北欧の国「ノルウェー」で、特別な感動体験を。
今回はノルウェーでぜひ味わっていただきたい感動体験をご紹介します!日本から遠い北欧の国ですが、世界中の観光客から愛される特別な魅力が盛りだくさん。毎日がんばっている自分への、ご褒美旅行の行き先としてもおすすめです。きっと、人生観が変わるほどの感動が待っているはず♪
1.フィヨルドツアーに参加する
プレーケストーレン
ノルウェー観光の人気スポットです。フィヨルドにせせり立つ崖は600メートルの高さがあり、上からリーセ・フィヨルドを見下ろすことができます。ここに来るまでは片道2時間のハイキングですが、たどり着いた時の感動は言葉で言い表せません。
ハルダンゲルフィヨルド
比較的穏やかな地形で、「女性的な美しさ」と言われるハルダンゲルフィヨルド。クルーズの旅では、四季の美しさや周辺の村々の眺めを楽しむことができます。
冬には雪化粧の大自然、日照時間が長い夏は、夜遅くまで緑豊かなその絶景を楽しめます。ぜひフィヨルドビューのお部屋を予約しましょう。
アウルランフィヨルド
アウルランフィヨルドは交通のアクセスがよく、鉄道やクルーズ船で景色を眺めながら移動することができます。特に、ヨーロッパでも有名なフロム鉄道での観光がおすすめです。フィヨルド観光は夏がメインですが、このアウルランフィヨルドは四季を通して観光することができます。
2.北極圏の都市「トロムソ」で、オーロラと夜景を眺める
“北欧のパリ”と呼ばれる「トロムソ」
トロムソは“北欧のパリ”とも呼ばれる、町並みが美しいところです。冬になると昼過ぎには薄暗くなってしまいますが、夜になるとライトアップされ、オーロラと夜景が一緒に見られることもあります。
オーロラ観測のベストシーズンは?
オーロラは9月下旬から4月上旬まで、20:00~23:00ごろに観測できます。運がよければ、トロムソのホテルの部屋から見られることも。空や海がグリーンに光る光景は、息を飲むほどの美しさです。
3.ノルウェーならではの郷土料理をいただく
体も心も温まるフィッシュスープ
サーモンなどのシーフードや野菜がたっぷり入った、クリームベースのフィッシュスープ。現地では「フィスクシュッペ」と呼ばれています。寒い日に食べるとこの上ない幸せに包まれます。
決めてはソース!ノルウェー風ミートボール
ノルウェーの伝統的な家庭料理「ヒョットカーケ」。ノルウェー風のミートボールで、コケモモやベリー系のソースをかけて食べるのが定番です。肉汁とソースの爽やかさが絶妙に合ってくせになります。
4.フィッシュマーケットで、新鮮なシーフードを堪能
種類豊富な魚介類が獲れる、港湾都市「ベルゲン」
フィッシュマーケットはいくつかありますが、なかでもノルウェー第2の規模を誇る都市で、天然の良港に恵まれた「ベルゲン」の市場がおすすめ。ロブスターなどの海老やカニ、貝類など、様々なシーフードが並びます。なかには日本ではなかなか見られない珍しい魚も!旅行中だとそのまま持って帰れないですが、缶詰などが売っているお店もあるので、シーフードのお土産探しも楽しめます。
必ず食べよう!脂がたっぷりのった絶品サーモン
ノルウェーといえば、サーモン。脂がたっぷりのったサーモンは、オリーブオイルとレモンでさっぱり食べるのがおすすめです。フィッシュマーケットでは、その場で食べられるようにパンにのせて売っているところもあります。
獲れたての魚介を使ったパエリアも
5.カフェで本格コーヒーに親しむ
東京にも進出した、オスロの人気店「Fuglen」
渋谷に国外1号店があることでも有名な、オスロの人気カフェ「Fuglen(フーレン)」。夜はお酒を楽しめるバーになるので、昼と夜で違った魅力を楽しめますよ。
バリスタの世界チャンピオンが経営するカフェ「Tim Wendelboe」
ティム・ウェンデルボー(Tim Wendelboe)氏は、ノルウェーコーヒー界の立役者。2004年の世界バリスタチャンピオンシップの優勝者であり、コーヒー業界で知らない人はいないほど有名です。そのウェンデルボー氏自身が経営するカフェも、オスロにあります。
やや小規模ですが、焙煎所を併設しています。ブレンドコーヒーを扱わないというこだわりようで、コーヒー豆そのものの良さを堪能できるはず。ウェンデルボー氏が厳選した豆も販売しているので、ぜひお土産に買って帰りましょう。
6.感性溢れるアートを鑑賞
ムンク美術館(Munch-museet)
ムンクはノルウェーでもっとも有名な画家です。この美術館ではムンクの生涯や作品の変遷など、ムンクを理解しながら鑑賞することができます。
知らない人はいない「ムンクの叫び」。同タイトルの絵は数点存在し、そのうちの一点がムンク美術館に貯蔵されています。貸し出されていることもあるので、スケジュールを確認してから行きましょう。
アストラップ・ファーンレイ美術館(Astrup Fearnley Museet)
2012年にオープンしたばかりのモダンアートの美術館。建物自体がモダンでクリエイティブに富んだデザインとなっていて、エクステリアを見るだけでも十分楽しめます。
館内は国内外のモダンアートを常設展示しているほか、年に数回特別展示会を行なっています。毎週日曜日には一般向けに館内ツアーも催されているので、北欧デザイン好きの方はぜひ参加してみて。
ノルウェーに行ってみよう!
日本では見ることができないフィヨルドやオーロラを鑑賞したり、日本とは違う調理法のシーフード料理を食べたりするのはとても新鮮な体験。また有名カフェのコーヒーを片手に町を散策したり、美術館めぐりをして過ごせば、五感を使って最大限この国の魅力に親しめるのではないでしょうか。
日本からは遠いノルウェーですが、一週間ぐらいのお休みがとれたら行ってみる価値は大いにあります。海外旅行を計画している人は、ぜひノルウェーも選択肢に入れてくださいね。
フランスやイタリアなど、日本から遠い国へ海外旅行慣れしていても、ノルウェーにまだ行ったことがないという方は多いかもしれません。しかし、フィヨルドやオーロラといった雄大な大自然で知られているとおり、ノルウェーにはこの土地でしか見られない美しい景色やその自然と絶妙に融合した町、文化が息づいています。