京都・開化堂の茶筒
美しい外観・高い機密性・堅牢の3つが揃う、秀逸な生活道具の1つ。 海外にも高い人気を誇ります。
自分で買う
first茶筒が開化堂という贅沢。
出典:Instagram
“おばあちゃんの代から家にある”って、珍しくありません。
2016年5月、「Kaikado cafe」オープン★
開化堂の五代目社長・八木聖二さんの夢がかないました。
六代目の八木隆裕さんは。↓↓↓
六代目の八木隆裕さんは。↓↓↓
親父の夢が喫茶店だったことやら、珈琲の道具を作ろうとみんなでやっていたことやら、
どうしたら伝統工芸を良い意味で普通に感じてもらえるのかとかいろいろな思いが重なり
今回のオープンにつながりました。
出典:開化堂 Kaikado
高窓から降り注ぐ光・・・
メニューは「開花堂」のお墨付き。うつわは京都内外の作家とコラボ
メニューはすべて、開化堂の当主お気に入りのコーヒー・紅茶・日本茶・パン・スイーツをチョイス。
うつわやカトラリーも、開化堂と関わりがある「GO ON(ゴオン)」※後述 によるオリジナルとなっています。
うつわやカトラリーも、開化堂と関わりがある「GO ON(ゴオン)」※後述 によるオリジナルとなっています。
「中川ワニ珈琲」によるオリジナルブレンド
茶葉は、宇治「丸久小山園」「利招園」
茶筒屋さんなので、日本茶もお願いしてみました。
宇治の朝日焼で提供されたのは、玉露雁が音。
異なる器で2煎あって、低い温度で甘味をたのしみ、やや熱い温度で渋みを楽しめます。
かぎぜんさんの、干菓子付き。
パンやスイーツは「HANAKAGO」
チーズケーキは那須高原「CHEESE GARDEN」
「GO ON」によるうつわやカトラリーのアンテナショップも兼ねて
「GO ON(ゴオン)」は、“伝統から一歩踏み出そう”を主旨に京都工芸の若手職人たちが結集するユニット。
開化堂をはじめ、竹工芸の「公長斎小菅」・金網細工の「金網つじ」・遠州七窯のひとつ「朝日焼」・桶指物の「中川木工芸比良工房」、西陣織の「細尾」などの仲間たちがカフェのために制作したオリジナルが揃います。
開化堂をはじめ、竹工芸の「公長斎小菅」・金網細工の「金網つじ」・遠州七窯のひとつ「朝日焼」・桶指物の「中川木工芸比良工房」、西陣織の「細尾」などの仲間たちがカフェのために制作したオリジナルが揃います。
宇治「朝日焼」のカップ&ソーサー
「PONTE」(ポンテ)のグラス
西陣織「細尾」のカーテン
中庭にはテラスがあります。
歴史的な建築の復活を喜ぶ声も。
いつも外からシャッターが閉まり気配を感じなかったこの場所に
今は人が笑顔で行き交う事が何より素晴らしく、
京都を思うお店が一軒増えたことが嬉しかったです。
出典:Instagram
おしまいに
歴史的建造物と創業140年の老舗との幸運な出会いが、カフェのオープンへと繋がりました。
美味しいお茶やスイーツは魅力ですが、何より、京都は、千年の歴史を持つ職人のまち。
工芸の若々しい息吹との出会いの場所を作りたい、との老舗の強い思いも感じます。
東本願寺から800mほど。京都の今昔を感じるお店として寄ってみてはいかが?
美味しいお茶やスイーツは魅力ですが、何より、京都は、千年の歴史を持つ職人のまち。
工芸の若々しい息吹との出会いの場所を作りたい、との老舗の強い思いも感じます。
東本願寺から800mほど。京都の今昔を感じるお店として寄ってみてはいかが?
画像は近年、登場したコーヒー缶。パスタ缶やキャンドルスタンドも作られています。