせたかし記念館」、季節ごとの自然にたっぷり触れられる「国営讃岐まんのう公園」、ワクワクするアトラクションがいっぱいの「ニューレオマワールド」、そしてのんびり四国を巡る「観光列車」をご紹介します。夏や冬に行っても楽しめるイベントも一緒にチェックしてみてくださいね。
*四国観光スポット㉔「香美市立やなせたかし記念館」*
出典: アンパンマンの原作者やなせたかしさんのふるさとである高知県香美市に「香美市立やなせたかし記念館」があります。子供たちが大好きなアンパンマンの世界がたっぷり楽しめるミュージアムです。館内はパン工場をはじめ、アンパンマンの住む世界を立体的に表現した「アンパンマンワールド」もあり、大人から子供まで楽しめます。
出典: 天井にはアンパンマンとバイキンマンが飛んでいます。ワクワクする空間に子供たちも大喜びですね。
出典: 国営讃岐まんのう公園(こくえいさぬきまんのうこうえん)は、香川県仲多度郡まんのう町にある四国で唯一の国営公園です。季節ごとに、スイセンやチューリップ、コスモスなどのお花が四国最大級の規模で楽しめます。またその他に園内では、自然生態観察園、体験施設、オートキャンプ場などもあって、家族みんなで楽しい思い出作りができる施設になります。
出典: 春には色とりどりの可愛らしいチューリップが楽しめます。夏はひまわり、秋はコスモスと季節ごとのいろいろなお花が広い敷地いっぱいに咲き誇っています。
まんのう公園では冬には圧巻のイルミネーションが楽しめる!
冬には広大な大地を彩る「グランドイルミネーション」を楽しめます。高さ10mもある「シンボルツリー」や落差9mの巨大な人工滝「昇竜の滝」のライトアップは圧巻です。期間限定のイベントなので、ホームページをチェックしてくださいね。
出典: 出典: 香川県丸亀市にある「ニューレオマワールド」。ジェットコースターや大観覧車などのアトラクションや、3Dプロジェクションマッピング、奇跡のオーロラショーなどエンターテインメントが充実して、大人も子供も一日中楽しめる施設です。
出典: オリジナルキャラクターやパフォーマーが総出演するパレードも見応えがあります。
夏は「レオマウォーターランド」で流れるプールを、冬は「レオマウィンターイルミネーション」で幻想的な時間を楽しもう
出典: 夏は「レオマウォーターランド」といって、流れるプールがオープンします。プールの中でもアトラクションや遊具があり、いろんな楽しみ方ができます。
出典: 冬には中四国最大250万球を使った「レオマウィンターイルミネーション」開催。その他「レジェンド オブ 花火ファンタジア」という花火イベントや「レオマランタンワールド」では幻想的なスカイランタンのような世界に包まれる新スポットなど見どころが満載です。
今回の旅、ずっと運転しているお父さんやお母さんもゆっくり観光してみたいなって思いませんか?次にご紹介するのは、観光列車に乗って四国の観光スポットを巡る旅をご紹介したいと思います。家族一緒に同じタイミングで同じ風景を見て楽しんでみるのもいいものです。おすすめ観光列車で四国をゆったり巡ってみましょう!
