刺繍が楽しくなる本を探してみましょう
役に立つ&楽しいおすすめ刺繍本
1.まずはこの一冊から!基礎が学べる刺繍読本
シンプルな図案なのに可愛らしい
樋口愉美子さんの図案に挑戦できる
▪️『1色刺繍と小さな雑貨』文化出版局編 著、 樋口愉美子 デザイン・製作(文化出版局 )
人気刺繍作家・樋口愉美子さんの作品に挑戦できる1冊です。刺繍糸一色で表現できる図案が抜粋されており、さらに布小物のレシピと合わせて紹介されていいます。自分用に作っても、プレゼント用にしても素敵に仕上がること間違いなし!私もこちらのレシピを参考にたくさん作品を作りました。
アンティーク調が好きな方におすすめ
▪️『赤い刺繍とアンティーク・テキスタイル: ヨーロッパの古いサンプラーと子どものための図案』高橋亜紀(誠文堂新光社)
こちらは19世紀フランスの新聞よりイラストや文字を引用した図案がたくさん掲載されている1冊です。単線で表現されたアンティーク調の図案は、見た目ほど難しくなく、しかも一色で表現できるので、初心者の方でもチャレンジできます。他の書籍では見られない一風変わった図案がとても魅力的です。
簡単なのに華やかなクロスステッチが分かる本
▪️「いちばんよくわかる クロスステッチの基礎と図案500」(日本ヴォーグ社)
クロススステッチはたった一種類の技法をひたすら繰り返すことで完成するお手軽な刺繍です。細かい図案を見ながらの作業ですが、慣れてしまえば単純作業だけでできてしまいます。ワンポイントから大作まで500もの図案が紹介されており、道具から刺し方までクロスステッチの全てが分かります。
どこか懐かしいレトロなデザインが特徴的
▪️『クロスステッチで楽しむレトロ模様: 古きよき可愛い連続模様』遠藤佐絵子(河出書房新社 )
刺繍というと、華やかな図案をイメージされるかもしれませんが、こちらはレトロでノスタルジックな総柄が紹介されている一冊です。スロスステッチがベースなので、簡単なのに可愛らしい模様が簡単に刺せます。図案を繰り返していき総柄に仕上げていくので、クッションカバーやランチョンマットなどの面積が広いアイテムにも活用しやすいです。
2.実用的で取り入れやすいイニシャル刺繍
初心者から上級者まで楽しめる
▪️『アルファベット刺しゅう図案集』(主婦と生活社)
ゴシック調からポップ調、手書き風などいろいろな可愛いフォント図案が紹介されています。単に文字だけではなく草花でデコレーションされた飾り文字なども載っていますので、初心者から上級者まで参考になります。
上品さ漂うプリュムティが学べる
▪️『刺繍で描く イニシャルとモノグラム プリュムティ、ブティ、クロスステッチetc. 』マルティーヌ・バルテュス&中山久美子ジェラルツ(文化出版局)
こちらは中級者から上級者向けのシックなフランス刺繍の本です。イニシャルとモノグラムを表現するのにぴったりなプリュムティというぷっくりと仕上がるステッチを学べます。どこか大人っぽい雰囲気のイニシャルは、プレゼントに刺すのももおすすめです。
3.甘さ控えめ、ボーイッシュな刺繍本
黒板アーティストの図案が見られる
▪️『刺しゅうで楽しむ CHALKBOYの手描きグラフィック』CHALKBOY(学研プラス)
国内の黒板アート第一人者であるCHALKBOYさんが考案する、ゆるかわがおしゃれな手書き風の図案が紹介されています。花や動物などの甘い図案は載っておらず、ボーイッシュでかっこいいデザインばかりです。手書きラインを刺繍で表現するため、少々縫い目が粗くても気にならないので、初心者の方にもおすすめです。
マニッシュ&ヴィンテージ風の図案が魅力的
