本を読みっぱなしにしていませんか。より身になる「読書術」講座

本を読みっぱなしにしていませんか。より身になる「読書術」講座

日本人の1年間の読書量は、平均で12〜13冊とされており、本離れが加速しているともいわれていますよね。読み始めれば楽しめるものの、本を手に取るまでに時間がかかるという方もいるでしょう。本を読んで終わり、ではなく、その内容がしっかり心に残り、自分の血となり肉となるのなら、もっと読書をしたいと思いませんか?いつもの読書タイムをより充実させる方法についてまとめました。2021年12月03日作成

カテゴリ:
アート・カルチャー
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本を一年にどれくらい読んでいますか?

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文部科学省の調査によれば、日本人が1年間に読む本の量は、平均で約12~13冊だそうです。子どもの頃は絵本などたくさん読んでいた、という方も大人になると仕事や家事に時間を取られて、本を読む時間がなかなか取れないものですよね。
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忙しい合間を縫って本を読むなら、その時楽しむだけでなく、内容をより理解し、記憶に残しておきたいとは思いませんか?ただ読むだけでなく、より身になる読書方法とはどんなものか、ご紹介していきます。

目次

読んだ本をより記憶に残すための6つのステップ

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本を読んでより記憶に残しておきたいと思う時とは、仕事やこれからの生き方についてなど、なんらかの指針を得たい場合が多いのではないでしょうか。まずは本を選ぶところから見ていきましょう。

1 なんのためにこの本を選ぶのか、目的を明確にする

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仕事に生かしたい、専門分野についての知識をさらにつけたい、自分のマインドを支えたいなど、本を読む目的は様々です。まずは自分がなんのためにこの本を選ぶのか、という目的をはっきりさせましょう。
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目的を持って本を選ぶことによって、その目的に対する答えを探そうとする意識が芽生え、本の読み進め方が能動的になります。さらに、自分にとって大事な内容とそうでないと箇所の見分けがつきやすくなるでしょう。

2 まずは素直に読み進める

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いざ読み始めてみると、自分とは違う考えや意見に戸惑うこともあるでしょう。少しでも共感できる部分があるなら、まずはどんどん読み進めてみるのです。著者が何を言いたいのか、を素直に受け取ることが、内容をより理解するのに大切なポイントです。
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もちろん、全く共感できなくて、読み進められないことも時にはあるはず。そんな時は無理することなくページを閉じて、新たな一冊を探しに出かけましょう。

3 記憶したい要点はノートに箇条書き

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本を読み進める中で、「これはしっかり記憶したい、心に留めておきたい」という一文に出会うことがあるでしょう。そんな時は、ノートに要点を書き留めておくことをおすすめします。
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いい文章を見つけるたびに書き留めるのではなく、全体を読み終えてから、要点に加えて著者が「何を伝えたかったのか」についてまとめましょう。それにより、自分の中に内容が定着しやすくなり、後からノートを見返しただけで全体像も思い起こしやすくなります。

4 気に入った本は何度も読み返す

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まず素直に読んでみる、要点を書きとめていくことを繰り返していると、その中でも自分が気に入った本とそうでもない本があることに気づくはずです。気に入ったものは何度も読み返しましょう。
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自分の置かれている状況や気持ちのあり方によって、読むたびに違う学びがあるでしょう。また、覚えているつもりでも忘れている部分をカバーできたり、一度読んだだけでは気づかなかった著者の意図に気づけるかもしれません。

5 全て読破する必要はないという前提をもつ

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本というと、初めの表紙から後書きまで順を追って読んでいくもの、という先入観ってあると思います。ですが、自分の興味のある部分だけ、とか目次を見て興味を引いたところから、という読み方でも良いのです。気負わずに本を手に取ることをまずは大事にしましょう。

6 「人に説明するとしたら」という視点をもつ

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取り入れた知識はアウトプットすると定着すると言われますよね。本を読む時も、例えばこの内容について誰かに説明するとしたら、と考えることで自分の言葉で噛み砕いて理解しようとするため、より定着させることができるでしょう。

なぜ読むのかを明確にして楽しめたら、ぐっと身になる

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そもそも本を読むことが好きならば、物語の中に入り込んだり、文字を目で追いながら紙をめくるという行為そのものを楽しむことができます。ですが、仕事や知識を得るためならば、楽しむだけではなく目的意識を持った読み方も必要になるでしょう。
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本を読むことが苦手なら、なおさら目的があった方が読みやすいですよね。一冊、また一冊と手に取って目的を持ちながら読むことにより、自然と本を読むことそのものを楽しめるようになればベストではないでしょうか。普段の読書をより効果的にする方法、是非試してみてください。

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