(1)「伊予灘ものがたり」愛媛県松山駅~伊予大須駅
出典: 愛媛県松山駅からの伊予大須、八幡浜駅までを走る観光列車「伊予灘ものがたり」。レトロで可愛い列車に揺られながら、地元素材たっぷりの食事や美しい瀬戸内海や田園風景、雄大な肱川(ひじかわ)の絶景を楽しめます。
(2)「四国まんなか千年ものがたり」香川県多度津駅~徳島県大歩危駅
出典: 香川県「多度津駅」から徳島県「大歩危駅」までを走る「四国まんなか千年ものがたり」。四国の歴史を感じたい、のんびりと四国で過ごしたい、地元のおいしい料理を食べたいという方へ。「四国まんなか千年ものがたり」は大人向けの観光列車の旅が楽しめます。
出典: 秘境と称される山深い森の中にある「祖谷(いや)地方」のさらにその奥にある「奥祖谷周遊モノレール」。奥祖谷の急な斜面が続く一周4,600mのコースを65~70分かけてゆっくり進みます。コースの全長とともに高低差、最大傾斜、最頂標高はどれも観光用モノレールとしては世界一だとか。自然の風景をモノレールに乗ってハイキング気分で満喫するのもいいですね。
出典: 高知県にある「四万十川」沿いの雄大な景色の中を、ゆったりと駆け抜ける「しまんトロッコ」。
山吹色の可愛いトロッコで雄大な四万十川を眺めてみませんか?
出典: 瀬戸大橋を渡り、香川県・高松駅、琴平駅―岡山県・岡山駅をつないでいる「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」。外は瀬戸内海の自然をイメージした背景の中にアンパンマンの仲間たちが描かれたデザイン。車内は森をイメージした木のぬくもりが感じるあたたかみのある設えになっています。瀬戸内海の穏やかな風景にマッチして、家族みんなで楽しめる観光列車です。
≫以上、家族旅行におすすめ、子供も喜ぶ四国の観光スポットをご紹介しました。次は、旅の日程が短い方へ、四国に来たら是非とも泊まりたい宿とその周辺の観光スポットをご紹介します。ひとり旅や女子旅、恋人との旅にもピッタリのプランです。
コース4:旅の日程が短い方へ。心も体も休まる宿をご紹介。
ここからは、「せっかくの四国旅行だからいろいろと観光したいけど、やっとのことで取れた短い休日の中でアクティブに観光するのはかえって疲れてしまいそう。それよりも、四国にあるおしゃれで癒やされる宿で日頃忙しい心も体もゆっくりと休ませたい」という方におすすめなプランをご紹介。
四国の4つの県別に『ゆったりと過ごすことができる宿で宿泊する』をメインの観光モデルコースをご紹介したいと思います。
コース4<Aプラン>「オーベルジュ ドゥ オオイシ」@香川
まずは香川県から、四国に来たなら泊まってみたい宿をご紹介。高松市にある「オーベルジュ ドゥ オオイシ」はフランス料理のシェフが作るおいしい料理をゆっくりと味わった後、瀬戸内海に面したお部屋でゆっくりと贅沢な時間を過ごすことができます。落ち着くインテリアの中でバカンス気分が味わえる素敵な宿。近くにある素敵な観光スポットも一緒にご案内します。
出典: オーベルジュとは宿泊施設も備えたレストランのことを言います。シンプルな外観に「隠れ家的」な雰囲気が漂っていますね。
出典: シンプルモダンでおしゃれなインテリアの中で、心も体も癒やされそうです。
出典: フレンチシェフが作った地元の野菜やお肉を使った本格フランス料理で、お腹も心も満たされて豊かな気持ちになります。
出典: 「テラスでゆったりと瀬戸内海を眺めながら、贅沢な時間を過ごす」日程が短いからこそ、あえて何もしないという選択もいいですね。
「オーベルジュ ドゥ オオイシ」の近くにある観光スポットをご紹介!
旅の日程が短い方でも気楽に行ける、四国各地から移築して復原した古い民家や伝統産業施設などが展示された野外博物館がある「四国村」や瀬戸内海の絶景が楽しめる「紫雲出山」まで足を伸ばしてみませんか?
