鶴岡市立加茂水族館は、クラゲを中心に展示しています。通称「クラゲドリーム館」。クラゲの展示数は50種類以上にのぼり、その数は世界一といわれているそう。

この水族館にいるクラゲは暗室で展示されており、光が照らされています。この演出が、クラゲを幻想的に見せています。思わずうっとりしてしまうほどの美しさです。

メイン展示物は「クラゲドリームシアター」。なんと4,000匹以上のクラゲが入っている水槽なのです。青い光に照らされたクラゲたちは気持ちよさそうに泳いでいて、長時間見ていられるほど楽しめます。

またこの水族館では、クラゲのことを知ってもらうためのプログラムが充実しています。たとえば、クラゲの生態を解説してくれるショータイムやクラゲ学習会などが開催され、子供から大人まで幅広い年齢層から人気を集めているそうですよ。

栃木県なかがわ水遊園は、淡水魚をテーマにした水族館。水族館は海の生物を展示しているところが多いですが、このなかがわ水遊園は川の生物を見ることができる珍しい水族館です。

展示室では、まるで川の中にいるかのような演出がされています。川を悠々と泳ぐ姿をみると、一緒に泳ぎたくなります。川の魚の生態を知るには、絶好の場所です。

なかがわ水遊園のもう1つの魅力は、あのアマゾン川に行った気分を味わえるところ。実は、アマゾン川を再現した水槽があるのです。アマゾン川に住むナマズやピラルクーなど、100種類以上の魚を見ることができますよ。

また、実際に魚や生物に触れられる機会もあります。直に魚や生物をみたり触る機会はめったにないですから、特に子供には嬉しい体験かもしれないですね。もちろん大人でも十分楽しむことができます。なかがわ水遊園は、家族で行くにはおすすめの水族館です。

沼津港深海水族館は静岡県沼津市にあり、主に深海魚を展示している水族館です。深海魚は中々見る機会がないので、遠方からの観光客も多く訪れる人気の水族館でもあります。

シーラカンスの標本は、一目見るだけで圧倒されてしまうような迫力さがあります。沼津港深海水族館では海洋生物の見せ方にもこだわっており、来るたびに新しい発見をしてもらえるように工夫しているそう。

もちろんシーラカンス以外にも、深海に住むカニやタコ、ウニなど普段私たちが目にする生物とは一味違う生物を観賞することができます。一度目にしたら、忘れられないほど奇妙な生物も…。神秘的で謎めいた魚に触れたくなったら、沼津港深海水族館に足を運んでみてはいかがでしょうか？

ニフレルは、大阪・吹田市にある大型ショッピングモール・エキスポシティ内にある水族館。「○○に触れる」をコンセプトにしているため、「ニフレル」という名前が付きました。大阪で有名な水族館「海遊館」がプロデュースしていることでも有名です。水族館ではありますが、美術館のようなアーティスティックな要素も加わっており、今までにない水族館として話題になりました。

カピバラやペンギンなどのかわいい生物も必見です。これらの生物は柵がないところで過ごしているので、自由に動き回っています。たいていの水族館は柵越しで生物を見るので、ニフレルのように目の前でみることができるのは貴重ですよ。

またニフレルでは、海に関するアートにも触れることができます。「ワンダーモーメンツ」というゾーンにある光の球体は必見です。幻想的な海のアートに、心が癒されそうですね。

長崎ペンギン水族館は、その名の通り、主にペンギンを展示している水族館です。9種類のペンギンがいるそうなのですが、これは世界で生息するペンギンの半分といわれています。これだけのペンギンを展示する水族館は他になく、世界一とされています。

この水族館では、ペンギンの繁殖にも力を入れています。その繁殖の数も、日本の水族館の中でも長崎ペンギン水族館が最も多いのだとか。色々な種類のペンギンを見ることができるのが、この水族館の魅力です。