レトロ感とスタイリッシュさが溶け合う魅力的な街『台北』
出典: 台湾は日本から近いこともあり、不動の人気の観光地。中でも台湾の魅力がギュッと詰まった台北は初心者さんにもおすすめ。アジアンな情緒が漂うレトロな雰囲気の中に、近年はスタイリッシュなお店や施設が急激に増えている街です。古い建物をリノベーションした観光スポットも続々登場していて、キナリノ女子のハートを掴むような可愛らしいカフェも沢山。今回は、はじめての台湾女子旅におすすめの2泊3日のモデルコースをご提案。このルートで巡ればきっと台北を無駄なく効率的に満喫できるはずです。
出典: 台北市内の交通網はメトロやバスが充実しているので移動もスムーズ。タクシーを使うほどではありません!それぞれの路線も日本のように色分けされているので、非常に分かりやすいですよ。
出典: 台北にも、日本のSuicaやPasmoの様なICカード「悠遊カード」なるものがあり、移動が多くなる観光には1枚持っておくと便利です。デポジットなしの買取タイプなので損はしません!
台北にある駅の券売機や窓口、サービスセンターだけでなく、空港のメトロサービスカウンターやコンビニで手軽に購入することができます。
出典: もし短期間の旅行にカードを購入したくない方は、1回ずつ乗車券を買ってもOKです。台北の乗車券はこういった”トークン”と呼ばれるプラスチック製コインが切符代わりに活躍するので、自動改札機にタッチすればゲートを通過できます。目的の駅に着いたら今度は自動改札機にある投入口に入れるだけ。日本にはないシステムなので、1度体験してみてはいかがでしょう?
観光に役立つ“台北市内の地図”をゲットしておこう!
旅行には地図があった方が良いので、あらかじめ入手しておきましょう。空港やメトロ駅構内にあるツーリストサービスセンターでもらえますよ。
では交通情報などもお伝えしたところで、台北旅行経験者でもある私が立てたモデルコースをご紹介しましょう!名所から最新の観光スポットまでぎゅっと詰め込んでいますので、ゆっくり旅ではなく欲張り旅になるでしょう。でも、せっかくの海外旅行をしっかり満喫できる内容となっていますので、ぜひご覧になって台北の街を楽しく動き回ってくださいね!
出典: 台湾を代表するパワースポット『龍山寺』は、女子的には絶対に外せない場所なはず!まず最初に訪れ、素敵な旅となるようにお参りしましょう。ちなみに縁結びはもちろん、ありとあらゆるご利益があると言われています!
出典: 龍山寺駅から徒歩3分と近く、6:00から22:00までオープンしている龍山寺。
1738年創建の台北で最も古い名刹ながらも、中に入ってみると地元の方が熱心に祈っていたり、台湾式の占いをしていたりとローカルな雰囲気を体感することができます。
出典: お参りが終わったら、お茶の産地としても有名な『猫空』に行きましょう。台北市内からメトロに乗って30分から50分くらいで到着します。メトロを降りてからはロープウェイを使って猫空を目指すのですが......見て下さい!空中散歩しながら、こんなに素晴らしい景色を楽しむことができますよ!!
出典: 猫空には、お茶の産地というだけあって美味しい台湾茶をいただけるカフェがたくさんあります。天気が良い日は、標高500mからの絶景を眺めながら、身も心も癒されるティータイムが過ごせますよ!
出典: インスタ映えするお茶のソフトクリームを売っているお店も多いので、是非食べ歩きも楽しんでくださいね!
公館 / カフェ
- 住所
- 文山區指南路三段38巷33-5號
- 営業時間
- ■営業時間
10:00~21:00
■定休日
月曜日
- 定休日
- 平均予算
データ提供: 「台北101」周辺観光なら、オシャレ台湾っ子が集まる『四四南村』へ!
出典: 猫空から市内に戻って来たら、台北のシンボル「台北101」の近くにある『四四南村』に立ち寄ってみましょう。ここは昔、軍人村として使われていた文化遺産保全地区で、最近はその歴史的な建造物がリノベーションされ、台湾っ子に人気の新しい文化の発信地になっているんです。
出典:www.instagram.com(@sumire.sakurasky) おしゃれなカフェや雑貨屋さんがたくさんありますが、四四南村イチオシのフォトスポットはカラフルなドア。レトロ感たっぷりで凄く可愛いんです!インスタ映えする写真を撮りに行くだけでもワクワクできる場所ですよ!