出典: 「四国村」の自然があふれる広い敷地には、江戸~大正期にかけての地方色豊かな建物が配置されていて、当時の生活の様子がうかがえるようなたくさんの民具も展示されています。その他、絵画や彫刻、オリエントの美術品などを展示した安藤忠雄さん設計による「四国村ギャラリー」も併設。茅葺きの古民家を改装した手打ちうどん店「うどんのわら家」や、神戸の異人館を移築した「ティールーム 異人館」など休憩できるスペースもあります。
出典: 円形の建物が可愛い「砂糖しめ小屋 釜屋」です。ここは石臼を使ってサトウキビから砂糖を製造する小屋でした。建物の中には使われていた道具もあります。
出典: 四国村の中に、徳島県にある「祖谷のかずら橋」をモチーフにした吊リ橋もあります。怖いけど、ドキドキ体験を味わうこともできますね。
出典: 「オーベルジュ ドゥ オオイシ」から車で約1時間20分ほどで、香川県三豊市の荘内半島に位置する「紫雲出山」に着きます。 自然豊かな遊歩道を歩きながらその山頂を目指せば、息をのむほど美しい瀬戸内海の風景が広がります。春は桜と一緒に楽しむことができます。
出典: 初夏はあじさいが、瀬戸内海に浮かぶ島々の美しい風景をしっとりと引き立たせてくれます。
「紫雲出山」に来たなら、四国観光スポット ⑤でご紹介した「父母ケ浜海岸」まで足をのばしてみるのはいかがですか?
出典: 「日本のウユニ塩湖」と話題の父母ケ浜海岸。浜辺に現れる潮溜まりが天空を映し出す風景が圧巻で、夕景時に行くととてもロマンチックです。
次は徳島県三好市にある山里の風景の中に建つ「桃源郷 祖谷の山里 」は祖谷の集落にあった民家を改修した宿。1棟貸し切りの茅葺き民家宿として、2012年に誕生しました。外観は古い様子がそのまま残されていますが、中の設備はきれいに整えられていて、ここで自炊をしながらゆったり過ごすことができます。誰にも邪魔されない優雅な田舎暮らしが体験できます。
出典: 祖谷の集落にあった民家を改修し、1棟貸切の茅葺民家宿として誕生した「桃源郷 祖谷の山里 」には、現在のところ宿泊できる茅葺き民家は合計8軒あります。
出典: まるで時が止まったような山里の風景をゆっくり眺めながら、日頃の疲れを癒やしてみませんか?
出典: 建物は古の趣ながら、バスルーム、空調設備、リネン、床暖房など最新の設備を備えています。またIHキッチンには調理器具一式、基本調味料類(塩、こしょう、醤油、サラダ油、みりん、砂糖)を備えているので、各自で食材を買って、自炊することができます。
「桃源郷 祖谷の山里 」の近くには、四国観光スポット⑫でご紹介した「祖谷のかずら橋」、四国観光スポット⑬「大歩危小歩危」、観光列車「奥祖谷観光周遊モノレール」などがあります。
出典: 次は高知県土佐山の豊かな大自然の中にひっそりと佇む「オーベルジュ土佐山」。新鮮な地元の旬の食材を使った和風創作料理と良質な天然温泉が楽しむことができます。「何もしない」ただのんびりと贅沢な時間を過ごしながら心と体を癒すのにぴったりの宿です。
出典: 豊かな大自然に囲まれた「オーベルジュ土佐山」。オーベルジュというだけあっておいしい料理がいただける他に、センスのいいインテリアと温泉を楽しむことができます。
出典: イタリア製の上質なインテリアの中で、外から見える自然を眺めながら贅沢な時間が流れていきます。
出典: ゆとりのある大きめのベッドで心も体もゆっくりと休まりそうですね。木のぬくもりが感じられてくつろげる空間です。
出典: 土佐山温泉の天然の出で湯を使った露天風呂からは、美しい渓谷を一望できます。さわやかな空気と心地良い風の中、肌触りやわらかなお湯につかるといっぺんに癒やされそうですね。
