中世ハンザ都市の面影を留めた古都タリン


今回は、タリンの魅力を満喫できるスポットをご紹介します。さあ、ご一緒に「おとぎの国」をのぞいてみませんか?

スール・ランナ門のすぐ隣にある砲塔は、現在エストニア海洋博物館になっていて、そのずんぐりとした風貌から「ふとっちょマルガレータ」と呼ばれ、親しまれています。

よりおとぎの国感が味わえる正門のヴィル門。魔女の帽子のようなオレンジのとんがり屋根が可愛いです。

城壁沿いに編み物の屋台がずらりと並ぶ「セーターの壁」。エストニア伝統のミトンや靴下などのニット製品がたくさん売られているので、お土産に1ついかがでしょうか。

旧市街の中心、ラエコヤ広場。週末にはマーケットが開かれ、多くの人で賑わいます。
写真中央の建物が旧市庁舎で、塔の先端に「トーマスおじいさん」と呼ばれている旗を持った番兵の像がありますが……広場から肉眼で見るのは、ちょっと厳しいかも。

中世の頃は、市場と祝い事を行う場所でしたが、現在は様々な催し物が行われています。

怪しげ~な中世の道具や薬が展示されていますが、普通の薬やハーブティーなども売っているのでご安心を。

内部は荘厳な雰囲気。バーント・ノトケによる聖餐台や木造彫刻やインテリアも必見です。

中世の雰囲気が最も色濃く残る聖カタリーナの小径。現在ここにはガラスや陶器、ジュエリーなどの工房が集まり、作業風景の見学や1点ものの作品を買うことができます。

タリンの可愛い街並みを一望できるトームペアの丘に建つ聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂。各礼拝の前に鳴る11個の鐘の1つは、タリンで最大の重さを誇るのだそう。

おとぎの国に相応しいパステルピンクのトームペア城。現在は国会議事堂として使われているので、残念ながら内部見学はできません。

ロシアのピョートル皇帝がエカテリーナ皇妃のために建設した豪華なカドリオルグ宮殿。美しく整備された庭園も見逃し厳禁です。
異国情緒溢れるレトロなカフェで幸せなお茶時間

地元の食材を使った手作りの「ナポレオンケーキ」。お花のラテアートもキュートです。
伝統工芸が息づくエストニアの可愛いもの探し

料理好きならナチュラルな風合いの木製キッチン雑貨がおすすめ。手彫りのカトラリーやまな板は1点1点色や形が微妙に違うので、自分のお気に入りを探すのも楽しいですよ。
おとぎの国の旅はいかがでしたか?

どっしりと堅牢な門を潜ってタリンの旧市街へ。約2kmの城壁に囲まれた旧市街には門が2つあり、こちらは北門のスール・ランナ門。