このエリアのおすすめカフェ《好、丘(ハオチョウ / Good Cho's)》
出典: 台北といったらおしゃれなカフェが急増中ですよね。今回はその中でも特に行く価値のあるカフェを合わせてご紹介していきますよ!
まず1日目は、四四南村にある「好、丘(ハオチョウ)」というカフェに立ち寄ってみて下さい。若者にも人気のセレクトショップ兼カフェで、アート&レトロ感のある開放的な空間が広がっています。小上がり席もあるので、つい長居してしまいそう♪
出典: MIT(メイドイン台湾)のお茶やジャム、調味料などの食品や自然派コスメなど、素材にこだわって丁寧につくられたセレクト雑貨がずらり。お土産探しもバッチリです!
出典: ショップ奥は、自家製のベーグル売り場となっています。バターや牛乳、卵などを使わず、生地に台湾産のかぼちゃやマンゴー、バナナやパイナップルなどを練り込んで作っているそうですよ。
その他にも自家製デザートやドリンクもあります。次にご紹介する『夜市』に行く前に、移動疲れをとっておくとよいでしょう!
グルメな「寧夏夜市(ニンシャー夜市)」で食べ歩き!
出典: 四四南村を満喫したら、今度は台湾らしい屋台を堪能しましょう。『寧夏夜市』は中山駅から徒歩約10分のところにあります。活気があって平日でも物凄い人の多さです。
出典: こちらには台湾B級グルメがズラーっと並んでいます。ご飯ものから麺物、肉に魚、そして台湾らしいトロピカルなフルーツまで全て揃っています。日本人観光客も多いせいか、店員さんは簡単な日本語なら話せる方がほとんど。行列になっているお店は人気店なので、時間があれば並んで台湾ならではのソウルフードを堪能してみてくださいね!
【2日目】台北市内のハイセンススポットをゆったり堪能
あの「代官山 蔦屋書店」のモデルになった!?オシャレな「誠品書店」
出典: 2日目は、台北市内の最新スポットを中心に観光していきましょう。
まずはここ!地元人にも日本人にも人気のある『誠品書店』。あの代官山 蔦屋書店のモデルになったとも言われているオシャレ書店です。
出典: 2004年の雑誌”TIME アジア版”によって「アジアで最も優れた書店」に選ばれていて、台湾を代表する観光地にもなっています。何も買わなくても滞在するだけで、置いてある本やディスプレイなど、洗練された店内にうっとりするはずですよ。
台湾のオシャレクリエーター集団が手がける書店「VVG Something」
出典: 続いては、台湾のオシャレクリエイター集団「VVG(very very good)」が手がけている書店『VVG Something』。なんと「世界でもっとも美しい20の書店」のひとつに選ばれている場所なのです。
出典: アンティーク調の店内には、世界中からセンスのある本が集められています。実はこちらには日本語の本も多くあり、有名な『暮しの手帖』なども目にすることができます。
出典: センスのいいポストカードや文房具、レトロな雑貨も揃っている「VVG Something」。本好きさんもそうでない方も楽しめる雰囲気がこの小さな書店には溢れています。向かい側には同じVVGグループの「VVG chiffon」というパン屋さんも併設した手芸雑貨屋さんやレストラン「VVG Table」などもあるので、ぜひお散歩してみて!