出典: 地元の食材を使った心のこもった和風創作料理をいただくことができます。豊かな自然の中で味わう料理は格別な美味しさが感じられますね。
「オーベルジュ土佐山」に泊まるなら是非とも行きたい観光スポットをご紹介
「オーベルジュ土佐山」から車で50分ほどの場所にある美しすぎる清流「仁淀川」があります。「仁淀川」に流れる水は、「仁淀ブルー」と言われる神秘的な青さがとても有名です。岩場の中を歩いて川の上流に行くほど、鮮やかな青を見ることができるので、歩きやすい格好で出かけることをオススメします。毎年8月中旬頃から1月中旬頃までが見頃なので、その時期を狙って行ってみるのがいいですね。
出典: まるで秘境のような渓谷の中を歩いていくと、全国屈指の清流である仁淀川の美しい風景に出合えます。透明度が高い独特の青色が特徴的で、まるで異世界にいるような幻想的な風景を目にすることができます。
出典: 鮮やかなコバルトブルーの水の色は「仁淀ブルー」と呼ばれています。引き込まれそうな透明度で、高知県に来たら「仁淀川」を目当てにやってくる観光客も多いそうです。
コース4<Dプラン>「道後温泉 ホテル椿館」@愛媛
最後にご紹介するのは愛媛県道後温泉の中にある「道後温泉 ホテル椿館」です。明治ロマンの雰囲気が漂うこちらのホテルは、名物の道後温泉本館にも歩いて3分で行ける立地のいい場所にあります。おいしいお料理とていねいな接客が評判で、レトロ可愛い建物の内装はタイムスリップしたかのような気分になります。ほっこり落ち着く客室、そして何と言ってもゆったりと温泉がいつでも楽しめるのが嬉しいですね。
出典: 日本最古と言われる道後温泉にある洋風のような「道後温泉 ホテル椿館」。ロビーでは夏目漱石の「坊っちゃん」にちなんで、ホテルスタッフの方が坊っちゃんとマドンナの出で立ちで出迎えくれます。立地のいい場所にあるので、浴衣姿で道後温泉を散策するのもいいですね。
出典: 名前に「椿」があるだけに、敷かれたじゅうたんも椿の柄です。女の子が好きそうなレトロ可愛い内装ですね。
出典: 旅館ならではの落ち着いた空間で、あたたかいお茶を飲みながら、ほっこりと過ごしたくなります。和風な客室はやっぱり落ち着きますね。
出典: 日本庭園を眺めながらの露天風呂につかりながら、道後温泉の名湯を満喫できるのもこのホテルのおすすめポイント。夜はライトアップされて、至福のひとときを過ごせそうです。
「道後温泉 ホテル椿館」近くには、四国観光スポット⑨でご紹介した「松山城」、四国観光スポット⑩の「坊っちゃん列車」、四国観光スポット⑪の「二見シーサイド公園」などがあります。
あなたに合った観光プランで魅力あふれる四国を満喫しましょう。
出典: 今回の四国おすすめ観光スポット30選はいかがでしたか?四国は息を呑むような絶景ポイントやワクワクするような芸術作品、厳かな雰囲気漂う歴史建造物、何度でも食べたいおいしいグルメなど知っているようで知らなかった魅力がたくさんあふれている場所です。今は北海道や本州、九州、沖縄から四国へのアクセスも多様にあるので、都合にあった方法でお気軽に四国まで足を運んでみてはどうでしょうか?日程が短い時でも、たくさん休暇が取れた時でも、ぎゅっと凝縮した旅の思い出が作れる四国。是非ともあなたにあった四国の観光地巡りのプランを立ててみてくださいね。
今回、四国観光の記事におきまして、素敵な画像にご協力いただいたサイト様です。ありがとうございました。
「鳴門の渦潮」は、瀬戸内海と紀伊水道の干満差により、激しい潮流が発生することによりできる「自然現象」になります。春と秋の大潮時に最大となり、直径20mにも達する渦潮の大きさは世界一といわれています。吸い込まれるようなドキドキ体験を楽しんでみましょう。