▪️『刺繍のエンブレム A to Z』atsumi(文化出版局)
頭文字がAからZのモチーフ図案を紹介している一冊です。どれも渋くて男性らしいイラストで、小さな刺繍でもインパクト抜群です。ただし、細かいステッチ技術が必要になるので、中級者以上の方におすすめします。
4.草木をモチーフにした可愛い刺繍本
▪️『ten to sen の模様刺繡 ハンドステッチで描く、素敵な模様の刺繡布 』岡理恵子(グラフィック社)
ワンポイント刺繍も魅力的ですが、やはり総柄刺繍がとても素敵です。総柄の図案が紹介されている書籍は限られていますが、その中でもおすすめなのがこちらの一冊!どれも基本のステッチだけで可愛らしい総柄を表現しています。たっぷり刺繍を楽しみたい方は、時間をかけて総柄の作品にチャレンジしてみましょう。
大人な雰囲気のアップリケ刺繍が分かる
▪️『樋口愉美子のアップリケ刺しゅう 』樋口愉美子(日本ヴォーグ社)
アップリケ刺繍は子供が喜ぶ可愛らしいデザインが多いですが、こちらは色を抑えて大人っぽく仕上げたおしゃれな作品が掲載されています。アップリケ刺繍はステッチ数が少なく短時間で仕上がるので、忙しい方におすすめです。
立体的でうっとりする作品が見られる
▪️『物語からうまれた刺繍とノスタルジックな布小物』浅賀菜緒子(文化出版局 )
動物や木の実などがモチーフのForest 、きれいな花がモチーフのFrowers、本や王冠などが紹介されているTreasurの3章に分かれており、まるで絵本を読んでいるような気分に浸れる刺繍本です。紹介されている図案は決して多くはありませんが、一つ一つ丁寧に刺したい人におすすめします。
5.一味ちがう、個性が際立つ刺繍本
和とクロスステッチを組み合わせた珍しい本
▪️『和のクロスステッチ図案帖 (日本の粋なデザイン)』遠藤佐絵子(日本ヴォーグ社)
和刺繍は刺し子などが主流ですが、こちらは手軽に楽しめるクロスステッチを使った和風図案が分かる一冊です。日本古来の模様が78つも紹介されているので、色々な小物にアレンジできます。刺繍糸の色を変えて刺すと雰囲気がガラリと変わりますので、オリジナリティも出しやすいです。
本格的な和刺繍がこれ一冊で分かる
▪️日本刺繍の「いろは」沖文(日本ヴォーグ社)
本格的な和刺繍は特殊な技術が必要ですが、それが一から学べる一冊です。絹糸ではなく、一般的に売られている木綿刺繍糸でさせるようにアレンジされているので、洋刺繍と合わせて楽しめます。ワンポイント図案から大きく華麗な図案まで載っているので、スキルに合わせて色々試せます。また、 帯留めや半襟、がま口など他では学べないアイテムの作り方も合わせて紹介されているので、和テイストが好きな方にはぜひ読んでほしい本です。
かわいいのに難しくないビーズ刺繍が分かる
▪️『ビーズがかわいい刺繍ステッチ』遠藤 安子 (グラフィック社)
ビーズ刺繍は少ないステッチでゴージャズな作品に仕上がる人気ジャンルです。その他の刺繍とは異なるステッチを使うので、慣れないうちは難しいかもしれませんが、この書籍では初心者向けから超上級者向けまで4ステップに分かれて解説されています。そのため、最初から順にマスターしていけば、高度な作品も作れるようになります。
▪️『刺しゅうの基礎』 安田由美子(日本文芸社)
刺繍だけではなく手芸をほとんどしたことのない方でも学べる一冊です。糸の通し方から基本ステッチ、バリエーション豊富な図案が解説されているので、購入したらすぐ作品を作り始められます。また、一般的なフランス刺繍を始め、ビーズ刺繍、リボン刺繍、アップリケ、クロスステッチなど、ジャンル問わず学べます。