出典:www.instagram.com(@sumire.sakurasky) こちらは、日本統治時代の酒工場の跡地をリノベーションして作られた複合施設です。オシャレなカフェやレストランがあり、展覧会やイベントなどが常時開催されています。目印は印象深いグリーンに包まれたこちらの建物。フォトスポットとしても人気です。
施設内には魅力的なお店がたくさん!クリエティブなスペースが緑の中に広がっていてとても心地いいです。昼とはまた違った表情の夜の雰囲気も素敵ですよ。
松山文創園區のレトロかっこいいブックカフェ「閲楽書店」
出典:www.instagram.com(@sumire.sakurasky) 元タバコ工場だった敷地6.6ヘクタールに及ぶ広大な土地をリノベーションした「松山文創園區」。その中にある『閲楽書店』は、まるで映画のシーンに出てきそうな雰囲気。こだわりのセレクト本と、スペシャリティーコーヒーが買えるコーヒースタンド、そしてギャラリーが併設されたハイセンスなブックカフェは、ノスタルジックな雰囲気の閲覧席も必見です。
出典: さてお次は、台北で1番古いと言われている問屋街に遊びに行きましょう!乾物や茶葉、漢方薬などのお店がひしめき合っている通りですが、最近はリノベされたオシャレなお店も続々と増えてきています。
台湾のハンドメイドと出会える「台湾好、店(Lovely Taiwan)」
出典: 例えば『台湾好、店(Lovely Taiwan)』は、台湾各地からの洗練された手工芸品やオシャレな名産品、台湾原住民の方が制作したグッズなど、「台湾」の「好い」モノだけが集められたセレクトショップ。お値段は少しお高めですが上質でセンスの良いお土産を買うことができます。
出典: こんなに可愛らしいかごバッグをリーゾナブルに販売しているお店も。台湾竹製品や東南アジアなどで仕入れているもので、色も種類も豊富!お土産にもオススメの油化街グッズです。
ムードたっぷりのレストラン「孔雀 Peacock Bistro」
出典: 『孔雀Peacock Bistro 』というオシャレなビストロレストランもあります。ナチュラル地場素材と手作りにこだわっているお店で、味も本格的なんですよ!2階はなんと宿泊施設になっているのだそう。奥が深いです!
出典: 油化街を満喫したら、台北市内で1番大きな夜市『士林夜市』で夕食を楽しみましょう!
とーっても広いので一晩で回り切るのは無理でしょう。18〜20時は非常に混み合い、お目当てのお店まで辿り着けない場合もあるので、お店がオープンし始める17時頃から出向いて下見しておくといいでしょう!
出典: きっと初めて行かれる方は迷ってしまうと思います。なぜなら、士林夜市には服屋さんやアクセサリーなどのお店も所狭しと並んでいるからです。真っ先に食事がしたいなら、大通りを真っ直ぐに進んで地下にある食事コーナーに向かってくださいね。
このエリアのおすすめカフェ《スミス アンド スー(smith&hsu)》
出典: 2日目のエリアでオススメしたいカフェは、中山駅から徒歩3分ほどのところにある、スタイリッシュな空間でお茶とアフタヌーンティーなどの軽食をいただける『スミス アンド スー』。台湾茶、中国茶、イギリスの紅茶など、約50種以上の茶葉が詰められたボトルを持ってきてくれるので、実際に茶葉の香りを嗅いで、気に入ったものをオーダーできるのだそう。
出典: メニューには1日中オーダーできるアフタヌーンティーがあり、スコーン2個とクロテッドクリーム、数あるジャムの中からお好みの1つを選ぶことができます。古き良き台北の雰囲気はありませんが、とにかくオシャレで居心地も抜群です!
出典: 最終日である3日目は、台湾のベニスと呼ばれている『淡水』に遊びに行きましょう!台北というと”九份”が思いつく方がほとんどだと思いますが、この淡水もなかなか外せない観光スポットなんです。しかも台北市内からメトロで40分!移動時間は九份に行く半分くらいです。
出典: 『淡水老街』には、お土産屋さんやスイーツショップ、海沿いならではの海鮮を使った屋台が多く集まっています。夜市で食べられなかったものはここでリベンジしましょう!
出典: 続いて、淡水のシンボルと呼ばれている『紅毛城』も観光しましょう。スペイン人の手によって、1929年の大昔に建設された歴史ある建物です。もともと灰色の建物だったそうですが、スペイン人を駆逐したオランダによる統治が始まったことで、台湾人が「オランダ(紅毛)人の城」と呼ぶようになり赤く染められたそうです。城内は歴史博物館のようになっていて、淡水と紅毛城の歴史を知ることができます。
出典: ここから見る淡水の景色は素晴らしいですよ!対岸の観音山や台湾海峡を一望することができます。
出典: 淡水で絶対に外せないのが『漁人碼頭』。埠頭には海鮮料理の店が並んでいて、ここでも台湾B級グルメを堪能できます。
出典: そして1番の見所は、台湾一と言われているここから見る夕日です。旅の締めくくりにはピッタリですよ!
このエリアのおすすめカフェ《富錦樹353 カフェ》
出典: 3日目のオススメカフェは、アパレル販売からスタートしたという台北市内にあるおしゃれな『富錦樹353 カフェ』。朝9:00からオープンしているので、淡水に行く前にぜひ寄って行きましょう!
出典: こちらをなぜオススメしたかというと、世界チャンピオンに輝いたバリスタのラテが飲めるから。お店自慢のコーヒーとミルクの組み合わせで朝から幸せな気分になれるはず!
お土産には「微熱山丘(サニーヒルズ)」のパイナップルケーキを!
出典: 台湾のお土産と言ったら、やっぱりパイナップルケーキは絶対に外せません!とくにこちらの『サニーヒルズ』は、口コミで「間違いない!」と高評価を受けているお店なんですよ。パッケージもシンプルで可愛らしく、女性に喜ばれるお土産になるはずです。
最近は、鮮度の高い情報が満載のブログも増えています。しかも穴場からマニアックなところまでと、何度か台北に行ったことがある方でも知らない情報が隠れていることもあるんです!
下調べは楽しいものです。是非、自分好みの台北旅行となるようにブログもチェックしてみてくださいね。
「ホテルはどこにすればいいかな?」と迷ってしまったときのために、おすすめのホテルを3つご紹介します。このなかのどれかを選んでおけば間違いありません!
出典:www.instagram.com(@sumire.sakurasky) 今回ご紹介した「誠品書店」も入っている建物の中にある『誠品行旅(エスリテ ホテル)』。デザイン系イベントを開催している会場やオシャレスポットに囲まれているので、アート好きの方にはとくにオススメしたいホテルです。
出典: ロビーには5,000冊ほどの本があり、図書館でお泊りしている気分が味わえますよ。カフェも併設しているので、ゆっくりとくつろぐことができます。
出典: まずは、どこに行くにも便利な台北市内の真ん中に位置する『スウィーオ』。外観は白一色でこんなにオシャレ。2015年にオープンしたまだ比較的新しいホテルです。
出典: 室内は非常に清潔感があり、シンプルなつくりになっています。バスタブがあり、トイレはすべてウォシュレット付き!通常価格で宿泊しようとすると予算がオーバーしてしまうなら、大手宿泊サイト(アゴダやブッキングドットコム)で探してみてください。80%近く割引になっている場合もありますよ!
出典: 台北駅から徒歩8分のところに位置する『ロードダーズ』。空港へのアクセスが良いと評判のホテルです。共有ラウンジがあり、24時間営業のムービーシアターなどの娯楽も揃っています。
出典: コンパクトな室内ですが、清潔感がありリラックスできる空間となっています。比較的リーズナブルな価格設定になっていておすすめです。
出典: さて、台北の観光スポットについてご紹介してきましたが、気になるスポットは見つかりましたか?
台北は今、物凄い勢いで進化を遂げています。街を歩くと個性的なお店があちらこちらにあって、日本にはないようなデザインや建物に、文化の違いを見てとれます。
名所巡りも伝統を感じることができるので面白いですが、ぜひ最新スポットも合わせて楽しんで来てください。今回ご提案したモデルコースは初心者さんにはハードスケジュールなので、どこか気に入ったスポットを選んで巡ると良いでしょう。いつかすべてを制覇してみて下さいね!
台湾は日本から近いこともあり、不動の人気の観光地。中でも台湾の魅力がギュッと詰まった台北は初心者さんにもおすすめ。アジアンな情緒が漂うレトロな雰囲気の中に、近年はスタイリッシュなお店や施設が急激に増えている街です。古い建物をリノベーションした観光スポットも続々登場していて、キナリノ女子のハートを掴むような可愛らしいカフェも沢山。今回は、はじめての台湾女子旅におすすめの2泊3日のモデルコースをご提案。このルートで巡ればきっと台北を無駄なく効率的に満喫できるはずです。